- JunaSakaki_SS
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ぐだがレムレムする時はたいてい誰も居ない廊下とか、人が居ない時の談話室とか、人の目がないところなので、そこに通りがかったクリプターズは毎回肝を冷やしている。
2018-10-23 05:47:43ベリルとキリシュタリアはとりあえず手近の女性職員に渡す。デイビッドは上着をかけてやる。ぺぺは空調の効いている部屋に放り込む。ヒナコは起きるまで傍で本を読む。オフェリアはおろおろしながらマシュかかけるものを探す。カドックは内心キレながら部屋まで運ぶ。
2018-10-23 05:47:55「せめて誰か居るところにしろよ💢 何でわざわざこんなとこで寝るんだよ💢💢 僕でも流石に寝ないぞこんなとこで💢💢💢💢」
2018-10-23 05:50:08みたいな。ロシアでは本当にヤバかったけど、それはそれとして普段から生活リズムは乱れがちなイメージがあるカドック。
2018-10-23 05:50:45ベリ「カドックさー、お前不能?」 カド「(むせた)ッいきなり何だよ!? 変な事言うなよ危うく気管に入りそうになっただろ!!」 ベリ「それはすまん。けどちょっとお前強すぎないかと思って」 カド「何がだよ」 ベリ「半回り下とは言え女にペタペタくっつかれて欲情しねえの?」
2018-10-25 19:18:05カド「して欲しいのか」 ベリ「ぶっちゃけ見たい」 カド「海か山かの希望ぐらいは聞いてやる」 ベリ「おっやるかぁ?」 カド「言っとくがぺぺはまず間違いなくこっち側だぞ」 ベリ「げぇ。ペペロンチーノを味方につける気かよ」 カド「お前に単身で勝てるなんて思ってないよ」
2018-10-25 19:21:16ベリ「で?」 カド「は?」 ベリ「実際のとこはどうなんだ。あれだけ解りやすいのも類を見ないが」 カド「何がだ」 ベリ「……えー……お前……」 カド「何。何だよ。何で僕ドン引きされてんだよ。何か変な事でも言ったか僕??」
2018-10-25 19:23:53ベリ「知らぬは本人ばかりなりって言葉をこれ程体現してる事ってそうないぜ。人を見る目は相当あると思ってたんだがな」 カド「……何を言ってんのかまるで解らないけど、それこそ知らぬは本人ばかりなり、なんじゃないのか」 ベリ「あー、成る程ねえ。そこら辺は解るんだけどなあ」
2018-10-25 19:27:10他人の矢印はばっちり把握しているのに、自分に向いている・自分が向けている矢印に関してはまるきり鈍感なカドック。と言う話。
2018-10-25 19:29:21カドックの貞操観念は地獄の様に堅いと言うイメージがある。魔術師は体液を売って小金を稼ぐそうだが、カドックは元々の保有魔力量が多くない事もあって売った事なさそう。
2018-10-25 19:45:36↑これぐらいのカドぐだ♀成分を含むので、拒否反応が出る方は早々に立ち去った方が身の為です。
余談:キリシュタリアは絶対お金持ちだよねと言う話
人理修復中、自分達の年代に近いところにレイシフトすると、どうせ人理修復でなかった事になるからって実家の口座からお金を引き落とし滞在中の資金源にするキリシュタリア。何なら他の年代でも使える様にインゴットとかに換える。 カド「こいつ野に放っちゃいけない金持ちなのでは……」
2018-10-22 19:05:41キリ「流石に人理修復程の大事でなければやらないよ」 カド「逆に言えば人理修復レベルの大事であればやるんだな??」 キリ「金で解決出来る大事であれば使わない道理はないだろう?」
2018-10-22 19:05:510.冬木編
クリプターズのサーヴァントは冬木探索中(ゲームでチュートリアル召喚するタイミング)に召喚するよ。何ならその時にぐだもおこぼれに預かってサーヴァントを召喚しているよ。うちはアルトリアリリィが来るよ。
2018-10-23 00:59:35ロマ「所長、ひとつ提案が」 オル「何。手短に」 ロマ「霊脈を無事確保出来たので、召喚を試すのは如何でしょう」 オル「……そうね。マシュが居るとは言え、特異点の探索における戦力としては心もとないわ。いえ、何騎居たって心もとないと言えるのですけれど」
2018-10-23 01:00:06オル「……と、言う訳で、Aチーム7人。今よりサーヴァント召喚の儀式を行います」 オフェ「(挙手)」 オル「何? オフェリア・ファムルソローネ」 オフェ「あの、彼女も参加する事は可能でしょうか」 オル「彼女? 48番?」 オフェ「はい」
2018-10-23 01:00:18ベリ「あー、確かにな。マシュは召喚サークルとしての役割も持ってる訳だし」 デビ「彼女のサーヴァントではあるが、同時にカルデア全体のサーヴァントとも言えるのか」 オル「……。良いでしょう、許可します。48番も来なさい」 カド(……何だかんだと、オフェリアもあいつの事気にかけてるな)
2018-10-23 01:00:45ぺぺ「あら、後輩ちゃんのサーヴァント、随分可愛らしいじゃない。真名は?」 リリィ「私ですか? セイバー、アルトリア・ペンドラゴンと申します」 カド「ペンドラゴン?? えーっと、それはつまり……」 リリィ「はい、アーサー王と名乗った方が通りが良いでしょうか」
2018-11-08 13:30:27オル「アーサー王……って、あのアーサー王!? ブリテンの騎士王!? 女の子だったの!?」 リリィ「ええと、正確には本来の私そのものではないのですが……女性なのは同じです、はい」 キリ「そのものではない、と言うのは?」 リリィ「私は、史実に語られるアーサー王の歴史を体験していません」
2018-11-08 13:33:53リリィ「アーサー王の史実に出来た隙間、もしこうであったなら、と言う「もしも」の姿。それが私なんです。……ですので、ご期待いただく様なアーサー王としての活躍は、出来ないかも知れませんが……」
2018-11-08 13:36:12ぐだ「それは一緒に頑張れば良いんだよ。何にしたって、ひとりじゃ解決出来ない事なんだから」 カド「流石に、そこまでやられたら立つ瀬ないしな。持ちつ持たれつなのはこっちも変わらないさ」
2018-11-08 13:38:41ぐだ「それよりも」 眼前の少女が、ふわりと自分の手を取った。 あどけない少女のそれは、自分よりもずっと柔らかくて、少し力を込めたら折れてしまいそうで。 それでも、その時の自分には、何よりも頼もしく思えたのだ。
2018-11-08 13:41:16