181216「 #WADAA2018 」
山口陽登選考作品つづき 高志保の家|山口博之+山城正士/建築意思|JT03 石垣島の躯体|垣内光司+吉岡寛之|JT04 東貝塚の納屋|403architecture[dajiba]|JT10 #WADAA2018
2018-12-16 14:31:18山口:批評性としてどういう視点があるか。共感性があるか、建築以外につながる点があるか、それを建築が表現できているか。そうした視点から選考しました。 #WADAA2018
2018-12-16 14:32:34藤村:それぞれキーワードが出ました。それぞれ建築家として大事にされていることかと思いますが、2018年をどう捉えているか。 #WADAA2018
2018-12-16 14:34:29WADAA会議2018を拝見しに上町荘。 個人的には閉じた内輪で賞(前回まで賞はあくまでもメタファーだったと藤村龍至さんが冒頭で発言)みたいなものを選定するような感覚が面白いと思ってたんだけど、今回からは開いていかれるとのこと。今後の継続と展開には期待。 #WADAA2018 pic.twitter.com/NV8q8KGxfx
2018-12-16 14:35:48森田:リノベーションにおいて情報を取捨選択する必要がある。真正性の裏返しとしてのフェイク、イミテーションがある。観光地化する京都において町家的意匠が求められる。建築のオーセンティシティを現代でどう考えるか。 #WADAA2018
2018-12-16 14:36:01選考作品の選定理由とキーワード 槻橋「離散性」 森田「真正性(ほんもの性)」 香川「論考が長めの作品」 阿曽「人の暮らし・前向きな明るさ」 白須「自邸・表現としてのリノベーション」 山口「批評性」 #WADAA2018
2018-12-16 14:38:31香川:オーセンティシティと呼んでいいのか。『千鳥文化』は京都で森田さんがされているようなこととは異なるリノベーションだと思う。一般的に価値がないようなものを残しているが、それを「文化人類学的に重要」というだけで説明できているのか? #WADAA2018
2018-12-16 14:40:25山口:東貝塚の納屋について、自分の中ですべて理解できていない。表現にはなっているが、線の多さなど理解できないことも多い。たくさんコミュニケーションしていて、それが表現になっている。それがどういう意味を持つのか? #WADAA2018
2018-12-16 14:45:45白須:西大井のあな。月評で雑誌に掲載する時期について書かれていたが、プロセスが終わらないということの価値について議論した。 藤村:竣工から何年以内ということが賞の条件になったりする。建築の作品性にも関わること。 #WADAA2018
2018-12-16 14:49:00香川:西大井のあな。手描きの図面があるので、そこに描かれていることがなされていない。途中の時点で載せられてもわからないことが多すぎる。 #WADAA2018
2018-12-16 14:50:31森田:西大井の穴。つくりつづける、完成がないこと、切断=穴としての提案なのでは。 香川:図面があるので、つくりながら考えるということでもないのでは。 #WADAA2018
2018-12-16 14:52:20森田:リノベーションは完成から離れていくのでは。 白須:完成することがないと本人たちは主張している。完成してないじゃないかという指摘は的外れかもしれない。 槻橋:アンビルドの新しい表現なのかも。 #WADAA2018
2018-12-16 14:54:22槻橋:西大井のあな。なぜ作品として切断する必要があるか。まちづくりはまちが良くなればよくて、作品化される必要はない。プロポーザル的表現なのでは。 #WADAA2018
2018-12-16 14:55:32門脇:西大井のあな。生活によって実践することが建築家としての提案になりうる。住まいながら改善すること、そこに設計者が関わりうるか。 藤村:リテラルな生きられた家を概念化しようとしているともとれる。 #WADAA2018
2018-12-16 14:57:16槻橋:節穴の家。技術を内部で脱臼させて再構成させているようで勇気があるなと感じた。施主は画家だそうで、その方の絵画も同じように脱臼させたような表現をしている。これを一般化するモデルと見ると貧しい芸術だけで表現することに賛同はできないけれど理解はできる。 #WADAA2018
2018-12-16 15:02:55「西大井の穴」について。香川「これは設計しただけで作品として成立しているのか。引っ越しました、ではないのか」切断・生きられた家・ドローイング #WADAA2018
2018-12-16 15:04:03槻橋:節穴の家。建築をぐらぐらにしたうえでほかのものに接続させていくような可能性があるのでは。 門脇:コストを梃子に表現することについては? 槻橋:貧しい建築というテーマがコストに集中することには懐疑的だが、コストに左右されずに脱臼を恐れない態度は大事。 #WADAA2018
2018-12-16 15:05:10森田:既存の構法を解体するという点では、伏見稲荷の納戸は、周辺の形式を建築に取り込もうとしている。ユーモアを想起させること。 #WADAA2018
2018-12-16 15:07:08香川:伏見稲荷の納戸。神聖な形式をいまの建築に取り入れようとしているけれど、構法としておもしろくてもこの建築の本質がそこにあるのかわからなかった。 森田:京都の土地性になかで、キッチュなモチーフを機能として建築化しているのでは。形式のリノベーション。 #WADAA2018
2018-12-16 15:09:13