1/30 日本の【精神を浄化する文化】聖徳太子信仰

黒住玲・天惺靖智 太師 閤下 @RayCrosmy

@momo_sanpo 月に置かれたデータバンクはトップシークレットのはずですが、#天惺愛美 君がリークしてしまうとは。 オペレーターは #斎皇家 中枢の方に限られますから… 人類が絶滅しても大丈夫！ そんなこともあろうかと… は、気休めになるのでしょうか。 愛美君の感覚では保険をかけたつもりのようですね。

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日本の【精神を浄化する文化】について、聖徳太子信仰を中心に解説します。 法隆寺 夢殿の秘仏 通称 救世観音像は、450mもの長大な布でミイラのように巻かれて封印されていたことからも分かるように、怨霊封じのための像です。 没して約百年後に大流行した天然痘は、聖徳太子の祟りとされたのです。

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聖徳太子は子孫を滅亡させられたことを怨んで疫病を流行らせたので、その祟りを鎮めようと怨霊封じを行った、という伝承が、息長斎皇家にも伝わっています。 こう聞くと現代人は、 多くの人々を祟り殺す邪神 聖徳太子は存在を抹消すべき悪、と考えてしまいがちですが、 じつはそうではありません。

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もちろん、疫病が祟りという解釈は迷信にすぎませんが、 疫病を流行らせて人々を殺す邪神のイメージが存在しないと、大衆の精神を蝕む疫病に対する恐怖心を取り除いて精神を浄化することはできなかったのです。 当時は医療が発達していなかったので、大陸から来た天然痘への対策が後手に回りました。

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藤原四兄弟が相次いで病死したため、真っ青になった朝廷は、皇祖母神の祭祀を司る #息長斎皇家 に縋り付いて、国難を退ける天照大神の神託を求めました。 その結果生まれたのが、パニックを鎮めるために【和を尊ぶ心】を大衆の間に広める、聖徳太子信仰なのです。 没後百年を経ての復活でした。

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日本中で天然痘が大流行して、人々が恐怖に慄きパニックに陥ったとき、 皇祖母神・天照大神に神憑りした #斎皇 #明姫 （アカルヒメ）は、病魔を退ける【蘇民将来の策】を打ち出しました。 シルクの紙に記された当時の神託は、斎皇家が管理する紀州山中の伏蔵=耐火仕様の地下神蔵に保管されています。

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天然痘が猛威を振った天平の時代の人々は、 疫病は目に見えない疫病神=風神=鬼の仕業と考えていました。 天然痘のウィルスを擬人化したシンボルと考えれば良いでしょう。 その脅威を退ける具体的な防疫技術を大衆の間に広めるには、説話を用いた教育が効果的です。 昔々あるところに…ですね。

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疫病を退ける目的で、 水銀朱=丹土を司る太陽の女神 #丹生都姫 と 疫病を司る風神 #素戔嗚 （製鉄王）=#牛頭天皇 の夫婦神の共同作業によって、現在の広島県福山市の素盞嗚神社が建つ場所にあった宮で創作されて、 日本全国津々浦々まで、配下の秦氏の手で広められたのが、 #蘇民将来 伝説です。

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素戔と書いても蘇我と書いても読みは同じで、 #蘇我氏 の正体は、素戔嗚直系の子孫・ #息長斎皇家 の男衆です。 #蘇民将来 の蘇は、「蘇は我」と名乗った人々に由来します。 疫病神の素戔嗚は #武塔神 を名乗りますが、これは #巫 を指す #高天原言葉 で、素戔嗚を奉斎する男衆のことです。

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かつて中国大陸の山東半島の付け根付近から遼東半島に跨って居留していた、縄文系東夷の王族が用いた #高天原言葉 は、 #斎皇家 に妻問婚して生まれた高句麗へと受け継がれて、今も朝鮮半島の言葉として残っているので、 疫隈国社の #武塔神=#巫堂（무당／ムーダン）です。

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#高天原言葉 で武塔=#巫 を名乗り、素戔嗚に #神憑り して、#神威 を用いて免疫力を向上させることができるのは、#斎皇家 の男衆=蘇民しかいませんね。 風神 #素戔嗚 は疫病をもたらす祟り神でありながら、手厚くもてなす信仰の厚い人々には救いをもたらす神でもあり、 荒魂と和魂が同居しています。

