アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、RAINBOW-二舎六房の七人-15話脚本:仲間の存在
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高屋敷氏脚本RAINBOW二舎六房の七人15話24 二舎六房の面々は早川に頭を下げ、真理雄が戻ったら温かく迎えてやって欲しい、彼は自分達の大切な仲間だから…と頼む。 彼等を見て、早川は微笑む。ここも、アニオリで笑顔が追加されている。おにいさまへ…・グラゼニ(脚本)と比較。 pic.twitter.com/wW8c6AWNJO
2019-08-04 14:33:31高屋敷氏脚本RAINBOW二舎六房の七人15話25 忠義(二舎六房の一人。いかつい自衛官)は真理雄に面会しようとするが、接見禁止のため叶わず。 アニオリで雨が降っている。色々な作品で、雨はドラマを盛り立てる。ワンナウツ(脚本)、空手バカ一代・エースをねらえ!(演出)、あしたのジョー2(脚本)と比較。 pic.twitter.com/L5S75mzo30
2019-08-04 14:35:59高屋敷氏脚本RAINBOW二舎六房の七人15話26 忠義は、真理雄を必ず救い出す…と改めて決意(起訴されて有罪となれば、7年は出てこれない)。 原作では、1回面会できているので、忠義はこれを真理雄に直接言う。 アニメでは、以心伝心に重点を置いている。台詞→以心伝心の改変は、他の脚本作にも見られる。
2019-08-04 14:37:28高屋敷氏脚本RAINBOW二舎六房の七人15話27 早川のバーに集った二舎六房の5人は、龍次(頭脳派)の立案した作戦をもとに真理雄を救うべく、誓いの乾杯をする(全員での乾杯はアニオリ)。 グラゼニ(脚本)の場合は友情の証として、ルパン三世2nd(脚本)では作戦成功を祈って、乾杯が強調されている。 pic.twitter.com/z7pOrbsDK2
2019-08-04 14:38:49高屋敷氏脚本RAINBOW二舎六房の七人15話28 一方、真理雄は検事から酷い締め上げを食らうのだった。豹変して激しい言葉をぶつける検事は、カイジ(脚本)の、豹変してギャラリーを叱咤する利根川が思い出される。 pic.twitter.com/4LIvpToVYi
2019-08-04 14:39:56高屋敷氏脚本RAINBOW二舎六房の七人15話まとめ1 まず、「花」について。 前述の通り、花は要所要所で使われており、特に、おにいさまへ…(脚本・シリーズ構成陣)では多用された。 「自然」や「物」に重要な役を振る、高屋敷氏の姿勢が感じられる。
2019-08-04 14:40:38高屋敷氏脚本RAINBOW二舎六房の七人15話まとめ2 前半にて、真理雄と節子の恋模様が描かれるが、めぞん一刻(脚本・最終シリーズ構成)を思い出さずにはいられない。 偶然にも、女性側が、愛する人と死別した経験を持つのも、男性側が年下なのも同じ。
2019-08-04 14:41:22高屋敷氏脚本RAINBOW二舎六房の七人15話まとめ3 中盤の、真理雄の暴力沙汰は、空手バカ一代45話(演出/コンテ)と重なっていく。 どちらも、若さ故の正義感と激情が暴力となって表れ、それを大人から諌められる。 今回の早川のアニオリ台詞「そういうのは、嫌いなんだ」が重い。
2019-08-04 14:42:09以前書いた、空手バカ一代45話(高屋敷氏演出・コンテ)についてのブログ記事: makimogpfb2.hatenablog.com/entry/2018/04/…
2019-08-04 14:43:15高屋敷氏脚本RAINBOW二舎六房の七人15話まとめ4 警察に捕まった真理雄を救うべく、仲間が行動を開始するが、カイジ2期やF-エフ-(いずれもシリーズ構成・脚本)でも、仲間愛が前面に出ている。 「仲間がいるから自分がいる、自分がいるから仲間がいる」は、高屋敷氏が強く打ち出すテーマの一つ。 pic.twitter.com/9N926bjxr1
2019-08-04 14:44:56高屋敷氏脚本RAINBOW二舎六房の七人15話まとめ5 昇が、「俺達は(略)二舎六房の七人!」と胸を張って言うのは、「仲間の存在による自我の確立」も表しており、高屋敷氏の掲げる重要なテーマ「自分とは何か」と絡まる。 原作に忠実ながら、自身の長年のテーマと上手く合わせる同氏の技が見られる。
2019-08-04 14:46:05高屋敷氏脚本RAINBOW二舎六房の七人15話まとめ6 そして、「笑顔」も印象深い。アニオリで笑顔を追加するのは、グラゼニ(シリーズ構成・全話脚本)でも顕著。 台詞やモノローグ、ナレーションでも「笑顔」について語る箇所が目を引く。 笑顔による感情表現を、大切にしているのかもしれない。
2019-08-04 14:46:53高屋敷氏脚本RAINBOW二舎六房の七人15話まとめ7 構成としても、仲間一人のために皆が尽力することが、原作もアニメも肝なのだということを、視聴者にわからせる作りになっている。 それを二舎六房の6人に教えたのは、亡き六郎太。だからこそ「二舎六房の“七人”」なのではないか…と、考えさせられる。
2019-08-04 14:47:49高屋敷氏脚本RAINBOW二舎六房の七人15話まとめ8 16話は(高屋敷氏脚本ではないため)特集しないので少しネタバレするが、仲間達の奔走によって、証人による上申書が提出され、龍次の必死の言動/行動もあり、真理雄は罰金のみで済む。詳しくは視聴をおすすめする(色々配信やレンタルあり)。
2019-08-04 14:48:54こちらも紹介: 私の(高屋敷英夫氏についての)ブログの、 ・空手バカ一代(同氏演出やコンテ)に関する記事一覧: makimogpfb2.hatenablog.com/archive/catego… ・F-エフ-(同氏シリーズ構成・全話脚本)に関する記事一覧: makimogpfb2.hatenablog.com/archive/catego… #はてなブログ
2019-08-04 14:53:33こちらも紹介: 私の(高屋敷英夫氏についての)ブログの、グラゼニ(同氏シリーズ構成・全話脚本)に関する記事一覧: makimogpfb2.hatenablog.com/archive/catego… #はてなブログ グラゼニに関する(私の)ツイートまとめ一覧: togetter.com/t/%E3%82%B0%E3… #グラゼニ
2019-08-04 14:56:36続きはこちらです: