でも本当は肉を食べると元のユリピの姿に戻っちゃうからなんだ 荒々しく獣のように肉に食らいつく化物の姿を見せまいと子ユリに教えこんでるけど子ユリは寝しなに母ちゃんどうして食べちゃダメなのってたずねてくるしパイは優しく撫でてやりながらさぁ早く寝るんだとしか言えない
2018-10-14 18:20:50ダムに言えず悩んでるパイが帰ってきたダムにやんわり褥を断ったり最終的に断りきれずユリがふかく眠る横で優しく抱かれたりなどして欲しい
2018-10-14 18:30:11自傷が止められなくてあまりにも痛々しいので見ていられず自分の指先を切ってそこから少し血を垂らしてやるパイ おいしそうに舐める子ユリ このまま大きくなったらこれじゃ足りないことから目を逸らしながら腕の中の子ユリを慈しむパイ…ゥグ…
2018-10-14 18:30:42まだ、3人で、ゆっくりしていたい…とか出すのはやんわり断るのいじらしいので ユリが起きるのでクソデカにはならない 作る時は知りません
2018-10-14 18:33:16自分がしてきた行いが間違いだなんて気付いてるけどそれならどうして出会ったのか どうすればよかったのか 子ユリが寝たあとあかりも無い部屋で1人で考えてると帰ってきたダムがどうした?疲れたか?ってパイの肩をさすってくれるし触れられると苦悩が消えるような心地になるのでついそのまま抱かれる
2018-10-14 18:34:10明かりのない部屋で呼吸だけが響く合間に 幸せか、と聞いてくるパイ 幸せを運ぶ蝶ユリシス…本人はどうなんですかね 次の日起きたら目元が赤いパイ 子ユリはあくびをしている
2018-10-14 18:37:33幸せになっちゃ悪いのか 俺の幸せは人の犠牲の上に成り立つ それでも それならどうして…ってダムの健やかな寝顔を見ながら考えるパイ よく見れば目尻に皺がある 昔はなかったのに いつまでも歳をとらない自分とダムの距離が少しずつ開いてることに気分が塞ぐパイ 夜が長く嫌になるパイ…
2018-10-14 18:42:23「ユリはあれから熱病にかかり3ヶ月も持たずに死んだ。小さな身体は温まらず、最後は雪を抱いているようだったよ。嫁もそこから少しづつ床に臥し、2年ほど生きたが冬を越えずに同じような症状で死んだ。」「なぁ、俺達は何がいけなかったんだ…一体…求めすぎたと言うのか…?」とか言ってくるやつ
2018-10-15 01:26:43熱病なのに雪を抱いてるように冷たくなっていくユリをどうにか温めてやれないかと強く抱いて涙を流しながら「悪かった、俺が悪かった」って何度も謝るパイ 誰に対しての罪なのかも分からないまま次第に自分にも同じ症状が出た時 不思議と"許された"気持ちになってしまったんだ…
2018-10-15 01:31:16頼むからお前まで俺を置いていかないでくれって冷たい手を握りながら少しでも熱を分け与えようとするダムに謝りながらもまたきっとテメェに会いに行くよって笑って目を細めたきり眠るように息を引き取ったパイ 雪の中墓を作りただ眺めながら冬を越し春になり雪が溶け どこからか青い2匹の蝶が訪れる
2018-10-15 01:37:30熱病の症状に冒されたパが「体の中に春を感じる、もうそこまできているんだな」とか言い出した時にユリみたいな事を言うな!俺を一人にするつもりか、春なんて来ない!渡してたまるものか!と泣くダムの話はある…ユリの時は春を見せてあげようと足掻いたがこの生き物は春になると死ぬと理解してしまう
2018-10-15 01:38:09蟲師ダムパイのパイ、1人で生きていると雪の中佇んでいるような寒さを感じていたのにダムと出会い触れ合ってる間だけは暖かくうまれて初めての春を感じたんだろうな…………………………と思うともう…………………………………
2018-10-15 01:41:39ぽっと現れてどこから来たか身寄りもなく戸惑ったような怖れをなしたような様子の最初の出会いとか、訝しむ村人を説得して歳が近いからと引き取る天涯孤独のダム想像がつく 最初は友達になるだけでよかったのにお互い惹かれあうにはそう時間はかからなかったんですよね
2018-10-15 01:45:40実際もヴィータの体に寄生して自我が生まれ最終的に相手を好きになってしまった蟲みたいなものだから…まあ…抱かれながらあつい、あつい、と繰り返すからこの時あたりからまあ予兆はあったしユリがお腹にいる時精をつけろと猪などをダムは狩るが極力口をつけないようにするパ…
2018-10-15 01:52:25