【2018シーズン雑感】大宮アルディージャの歴史観とか理念とか

Zdenko @PO6qmzXGZLZ1QCi

横谷は結構好きな選手だっただけに残念。技術を持ちつつ泥臭いプレーもできるのが彼の魅力。個人的に印象に残っているのは伊藤政権でライン間やライン裏などスモールスペースでボールを受ける動きとSHながらフィニッシャーにもなれるポジショニング。伊藤政権が続いていれば日の目を見たかも #ardija

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詳しく分析していたわけではないけど、個人的に伊藤政権において問題だったのはDFラインを突破した後のゴール前にかける人数が足りなかったことだと思う。ライン裏を利用でき、ゴール前にも顔を出せる横谷にとって伊藤監督退任はある種の分岐点ではなかったか #ardija

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ちなみにだが、伊藤元監督を庇うわけではないが、ゴール前にしっかり人数をかけるということに関してはヨーロッパの最前線で活躍するコーチでさえ選手への意識付けは難しいと記事で読んだことがある。 #ardija

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それを差し引いても、きちんとライン間やライン裏を突くというコンセプトがあって、実際にそういったスペースを利用できていた伊藤監督の手腕に対しては評価がされるべきであるが、我がフロントはそれをどう捉えているのか。渋谷監督や石井監督はそういった経緯を踏まえての就任なのか #ardija

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ひいては、現在の監督探しはそのような背景を踏まえての議論がされているのか。「クラブの歴史」とは簡単に言えるが、本当の意味で歴史を語れるクラブとは失敗の過去も成功の過去をも、次の一戦に活かすため努力のできるチームだ #ardija

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こういった視点で考えると、今回のJ1昇格失敗という事実は、今シーズンの結果や石井監督の手腕だけでは語れない歴史的な文脈で考えられる必要がある。何故ベルデニックで失敗したか、何故渋谷政権の成績を維持できなかったのか、何故万年降格候補で居続けたのか #ardija

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話を広げれば、日本という国は戦後、戦中にあったことを臭いものには蓋で全てを一色端に「悪いもの」としてゴミ箱に押し込めて、何故戦争になったか、何故敗戦に至ったかという視点が決定的にかけている #ardija

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過去を神聖化して分析の余地をなくすことも未来をあまりに理想化して、適切に現在のあるべき姿を模索できないのは過去や未来に関わる全ての人間に対する冒涜だ。そういう歴史観があるのか、今後どういうチームにしたいのかが明確に大宮アルディージャというクラブにあるのか #ardija

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そういったコンセプトは今現在感じられないし、それがないクラブには選手もサポーターもアルディージャの試合を観ただけの人にも魅力を伝えることなどできるはずがない。監督選びはサッカーの内容に関わるクラブの根幹中の根幹にある問題だ #ardija

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このクラブはJ2で力を付ける時期と見るか、それとも何がなんでもJ1に上がらなければならないのか、そういった判断というのは上述したクラブの歴史観の延長線上にあるべきもので、そういった視点に欠けるチームが停滞するのは長期的にみれば必然である #ardija

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おいおい、何気取って日本の歴史なんか持ち出してるんだなんて、思う人もいるかも知れないけれども、国の歴史もサッカークラブも人が創るものであって、ましてや国の歴史は星の数ほどいる国民が歩んだ歴史の集積なんだから妥当性がないわけない #ardija twitter.com/PO6qmzXGZLZ1QC…

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ましてや、我がフロントはJリーグでも稀にみる日本人的組織（悪い意味で）なのだから日本人とはなにか、という視点は必須。 日本の青春である明治時代はどう創られたかといえば、根底にあるのは鎖国と中国が欧米に侵略された外的刺激にある #ardija

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これを大宮に置き換えれば、J2では外国人監督や国内の若手指導者が戦術的に様々な試みをしており、J1でもDAZNマネーによるスーパースターの移籍、チームで見れば川崎はJの歴史でも稀にみる完成度を誇るチームだし、神戸のビッグクラブ化も着実に行われている #ardija

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降格争いをしたクラブを見ても、ジョーがいて風間監督率いる名古屋、トーレスや金崎を獲得した鳥栖、先進的な戦術でカップ戦を制した湘南など戦々恐々とせざるをえないチームがひしめき合っている #ardija

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こういった状況を鑑みれば、大宮の現状を幕末の日本に置き換えることもあながち無理矢理とは言えない。明治時代の栄光を誰が作ったかと言えば、紛れもなく江戸時代を生きた武士であって、それまでの日本の歴史を支えてきた人達だ #ardija

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高度経済成長をとってみても時代だけ見れば戦後ではあるが、中核になったのは戦争を戦った方々であって、これも歴史を自らが背負い、引き継いだ結果だ。 #ardija

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さて、こういった視点がある中、我がフロントはどう判断をするのか。ただJ2に残ってしまったとみるか、これまでの負債が招いた結果であると見るか、話のスタートはそこだ。失敗は成功の母と言うは易し行うは難し。クラブの栄光を勝ち取るために賢明な判断を望む #ardija

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コイツ馬鹿かよ、頭おかしくなったんかと言われるかも知れないが、端的に言えば「過去と未来に真摯に向き合う」「血を流す覚悟で改革を断交する」ことが必要だと思う。当然、生みの苦しみもある。批判もされるだろうが、どうか栄えある未来の一歩を今冬踏み出したい #ardija twitter.com/PO6qmzXGZLZ1QC…

Zdenko @PO6qmzXGZLZ1QCi

20周年をどう捉えるか。 一時的に好成績を出すものの継続的に結果を出すことはできず、アカデミーが優秀と言われながら活躍しているのは大山くらい。20年に誇りを持つことも大事だが、純粋にサッカーの内容をみれば何も結果は残せていない。 我々は20年の歴史を背負いながら暗い未来を臨む #ardija

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20年という節目を迎え、今シーズンの結果。改めてクラブがどうありたいか、どうあって欲しいか。こういった理念を根底から問いかける時期でもあるのではないか。 #ardija

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兎角、サッカーは今何が起こってどうなっているのか、が注目されがちだが、クラブとしてどういう理念で、どういう戦略で、どういう戦術で勝負していくかという点においては理論だったり、哲学というものが求められる #ardija

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自分でも小難しいことおっしゃいなさるなと思う半面、チームをただひたすらに応援することだけがチームのためになるだけでなく、各人がクラブにどうあってほしいかと考えることも大事なはず #ardija

Zdenko @PO6qmzXGZLZ1QCi

応援はできても、試合には決して参加できないサポーターはある意味で部外者であって、そういう立場で何ができるか。 まずは何より、上述した理念を個々人が考え、議論を深め、何らかの形で発信することだと思う #ardija

Zdenko @PO6qmzXGZLZ1QCi

全然具体的なこと言わないじゃんと思われるだろうが、今回のツイートはあくまで考えるキッカケにしかすぎないと思っている。自分もこれから考えていきたいし、せっかくここまで見てくれた大宮サポも色々な考えを巡らせてもらえると面白いクラブになると思う #ardija

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我がチームのビジョン、ちょっと寂しい。2019年をJ2で過ごすことになったので、J1上位定着は難しくなってしまった。 というか、なんだその中途半端な目標は。タイトル取ります、で良くない？ #ardija pic.twitter.com/mMCIv2J8UW

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