バラエティ番組「世界の果てまでイッテQ」やらせ疑惑報道と謝罪放送

疑惑報道のきっかけ（2018年11月15日号 週刊文春報道）

週刊文春は世界の果てまでイッテQで「世界で一番盛り上がるのは何祭り？」という企画で5月20日放送分の「橋祭りinラオス」。実際の放送では、自転車で祭りに見立てた全長25メートルの板を渡り、スピードなどを競う祭りだと紹介した。
ビエンチャンに赴任する日本人の駐在員はラオス祭りの橋祭りなんて聞いたことがないと、祭りの存在を否定。
（文春オンライン　日テレ「イッテQ！」にラオス「橋祭り」やらせ疑惑 2018/11/07より）

ラオス情報文化観光省の関係者　(2018年11月7日　FNN PRIME報道）

FNNの取材に対し、日本テレビのバラエティー番組で、「橋祭り」と紹介されたイベントについて、「ラオスの祭りでも文化でもない」と強く否定した。

撮影の認可作業に関わったこの人物は、「『祭り』を紹介する企画だと、事前に知っていたら許可は出さなかった。なぜなら、このイベントは、本当の祭りではないからだ」と話している。

また、「日本人は、誠実な人たちだと思っていた。今後は、もっと申請を精査する必要がある」と述べ、政府内で対応を協議していることを明らかにした。

（FNN PRIME 2018/11/09)

タイ・カリフラワー祭りも？

サイヨン村の村長
「テレビ番組のコーディネーターを夫に持つ地元住民から『日本のテレビが来るのでラコーン・サン（短いドラマや芝居）を作りたい』と言われ、開催した。話し合いの中で去年は野菜の値段がとても安かったこともあり、カリフラワーを使ったゲームをすることになったのです。当日は年に1度の子供の日で、あのゲームは収穫を祝うものではありません」
と否定。
（文春オンライン　2018/11/14より)

日本テレビ社長が謝罪

実際にはない祭りをでっち上げた疑いがあると週刊文春が報じた問題で、日本テレビの大久保好男社長が15日、謝罪。
（テレビ朝日 報道ステーション 2018/11/15より）

2018年11月18日　冒頭謝罪テロップ

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