フォーカシング技法の成立過程から現在の動向まで

ユージン・ジェンドリンの開発したフォーカシング技法についての私の最新の考えをまとめたものです。
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阿世賀浩一郎@若き臨床家のために @kasega1960

RT @moriteppei: 今回の事故後のあれこれで「科学って限界ありまくりだな」(そこがいい)って思いが強まったよ。科学がっていうか、科学的とされる言明っていうのかな。あと、「わかりません」ってちゃんと言わない平気で一線越えて「科学」を名乗る言明が結構多いなっていう。

2011-05-06 18:34:33
阿世賀浩一郎@若き臨床家のために @kasega1960

私が専門としているフォーカシングですら、もの凄い数の野クライエントさんの面接記録から面接成功裏に進む人に共通特性として抽出された「 科学」の成果だということを忘れてはなるまい。しかしフォーカシンがうまくいかない人、症状を悪化させる場合も歴然としてあるのだ。 #focusing

2011-05-06 18:47:54
阿世賀浩一郎@若き臨床家のために @kasega1960

カウンセリングの成功は、クライエントさんのもともと持っていたフォーカシング能力に左右され、治療者側がどういう技法を使い、どういう態度をとるか無関係という,,みもふたもないリサーチ結果から、技法としてのフォーカシグは徐々に形成されていった。#focusing

2011-05-06 19:02:36
阿世賀浩一郎@若き臨床家のために @kasega1960

ジェンドリン自身は、フォーカシングができるかどうかは、いわゆる「病態水準」と無関係係と明言した。諸外国にはPTSDや重い境界例水準の人への適用事例も数多くみられる。この点では世界第2位のフォーカシング大国である筈の日本は、はっきりいって「ぬるま湯」のままである。#focusing

2011-05-06 20:00:42
阿世賀浩一郎@若き臨床家のために @kasega1960

私自身は学会で境界例水準のクライエントさんとのフォーカシング志向心理療法の事例発表を複数している。もちろん、クライエントサンにいつも満足していただけるカウンセリングをしていたとまでうぬぼれるつもりはまったくない。むしろ不満足だった方が多いはずがと。#focusing

2011-05-06 20:12:28
阿世賀浩一郎@若き臨床家のために @kasega1960

私の想像では、欝病や双極性障害の0人へのフォーカシングの適用は敷居が高そうだ。特に後者。Focusing Instituteのメーリングリストをタイトルだけ流し読みしても、"bypolar"というタイトルは一度見ただけかな、見落としもあるでしょうが。

2011-05-06 20:27:47
阿世賀浩一郎@若き臨床家のために @kasega1960

シフトすると「躁状態」になるケースがかなりあるはずなんだけど。この点尾に言及した文献はまだめぐり合っていないgは、大きな鍵を握っているはずと思う #focusing

2011-05-06 20:29:14