白い巨塔の女たちについての個人的感想覚え書き

sunset77koto@日暮奈津子 @sunset77koto

医療裁判の口止め料がわりに嫁がされるハナコさん気の毒過ぎる #白い巨塔

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財前杏子さんも、柳原センセにあてがわれるハナコさんも、自分の結婚する男を通してしか自己実現ができないのか… #白い巨塔

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自分自身でなにごとかを成せる人間であったならば、夫が大学教授だとか夫人会のお茶会がどうとか、そんなことで自己実現にすり替えなくて済むんだよ そんな女になっちゃダメだよ #白い巨塔

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そういう意味でもサエコさんは何とかして何事かを成し遂げようとしてるんで、それは立派ではあるんだが、問題はその動機が妻子ある男性への恋慕ってこと(´･ω･`)

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一方で里見先生の奥様も、「あなたに教授になって欲しい」とは言ってるけれど、それは彼女の自己実現の代理として夫を利用してるんじゃなくて、真に里見の自己実現を支えるという本当の愛情であり理解からきてるのが財前杏子との決定的な違い

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私自身は、自分がそういう女にならずに済んだことで、真に自由で、自分自身以外の何者でもないいられることが本当に幸せだなあと思い、そうなれた要因のいくつか心当たりがあるんだけど、だがその要因の全てを自分で勝ち取ってきたつもりもなく。偶然とかの要素も非常に大きいので、うぬぼれちゃダメだ

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里見先生奥様は「夫という人間の魂の本質が何を求めているのか？」をちゃんと理解し、肯定的にとらえ、そんな夫を認めて支えようとしている。これが本当の夫婦愛ってやつだろう。だがこれは夫に依存した「自己実現のすり替え」ではない。その証拠に唐沢版で彼女は子供を連れて一時別居をしている。

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財前杏子は、「夫という人間の魂の本質が何を求めているのか？」を理解すること自体はできている。はずだ。だが、それを尊重する必要性を認めていない。父と自分が認める「難波大医学部教授の夫」でさえいてくれればいいからだ。

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「財前五郎という人間の魂の本質が求めるもの」を理解し、尊重しているからこそ、花森ケイコは愛されてるんだろうなあ