遊戯王２９話のシューティング・スターダストについて

銅折葉 @domioriha

[第29話]遊☆戯☆王 - 高橋和希 | 少年ジャンプ＋ shonenjumpplus.com/episode/108335… この、終わってみれば結局なんのために何がしたかったのかどうしてそういう設定なのかなぜその機能がそこにあるのかまったくわからないシューティングスターダスト回好き。

銅折葉 @domioriha

遊戯たちの鎧だけ高圧電流が流れる設定にされてるのかと思いきや鎧自体には敵味方問わず全部電流が流れるようになっていて、銃の側がコントローラーでしかも流れる電流量も設定できるという状況、読めば読むほどになにからなにまでわからない。

銅折葉 @domioriha

電流を流せる本物の銃も城之内くんが早々に倒した傭兵の一人から奪うのかと思いきや全然ちがうし、ジョージに協力させて不意を打つのかと思いきや両手ホールドアップからプロの傭兵の射撃より早く銃を受け取って二人をいっぺんに倒す本田くんの射撃技術、そも普通に最初から戦っても勝てるのでは。

銅折葉 @domioriha

そして海馬社長も、因縁のカードでの対決を望んでる感じなのに明らかに遊戯をここで始末する（露骨に殺しかねない）布陣や事前細工をしているし、ゲームクリア後にも「ほぉー勝ったか」みたいな顔してる上、遊戯たちの勝利も実質ラッキーの結果で手に入れた銃を使ってのものなのでさらにわからん。

銅折葉 @domioriha

いやまあ、傭兵たちの鎧にも律儀に電流が流れるようになってるあたり、完全に勝ち目のないハメ技をしたいわけではなく、海馬社長もゲームクリアの道筋自体は用意しておいて（本物の銃を奪うなりの想定で）遊戯ならそれを見つけて勝つだろうと考えていた描写なのだと言うことは不可能ではない。

銅折葉 @domioriha

でもこれ、海馬社長がゲームのクリアルートを想定してるとするなら、ほークリアしたかみたいな反応ちょっとおかしいというか、遊戯よ、ゲームを潜り抜けて自分のところまで来い、お前ならそれくらいやるだろうみたいなスタンスではないよな。明らかに。どう考えても無理ゲーで負けさせよう設定だ。

銅折葉 @domioriha

普通はサイバーベストの電流の設定、ベスト側に細工して銃は全部同じものにする気がするし（同一性で不審がられないようにシステムは全部のベストに搭載するにせよオンオフ機能くらいはあっていい）、そうしないと傭兵側かジョージが一人でもやられて銃を奪われたら逆転の目を許すんだよな。

銅折葉 @domioriha

これ、前述の海馬社長の描写を見てるだけだと、どうみても意図的に本物の銃と偽物の銃をつくって、それに気付けばクリアできるように設定したとはちょっと思えないのだけど、結果的にはそう読めるし、ストーリー的に遊戯とのカード勝負を望んでいるならそう考えてないと不自然さもある。

銅折葉 @domioriha

ただ遊戯に復讐したいだけ、無理ゲーを押しつけて処刑したいなら、こんなあちこち穴だらけのゲーム設定にせず、もっと一方的で勝ち目のない状態にするはずなんだよなあ。つくづく何から何までよく分からない回だ。

銅折葉 @domioriha

まあ高橋先生の作劇意図はこの際あえて脇に置いておけば、結果としてながら、今後の遊戯王における遊戯最大のライバルの海馬社長のキャラクタリティが、貧弱な坊ちゃんから偉大な帝王学的なものに決まっていく過程が随所に現れているとも言えるのかもしれない。

銅折葉 @domioriha

これ以降のDEATH-Tは明らかに殺意だけに用意されたアトラクションと言うよりは無茶ぶりなのだが、シューティングスターダストはもともとあったアトラクションを改造したような節がある。

銅折葉 @domioriha

もともと、銃のレーザーがサイバーベストに命中すると微弱な電流、肩ほぐしマッサージみたいなやつが流れる仕組みで、それを過剰な設定（リミッター外した）にした状況でゲームさせて、遊戯たちに勝てなくするために彼らにだけ偽物の銃を渡したという感じならまあいちおう筋は通るか……

銅折葉 @domioriha

だとしても電流の威力を銃側で調整できるのが地味に納得いかないけどこれもまあ本来は安全な範囲でのＭＡＸのところのリミッターがベスト側の設定で殺人できるレベルになっていたとかだろうか。

銅折葉 @domioriha

海馬社長が、おそらくこの時点ではまだ自覚してなないけど、もう心のどこかで遊戯のゲームへの強さを信頼していて、これくらいの無茶ぶりは全部潜り抜けてくるだろうという認識があったから、完全に無理ゲーにするのではなく逆転の可能性がある設定にしていたのかもしれない。（おそらく無自覚で