終戦後ギャグ時空シリーズ

ケモ耳ジト眼娘十四朗 @Jyuusirou

響「……ん」ﾓｿﾞﾓｿﾞ おっさん「どした」 響「座り心地が悪いからもうちょっと足の開きを大きくしてくれないかい？」 おっさん「こうか」 響「いいかんじ」 おっさん「そうか……そうかじゃねえよ、なんで俺が椅子なんだよ」 響「IKEAよりはいい仕事してるよ」

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初月「……」サワサワ（おっさんの胸板を触る おっさん「え、なに……」 初月「胸筋の形がいい」 おっさん「そうか」 初月「歳の割にほんといい体してると思うよ」 おっさん「体が資本だからな」 初月「背筋もいい」 おっさん「どっかのクソガキを毎日抱えてるからな」

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プリンツ「おじさまぁ～髪の毛解かしてください！」 おっさん「あ、あぁ……」 プリンツ「ふっふふーん！」 おっさん（黙ってりゃ美人の類だな） プリンツ「ハラワタ引きずり出しとかー股裂きとかー」 おっさん「それ俺の殺し方か？」 プリンツ「はぁい！」 おっさん「あとでパフェ奢ってやるよ」

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おっさん「んがー……ん」 プリンツ「わぁ！グーテンモルゲンおじさま！ホットミルクどうぞどうぞ！」 おっさん「何入ってるんだ？」 プリンツ「沸騰しない程度に温めたミルクにたっぷりのお砂糖とヒ素！」 おっさん「そうか（流しに捨てる」 プリンツ「あぁ！」 おっさん「フレンチトースト食うか？」

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プリンツ「ケーキはいかが！」 おっさん（猛獣のケーキ屋さん） おっさん「一つ貰おうか」 プリンツ「はい！（対人地雷に生クリームとかでデコレートしたものを差し出す」 おっさん「これは、強烈だな」 プリンツ「弾ける美味しさなんですよ！」 おっさん「いいから伏せろ！！！」

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おっさん「仕事仲間は全員ツラがいい。多分、そういう意味で俺は恵まれてると思う」 鈴谷「そうなんだ」 おっさん「問題は中身がどいつもこいつも獣過ぎるんだ。まともに話ができるのはお前か加賀ぐらいしかいない」 鈴谷「そ、そうなんだ！」 おっさん「だから凄く助かってる友人として」

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加賀「趣味を持ちなさい趣味を」 おっさん「クリエイティブなのがいい」 加賀「フラワアレンジメント」 鈴谷「いや、おっさんそういうのやらないでしょ」 おっさん「習ったとおりに花を飾ってみた」 加賀「いいじゃないの」 鈴谷（どうしてそう変な方向に思い切りが……完成度高ッ！）

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響「プリンツに殺されるのが嫌なら先にプリンツを殺せばいいんじゃないの？」 鈴谷「攻撃的防衛手段」 おっさん「ダメだろ」 響「今更殺人に忌避感ってタマかい」 おっさん「金銭の発生しない殺しはダメだ」 鈴谷「あ、なんか（倫理観）ズレてるかな……」

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響「上だ、ハシゴでいくしか無いみたいだね」 おっさん「ああ」 加賀「上ね、ハシゴで行くしか無いわ」 おっさん「そのようだ（先に上る加賀さんの尻を見ないように顔を逸らす」

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鈴谷「おっさんの友達って誰さ。響？」 おっさん「友達ではないと思う」 鈴谷「はっち」 おっさん「（響の）友達」 初月「やったぜ」 鈴谷「プリンツ」 プリンツ「……（マチェットをチラつかせながら」 おっさん「友達だ。同時に仲間として信頼しているし腹を空かせたアイツを見ていると心苦しい」

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明石「好感度アラートよ、好意を抱いた人間が近付くとけたたましい音で鳴り響くわ。ちなみに音源は核ミサイルの発射警報」 おっさん「音源選択のチョイス……アンタの側にいても鳴らないんだな」 明石「ホルマリン漬けじゃないもの」 おっさん「ただいま」 響「おかえり」 おっさん（鳴らない、か）

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響「鈴谷と初月と加賀来てるよ」 おっさん「また断りもなく勝手に呼んだな。別に構わんが」 ｳｩｩｩｩｩｩｩ！！！！（アラート音 響「クソうるさい（半ギレ」 おっさん「まてまて、今止める」 鈴谷「ちょ、なにこの音」 初月「うるさい」 加賀「くるいそう」

