コーヒーショップとワニの夢

にゅい @lanuit2012

また鮮明な夢をみたので、自分向けの記録としてツイートしてから寝るとしよう。昨日の朝のものほどドラマチックではないので、皆さんには面白くもなんともないだろうけど。しかし家族が出てくる夢で、父が出てくる回数がやたら少ないのは何故だろう？そんなに影が薄いわけでもなかったと思うんだけど。

にゅい @lanuit2012

夢の中で私は5階建てのマンションに住んでいた。もう数年。一人暮らしだったけど、母も兄も出てきたから、たぶん近所か、同じマンションに住んでいたのだろう。私は一番上、つまり5回の5号室に住んでいた。イマドキのきれいでお洒落なマンションではなく、かなり冴えない外観で、そして古びていた。

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マンションといっても、それは「3階以上の高さがある」からで、これが2階建てなら確実にアパート（しかもボロい）だったろう。とにかく、そういうわけで家賃はとても安かった。私は冴えない外観も適度に古びた感じも気に入って住んでいた。

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何故だかは分からないけど、私は明らかにこのマンションを「アパート」と誤認していた。夢の最後まで。どうでもいいといえば、どうでもいいことなんだけど。マンションとアパートとの違いをわざわざ調べたことがある身として、この勘違いはちょっと興味深い。

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このマンションには私よりちょっと年上くらいの女性が住んでいて、マンション管理委員会と住民との窓口、みたいな立場を任されていた。眼鏡がよく似合う美人で、いつ、どんな時に見かけても、きれいな服装をしていた。このヒトに「部屋着」っていう概念はあるんだろうか、と思ったくらいだ。

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このマンション、私のアパートをそっくりそのまま規模だけ大きくしたような代物で、1Kユニットバス付和室、という点は変わりないんだけど、他の人の部屋の広さは11畳くらいは軽くあった。そして何故か私の部屋だけは現実の通り四畳半のままだった。さて、ようやく夢の本題に入る。

にゅい @lanuit2012

ある日、私は階段を降りている時、自分の部屋の真下に位置する部屋の主が変わっていて、しかも住居ではなくてお店になっていることに驚いた。のぞいてみるとコーヒーショップで、店主は在日米軍を若くして退役した軍人さんだった。客層の半分くらいは彼の友人なのか、アメリカ人が多かった。

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私は表の看板に分煙とも禁煙とも書いていなかったのが気になって、コーヒーとサンドイッチを注文するついでに「タバコって喫えますか？」と聞いてみた。彼は苦笑して、もちろん喫えるけど、管理組合がうるさいから看板に書けないのだ、と答えた。

にゅい @lanuit2012

店内は、普通の部屋と違ってユニットバスをなくすことでスペースを大幅に広く取ってあり（勿論お手洗いはあった）、不要な壁も取り除くことで、開放感がすごくあった。ちょっと柱が多いコーヒーショップという感じ。テーブル式の古民家カフェと言ったら多少イメージが近いかも。あんなに広くないけど。

にゅい @lanuit2012

これは実にいいお店が出来たな、と私は思った。徒歩1分でコーヒーとタバコが楽しめるお店があって、しかも店主は軍人さんだ。話を聞いてみると、どうも実戦経験もあったらしく、取材の対象としてもすごくいい。何より話が合った。私には珍しく初対面からずいぶん色々と質問したり話したりしたと思う。

にゅい @lanuit2012

そこに、件の眼鏡美人の管理人さんがやってきた。店主さんは露骨にイヤそうな気配を放っている（笑顔ではあった）。店主さんの反応は妥当で、管理人さんが持ちこんで来たのは、お店（というより、ガイジンの軍人がやってるお店でお客もガイジンが多いってこと）に対する住民からの苦情のまとめだった。

にゅい @lanuit2012

店主さんはあまり交渉ごとが得意ではないらしく、管理人さん相手に尻込みしながら話している様子さえあった。まあ飲食店が隣や近くにある住民の気持ちは勿論わかる。管理人さんも「申し訳ないですけど」こういう苦情が出てますから対応してくださいね、という丁寧な物腰で、その場は収まった。

にゅい @lanuit2012

管理人さんが帰った頃、気がつくと窓の外はもう夜で、窓から大きな川（隅田川くらいあった）と、その両側で繁華街の光が輝いているのが見えた。いい風景だな、と思って眺めていたら、ちょっと信じられないようなものが視界に飛び込んできた。

にゅい @lanuit2012

巨大な、それも小型の貨物船くらいありそうなワニが、ぬっと水面に浮上しきて、鼻先と眼だけを水面に出して泳いでいた。何故かそれに驚いているのは私だけで、すぐ近くの艀なんかは、鼻づらの真横を平然と通り過ぎていく。ワニが少し気まぐれに鼻を振っただけで、あの艀は吹っ飛んでしまうというのに。

にゅい @lanuit2012

文章にしてしまうと、どうということはないけど、あのワニを見た衝撃は凄かった。恐ろしげな姿で、それでいて女王のような風格のある姿に（どうしてか分からないが、私には雌の個体だと分かった）私はじっと見入っていた。店主は、ワニなんかを珍しいもののように見ている私を面白そうに見ていた。

にゅい @lanuit2012

夢はここでおしまい。仮眠のつもりで、下手な本眠よりぐっすり長時間眠ったことに驚いて起きた。それにしても困った。7時半くらいには起きたほうがいいのに、今から本眠の薬を飲むわけにもいかない。頓服を飲んで寝直そうか。夢のツイートに、こんなに時間を使うとは思わなかった。

にゅい @lanuit2012

そういえば、兄と母とが登場した気がするんだけど、どの場面で、どんなことをしていたか、何を言っていたか忘れてしまったし、まあ、いいか。覚えてないってことは、大したことじゃない。