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#息長斎皇家 の男衆は、疫病神 #素戔嗚 の化身 #武塔神 を自称しながら、日本全国津々浦々まで #蘇民将来 説話を広めました。 #斎皇家 の大家族制の御三家は、ほとんど又従兄妹までの間でしか婚姻関係を結ばないため、遺伝子の均一化が進んでいて、皆外見がそっくりなので、 武塔衆が勢揃いしたら…

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#息長斎皇家 の男衆が #天然痘 の被害を食い止めるために広めた #蘇民将来 説話は、迷信ではありませんでした。 牛角の頭飾りがトレードマークの #武塔神 達は『蘇民将来子孫之門』と書かれたお札が貼ってある家々を訪ねて、 #茅の輪 =血の輪を付けていれば疫病を避けることができると教えたのです。

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#息長斎皇家 の男衆が、牛角を模した冠で疫病神 #素戔嗚 に扮して、日本全国津々浦々まで配布した、 #天然痘 を免れる #茅の輪 =血の輪のお守りには、 天然痘に罹った牛を、素戔嗚に生贄として捧げてから、頭を切り落として採取した血に、丹土=水銀朱でウイルスを失活させたモノが塗られていました。

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#天然痘 は恐ろしい伝染病ですが、#種痘 と呼ばれる免疫力をつける技術によって撲滅されました。 天然痘に罹った牛の膿に含まれるウィルスを弱らせたモノに、予め触れることで、免疫ができて病気に罹らなくなるのです。 #疫病神 に扮した #斎皇家 の男衆が配布した #茅の輪 も、同じ仕組みです。

黒住玲・天惺靖智 太師 閤下 @RayCrosmy

#蘇民将来 説話と #茅の輪 潜りの祭祀が、牛角の疫病神=#牛頭天皇 （天王）信仰として日本中に広まることで、 #天然痘 ウィルスに対する防疫 #結界 が完成し、伝染病の流行は鎮まりました。 #息長斎皇家 が配布するお守りは迷信ではないのです。 この出来事を祝う #祇園祭 は今も行われていますね。

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じつは、 #牛頭天皇 信仰と #聖徳太子 信仰は、一体のモノです。 聖徳太子は #蘇我氏 の皇子=#素戔嗚 一族=#息長斎皇家 の男衆を代表して神格化された存在なのですから。 #斎皇家 の女衆を代表して神格化された #神功皇后 に匹敵する存在です。 この点を見誤ると、混乱が生じます。

黒住玲・天惺靖智 太師 閤下 @RayCrosmy

#聖徳太子 の荒魂は、 子孫が滅ぼされたことを怨んで疫病をもたらす畏れ多い鬼神です。 その神像に向かって「どうか疫病の流行を止めてください」と祈ることで、 多くの人の死に直面して動揺した大衆の不安を受け止めて安定させ、和らげることができます。 祈れば精神的な平安が得られるのです。

黒住玲・天惺靖智 太師 閤下 @RayCrosmy

#法隆寺 #夢殿 の #救世観音像 は、 疫病の流行によって生まれた、嘆きや悲しみといった負の感情を受け止めて浄化してくれる、精神的な安定装置なのです。 それによって、【和を尊ぶ】ことの大切さも再認識できます。 ですから、邪悪な怨霊=祟り神を封じた施設と考えるのは間違いです。

黒住玲・天惺靖智 太師 閤下 @RayCrosmy

#蘇民将来 説話に拠れば、疫病神の #素戔嗚 は、 #武塔神 の名で一夜の宿を求めたのに断った #巨旦将来 の一家を疫病で皆殺しにし、貧乏ながらも心を尽くしてもてなした #蘇民将来 の娘には #茅の輪 を授けて命を救った、となっています。 祟り神と慈愛の神の、選民的な二面性が見て取れます。

黒住玲・天惺靖智 太師 閤下 @RayCrosmy

実際に、 伝染病に対して #種痘 と同じような効力のある #茅の輪=牛の血が染み込んだ輪を手にしない不信心者は、 免疫がないためウィルスに感染して高確率で死んでしまうのですから、 #息長斎皇家 の男衆が差し伸べた救いの手を『信じる者は救われる』から、このような説話になっているわけです。

黒住玲・天惺靖智 太師 閤下 @RayCrosmy

#シュメール神話 では、荒魂の #エンリル 神がもたらす大洪水の災難を、和魂の #エンキ 神の言葉を信じて、信心深い人物が #選民 的に免れるエピソードになっています。 日本で起こった #天然痘 の流行と、神の言葉を信じて、信心深い人物が #選民 的に免れた出来事は、相似形になっています。