💫ドラクエバレエ Level 1🎖

めー @meglukameg

登場して、ジャンプした瞬間の高さと、しなやかな強さに、自分の周りのお客さんが「やばかー！やばかー！ジャンプ高かー！」状態になったんお。凄かったお。

めー @meglukameg

手持ちのチケットとGoogleカレンダーを突き合わせよったら、8/25はマリーゴールドのチケットが取れてへん(抽選申し込み時点で入れてた仮入力を落選時に消し忘れてた)ことが分かり、速攻で髙谷遼さん白勇者回のバレエドラクエチケット取った！脳内現在、わーい！とばかー！のスムージー。

めー @meglukameg

この、本来は要らんかった懊悩で、頭のなかで何人のわたしが大岡裁きで真っ二つになりよったか。わたしはたぶん三人目やと思う。ファラオの墓もなぜか4公演ものスケジュールが入っとったので、チケ受け取ったら付き合わせせんと。あとスケジュールの入れ方を検討せんと。注意力に頼ったらまたやる系。

めー @meglukameg

観やすい席！ドラクエ知らなそーな奥様集団もいらっしゃる♪♪物販もあったんで、てーしゃつ買えてよかったです…。高谷さんの白の勇者、ヤバヤバのやば… pic.twitter.com/QrXjRE02EN

拡大

拡大

めー @meglukameg

バレエのドラゴンクエスト、まじ楽しすぎでしょ…

めー @meglukameg

5月に初めて観たときは、バレエドラクエがいかにドラクエかに驚くことに終始したのですが、2回目なのでお話と、あと近めの席だったので、演者さんの芝居も細かく追うことができました。やっぱ、これを作った方々は、ドラクエが大好きなんだって、伝わってきます。

めー @meglukameg

ドラクエって、最初、本人そのものはまだまだ何者でもない若者が主人公で、そこからだんだん、仲間とか経験値とか「自分が獲得していくもの」と、次第に明らかになってくる生い立ちや宿命といった「親やその前の人々から与えられたもの」との両方を手にして、ラスボスに挑むじゃないですか。

めー @meglukameg

天空編は各作品が言わずもがなだし、ロト編はシリーズ全体をもってしてこれを表してるっていう。で、この自力獲得と宿命啓示、2つの要素が混ざりあった場面も要所にあって、一つがドラクエ恒例の「主人公にしか扱えない伝説の超級武具の獲得」。

めー @meglukameg

「モンスターと戦いながら仲間とともに自力で強い剣を手に入れたプレーヤーは、その剣の存在そのものに、自分の宿命を知らされる」っていう。以前の感想で、「これまでのドラクエのどれでもないけど見事に換骨奪胎されて、ドラクエだった」の一例を具体的に書きました。

めー @meglukameg

バレエ・ドラクエでも、武器を手に入れるシーンが素晴しかった！観てて、ゲームの方で自分が経験してきた、「自力と宿命が混ざったもの」を手にしたときの記憶とおんなじ感情が迫ってきて、鳥肌立ちました。

めー @meglukameg

言語化する余裕がなくて苦しいのですが、今日のバレエ・ドラクエ、黒の勇者が白の勇者を、白の勇者が黒の勇者を踊るという配役は、ダブルキャスト以上の意味合いがありました。これは舞台「TRUMP」と同じ、表裏一体の役を役者2人が演じる、TRUTH/REVERSEキャストシステムと同じ。

めー @meglukameg

だって、白と黒の勇者が、そういうものだから。彼らは表裏一体の存在で、もしかしたら自分は彼になっていたかもしれないし、生まれ変わったら彼は自分になっていたかもしれないような、そういう間柄だから。

めー @meglukameg

だから、今日のバレエドラクエ配役は、ダブルキャスト的な目線でなく、「もし運命が違ってたら？」という目線で観ると、とても味わい深く、胸にくるものでありました。また解釈も独特なものになります。彼らが入れ違ったとしても、姫は「白の勇者」に恋をするし、女戦士も「白の勇者」に惹かれる。

めー @meglukameg

「運命が違えば、君は僕になっていたかもしれない」というような目線はすでにドラクエ4にもあったと思います。ドラクエ4といえば、トルネコというキャラクターは懐が広い。あくまでバレエ・ドラクエの旅の仲間は「武器商人」ですが、ビジュアルはトルネコのまんまです。

めー @meglukameg

他作品でもトルネコはそれまでにないコミカルな性格を付与されているのですが、バレエのドラクエの武器商人は、偽の武器まで売りつけたりして、流石にそれはトルネコらしくない…というより、そんな性質すらトルネコというキャラクターは飲み込んでしまうように感じました。武器商人めっちゃよかった！

めー @meglukameg

今日のバレエ・ドラクエは、一列目ど真ん中とかいう前代未聞席でして、目線の動きもしっかり分かり、細かい芝居を追いながら自分の中でストーリーを補完できて、めっちゃ楽しいです。舞踏の細かいところも見れて、たまらない。 pic.twitter.com/NiZPKteolY

拡大

めー @meglukameg

黒の勇者が自分になんの疑問も持たない頃の、白の勇者と戦うのが楽しげなところたまらんよね！

めー @meglukameg

黒の勇者がどうあったら死なずにすんだのか、考えてしまった…。帰りにどっかのお父さんが「黒いの死ぬ必要無いよねぇ！」と言ってて、その気持ちも分かるんだけど 笑、わたしは「父を殺してしまったから」と理由付けてます。父殺しを当てはめるには苦しいところもあるんですが、そう理由付けてます。

めー @meglukameg

ドラクエ4がリメイクされた時に、ピサロが目覚めて仲間になるように、いまのドラクエであれば、黒の勇者が死なないラストが準備されるのかも。でもなー、そうじゃないとこがバレエ・ドラクエのいいところだと思う。古典を紐解くような楽しさ。

めー @meglukameg

白の勇者と黒の勇者と姫が複数キャストにしてある意味が分かりました。彼らは特に、悩み・苦しみ・戦う役どころで、心から演じると表出してくるものも違う。だから同じシーンでも芝居が違う。それが合わさると、手に取る感触が回ごとに違うし、湧き出る感情も一回とも同じものはなくて。

めー @meglukameg

わたしは双眼鏡を持たないし、役者さんの表情を細かく追っては観ないタイプなので、1列目に座って、台詞のない舞台を観ることで、ようやく身をもって実感したかもしれないです。

めー @meglukameg

あと、やはりすぎやんLv.87の音楽の力が大きくて、昨日は音楽の方に引き寄せられたのですが、2回目観て、その音楽をどのように再構成し芝居にしているか、舞踏にしているか、そしてストーリーを持たせているか、作品にしているかが分かって、改めてバレエ・ドラクエ、感動しました。

めー @meglukameg

うまいのやつ pic.twitter.com/MpfseADdF7

拡大

拡大

めー @meglukameg

バレエ・ドラクエも、「みなまで言わんけんとにかく観てくれ」って作品なんやけど、とは言えひょいと観に行けるタイプのものでもないので、感想ガンガン書きます