一番の思い出が「甘いお菓子と紅茶」 金栗四三の答えに、何も知らない田畑政治は鼻で笑う。 頂点を目指し、ただひたすらに挑んできた金栗がリタイアとともに与えられた菓子。それは仏陀が悟りをひらくとき、スジャータから与えられた乳粥のようなもの。それは黎明の鐘だからこそ見た景色。 #いだてん pic.twitter.com/eGASP9wgM2
2019-07-15 00:24:31田畑政治の独白はラブレター。病気から競技者として終わってしまっても、その情熱を指導者として、また水泳界の牽引者として振り向けていた政治。それでも競技者の夢は諦められない。だから黎明期から世界と一人渡り合ってきた金栗四三は何があろうと認めざるを得ない。なりたかった自分。 #いだてん pic.twitter.com/AQeeXi1MrX
2019-07-15 11:55:03三千世界。須弥山を中心とした世界を一世界とし、一世界が千個集まったものを小千世界、小千世界が千個集まったものを中千世界、中千世界が千個集まったものを大千世界という。この三つの千世界をまとめて三千世界(三千大千世界)という。一世界が10億集まった世界でただ一人が金栗四三。 #いだてん pic.twitter.com/Mx999VRHCe
2019-07-15 12:07:29@utakatano_hibi いだてんの中ではよく「三千世界」と使われるのですが、それが実に落語的というか、言うことが大げさというか。話者にとって、己の見える範囲の「世界」ではない、無限に近い空間と時間を包括している「三千世界」を使い強調しているんですね。
2019-07-15 14:53:40この日本記録を出すためには、練習のためのプールも競技用のプールも必要で、整備されたプールの数が有力選手の発掘にも繋がっていた。明治神宮水泳場(神宮プール)以前に芝公園プールや玉川プールが作られている。特に国際規格の玉川プールは高石勝男らの練習場となっていた。 #いだてん pic.twitter.com/FHVhEzjodj
2019-07-15 13:10:54…馬生が生れた頃は苦しくて、産婆さんに払う金がない。しかもそれが難産でねェ、やっと生れた。ところが一文なしなんで、「実はね、一文なしなんですよ。といって生れちゃったものを元の通りにするったってそうはいかねえ、いまにきっとどうにかなってお払いするから……」 『なめくじ艦隊』#いだてん pic.twitter.com/EUUrP6Bqqd
2019-07-15 17:38:15と言いにくいけれども言ったんです。するとその産婆さんは、 「生れたものを元の通りにゃ出来やしません。しょうがないでしょう」 と、いうわけ。そこであたしゃ、鯛焼てえのがあるでしょう、あれを買ってきて、お茶を入れ、「これはお祝いのしるしですから……」ってね。 『なめくじ艦隊』 #いだてん
2019-07-15 17:38:16「まア、ほんの、お祝いのしるしに、尾頭付きを召し上がってください」 てんで出したんですが、腋の下から汗ェ出ましたよ。でも尾頭つきには違いない。 『びんぼう自慢』 #いだてん
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