角界最重量力士である大露羅が9月場所を以って引退することになった

大露羅敏(おおろらさとし Анатолий Валерьевич Михаханов アナトリイ・ヴァレリエヴィチ・ミハハノフ)はロシア国籍のブリヤート人。 ブリヤートとはバイカル湖東側湖畔を覆うモンゴル系の民族集団のことでモンゴル帝国に服属したこともあり、明や清には飲まれることはなく西からやって来た帝政ロシアに吸収された後にソ連を経てロシアになっても独立を選ばずロシアに残留することになった。 大露羅の呟きはモンゴルと言うよりもやはりロシアでありモンゴル系のブリヤート人は名前もさることながらロシア化をしていることが分かる。 16歳の時に北の湖親方がスカウトして入門することで史上初のロシア出身力士となる。四股名の名付け親は今は亡きポール牧である。 ※その後に阿覧、若ノ鵬、露鵬、白露山、阿夢露とロシア出身の力士が出て来るが次々と引退、廃業して行き残すは大露羅だけとなった。 続きを読む
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