人魚と田舎娘

【多忙】アドク🐯🤍⇄めめルク❄️🖤 @adoc_1756mrus

海辺に住む田舎娘と、美しい人魚マリにゃぴのファンタジーラブストーリー(ねえよ)

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漁の手伝いから帰ってきた田舎娘が帰路につく途中、岩陰で人が倒れてるのを見つけて近くまで行くと下半身魚の美少年だったことが判明する。→絶対腰抜かすわな

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人魚ウスと田舎娘、主要キャラのビジュアル。 pic.twitter.com/qPR81z9EIh

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田舎娘「がいこくずん(外国人)かァ？おーい、起きろー」 (目線を移動) 田舎娘「…ひいっ…魚…？！母ちゃあああん！！バケモンおるー！！はよ来てけれー！！」 (なおこちらの方言、全て捏造)

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母「なにぃ、どしたのぉ。」 田舎娘「これ!」 母「…これはおどろいた。ケガしとんね、ちょっとアンタ運んでけろー」 (何と軽トラの荷台に人魚ウスを載せる母。荷台からはみ出す尾ひれ) 田舎娘「これ、完全に出荷する魚だよ?だいじょぶか?」 母「すーぐ近くだからいいのいいの。」

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母「それにしても、アンタえらいもの見つけてきたもんだねえ。」 田舎娘「人が死んでるかと思ったんだよぉ…そしたら、下半身魚だなんて…」 母「これは人間なのか、魚として扱っていいのか…」 田舎娘「魚だったら、この人干からびちゃうよ。」 母「うーん…それなら…」 (風呂に水をためる母)

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田舎娘「何してんの、母ちゃん。」 母「魚なら、水槽がとりあえずいるだろうから。半分人間なら、水道水でもだいじょぶだろ?」 (湯舟に入れて手当する母と娘) 田舎娘「私、どうなっても知らんど?」

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?「…あれ…ここどこ?!」 田舎娘「ん?風呂場から声聞こえた!!母ちゃん!!なんか声聞こえた!!」 (母、水産の仕事に出かける。いない) 田舎娘「仕事行っちゃったかぁ…」

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田舎娘「やっぱ、すんげえがいこくずんだぁ…きれいなお顔してる…」 ?「あの、ボクはなんでここに。」 田舎娘「喋った…!!アンタ、日本語分かるの?」 ?「うん。」 田舎娘「アンタ、浜辺で倒れてたんだぁ。」 ?「お家に帰らなきゃ…王女が待ってる…!」

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田舎娘「…そういえば、名前聞いてなかったな。おらぁ、みつこって言うんだ。」 ?「ボクはマリウス。」 み「マリウス…やっぱり、外国の名前だ…名前まできれいなんだなあ。お家、どこにあるの?」 マ「ずっと遠くの誰も知らない王国。今日、王女との婚約の日なんだ。」 み「王子様だったの…そうかぁ」

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み「でも、帰れねえよ。ここは日本だ。アンタの言う、海の国はきっと遠い。ケガ治るまで、家にいていいから。ゆっくりしていき。」

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いずれ、人魚ウスさんは田舎が気に入ってしまい、好きでもない王女との婚約も破棄する。 しかし、怒った女王(人魚ウスの母)は怒りに狂い、人魚ウスがいる町を嵐に巻き込む。一緒に過ごすうちにひかれあうようになっていった、人魚ウスと田舎娘みつこは2人の力で嵐を鎮める。

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怒りを、2人の力で鎮められたことで本当の愛が、2人にあるという事を女王は知り、2人が一緒になることを認めた。人魚ウスは女王から足を授かり、田舎娘と幸せに暮らした。 オチがない、以上。どこのリトル〇ーメイドやねん。

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マ「…あっ…お腹鳴っちゃった」 み「長旅だったからな、仕方ねぇ。ちょっとまってて。」 (魚捌いてくる) マ「これなあに？」 み「今朝水揚げされた魚。うんめーぞ！…あ、魚って大丈夫…」 マ「すごい！こんなふうになった魚初めて見た！(めっちゃ食べてる)」 み「ああ、アンタ魚大丈夫なんか。」

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マ「人魚も魚は食べるよ。あとは海藻とか。」 み「そうか、そりゃ逞しい王子様だぁ…それなら安心して、お家帰れるなあ。傷はよぉ治るといいね。」 母「みつこー、ただいまー！おお、王子様もお目覚めで。ごめんなぁ、こんな狭い水ん中で。」 み「傷塞がったら、海に帰してあげんとね。」

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母「でもアンタ、お風呂どうするの？」 み「…生け簀…」 母「は？」 み「事務所の裏にある生け簀！！」 母「ああ、海水だしねえ。アンタいいこというね。王子様、それでもいい？」 マ「良くわかんないけど、大丈夫。」

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母「んじゃ、ちょっと失礼しますよ。」 (トラックの荷台に載せて走る) マ「これ、なんの乗り物？？すごい早いね！！」 み「マリウス！隠れてて！やってること、違反だから！」

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母「さあ着いたよ。」 マ「すぐ近くだね。これ、ボクのお家？」 み「傷が治るまでだぁ。治ったら海に帰れる。」 マ「さっきより広いね！のびのび泳げるー！…でも1人なの？」 母「みつこ、アンタ王子様の面倒見てやってくれんか？今、夏休みだし。アンタ暇でしょ？」 み「私が王子様の？！」

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母「これから繁忙期だがらねえ…悪いけど、いい？」 み「わがったよぉ。よろしくね、マリウス。」 マ「よろしく！」

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(しばらくして…) み「おはよう、マリウス。」 マ「おはよう！ミイ。」 み「その呼び方、やっぱ照れるなァ…」 マ「ミイって、とっても可愛い人だよね。」 み「えっ？！アンタ…！急に…どした？」 マ「そういうところが可愛い。」 み「変なお世辞やめてけれぇ…傷治ったな…これで海出れる。」

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み「あ。もしもし、母ちゃん？マリウス、海でれるよ。傷治ったから。」 母「わがったよ、また運んどくね」 み「じゃあな、私今日登校日だから、もう学校いっでくる。」 マ「行っちゃうの…？」 み「急がんと、遅れる。これでさよならだぁ…ありがとう。じゃあね…」

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クラスメイト「最近、みっちゃんちょっと変わったかぁ？」 み「は？何言ってんの？」 ク「アンタ、恋でもしとんだろ？」 み「変な冗談よしてけれー、んじゃ帰るわ。」 ク「はいよー。ありゃあ、絶対怪しい…」

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み「おらが恋？んなわけあるか…おちょくるのも、いい加減にしてほしいわぁ…」 (海沿いを歩く。) み「うわぁっ！！」 (風に煽られ、海に落下。泳げない。) み「ああ！助けてぇ！！誰がァ！！」 (もがくが、沈んでいく。) み(ああ、おら死ぬんだ…最後に綺麗な人を出会えて、良がっだ…)

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「どんくさいワタシは、美しい人魚に助けられた。」 田舎娘と人魚ウス。 pic.twitter.com/BDsJa92Jsv

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み(…綺麗な人…やっぱり、おら死んじまったかぁ…) (海に帰ったはずのマリウス、みつこを抱きかかえて水面へ浮上。) マ「ミイ、大丈夫？ミイ！起きて！」 み「(目を開けない)」 マ「死んじゃダメだ…ミイ…ボクだよ。ほら…」