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おっさん「これはだな……何でもない、とにかくすぐ止めるから待て。どうやって止めるか聞いておけばよかった」 加賀「しばらく掛かりそうならなにか飲み物でも買ってくるわ」 鈴谷「あ、じゃあ鈴谷も行くーお菓子欲しいし」 おっさん「止まった」 響「なにそれ」 おっさん「測定器みたいなもん」

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鈴谷「ふいー外さむぅ～加賀はお菓子選んで長くなりそうだから先に帰ってきちった」 ｳｩｩｩｩｩｩｩ！！！ 響「だからうるさいよ」 初月「何の警報？敗北者警報かなにか？」 鈴谷「はっち、今の取り消して」 おっさん「明石の開発したガラクタ。分かった、止めてくるから待ってろ」

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おっさん「電池何処で抜くんだこれ。クソ、ろくなもん作らねえなあのタコ女……」 加賀「なにしてるの？」 ｳｩｩｩｩｩｩｩ！！！！ おっさん「え、この壊れた機械の電池を」 ﾋｮｲ！ﾎﾟｰｲ！（加賀さんが遠くへぶん投げる 加賀「明石の発明品ね」 おっさん「知ってるのか？」

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加賀「予算を融通しているのは私よ？何を作っているのか聞く義務ぐらいあるわ」 おっさん「そうか……」 加賀「意外ね、明石の発明品を頼るなんて」 おっさん「まあ、学術的興味ってヤツ（高雄に使いたかったんだけどなあ）」

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加賀「本当に、ろくでもない物を作るわね彼女は。といっても八割ぐらいは有用なものを作るから無碍にも扱えないけれど」 おっさん「拾いに行かねえと」 おっさんの襟首を掴む加賀さん「いいのよ」 おっさん「でも借り物だぞ」 加賀「いいの（威圧）」 おっさん「はい」

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おっさん「て、訳で無くしちまった」 明石「まあ、それは……人間って脾臓がなくても生きていけるらしいですよ」 おっさん「そうかもしれんが俺はあったほうがいいと思う。すまん、埋め合わせはする。ていうか壊れてたぞアレ」 明石「まさか、プリンツさんと鹿島さんで試したばっかりですよ」

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おっさん「いや、でも止まらなかったぞ警報」 明石「……一回脳味噌解剖してみた方がいいかもしれませんねアナタは」

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ワニキャップおっさん「どうだ」 加賀「これは」 初月「ほう」 響「考えたね。その今どきギャグにもならないくだらない間抜けなワニの被り物を使った偽装か」 加賀「目の付け所が鋭い」 初月「年の功だ」 ワニキャップおっさん「お、おう、そうか……」

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ワニキャップおっさん「なあ高雄、これどう思う」 高雄「何って、それは……ぷぷ、やだもうおっかしーんだからあはは」 ワニキャップおっさん「だろ、おかしいよな？変だよな？まったくあいつら俺のギャグを変に解釈して」 高雄「でも一番おかしいのはあなたよ、あーはははお腹痛い」 おっさん「……」

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酔っ払い鈴谷「ウェスタロスはカリーシのものよぉ！」 酔い加賀「ラニスター派なの」 鈴谷「そんな雰囲気してるもんねぇ」 おっさん「ジョラー・モーモント見てると辛くなる」 鈴谷「それっ！あのドラマ推しの出番あると不安になるよねぇ〜高雄は誰好き？」 高雄「ラムジー・ボルトン」

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加賀「お年玉というのは、まあ知り合いの子供に金銭的援助を行う日本の風習よ」 おっさん「なるほど」 おっさん「鈴谷」 鈴谷「んーなになに？」 おっさん「これでいいか？（500ドル渡す」 鈴谷「えっ、ちょ、いいかって、こんな……こんなのじゃないの！！！！！！！（ガチギレ」

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加賀「で、新年早々引っ叩かれたの？」 おっさん「不満そうだったからもう500追加した」 加賀「言葉足らずだったわ。お年玉は袋に包むものなのよ」 おっさん「先に言え、往復ビンタ食らったんだぞこっちは」 加賀「そう……ふふ、ふふふ」 おっさん「笑うなって」 加賀「だって、おかしいんだもの」

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響「初詣とか面倒くさいし寒いし人が多いからいいよ別に」 おっさん「だ、そうだ」 晴れ着加賀「まあ、でしょうね」 おっさん「あんたの国の民族衣装か？」 加賀「おめでたい日に着るものよ」 おっさん「へえ、そうか……綺麗なもんだな」 加賀「………」