観劇報告書2019(8月ーⅠ)

収録団体:よこしまブロッコリー/Queen of the Hill/空宙空地
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ジャブジャブサーキットの「小刻みに戸惑う神様」に引き続き『あの世』が絡むお話です。ま、神様は出ませんけどね。(ライフ・イズ・ストレンジ)

MO-RI-Y /正体不明なお客様 @0227MORIY

【ライフ・イズ・ストレンジ】 【作品紹介】 "あの世"で「あんた今度生まれ変わる事になったんだけど準備して」と言われた人達が「えーっ急にそんな事言われてもぉ」って感じで拒否やら相談しに来る出生課という窓口が舞台のお話。そんな中その通知は出生課の職員にも…#よこしまブロッコリー pic.twitter.com/KeWBNReLXp

2019-08-04 17:57:24
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実際には「とっとと生まれ変わりたい」なんてのも窓口に来てたんですけどね笑笑

ワタクシ自身『人生やり直したい』とか考えること無くはないからわからんでもないけどねぇ笑

ところが劇中設定では『生まれ変わりたい人』が「生まれ変わる事を拒否った人」からの権利の譲渡って出来ない事になってるんです。しかも、それについての理由って明かされないのですよ。

なんだか人間が死ぬ時なんかに似てますよね。死は偉かろうが そうでなかろうが 人を選びませんから。(ライフ・イズ・ストレンジ)

『生まれ変わる』ことになったってわかるのは「お知らせ」っていう通知が本人に来るんです。
んで この「お知らせ」なるものが来てからだいたい3ヶ月くらいまでに『門』をくぐって転生しないと魂ごと消滅してしまうという決まりごとがありまして。なんてこったw

転生したい人には朗報なんでしょうが、転生したくない人にはとっては それこそ戦争なんかで死地に赴く『赤紙』くらいにしか感じなかったでしょうね。

そういやついでになりますがね、この「お知らせ」渡す時の挨拶も『おめでとうございます』だったんですよ。戦時中と一緒ですね。(ライフ・イズ・ストレンジ)

MO-RI-Y /正体不明なお客様 @0227MORIY

【ライフ・イズ・ストレンジ】 死×転生、転生を喜ぶ×拒否るという点で現世×来世の鏡写しって感じの作品でした。転生を喜ぶばかりでなく怖れたり戸惑ったり現世と同じくボコられたりと←え? あーでもやっぱそこらを感じたのは発する言葉そのものかなぁ。建前×本音という点で。 #よこしまブロッコリー pic.twitter.com/IEJTrE5rhX

2019-08-04 17:59:03
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twitterではすごく簡単な文面になってますが、最初に思ったのは「そんなこと悩むヤツおんのか?」でした。でも鏡写し的に考えたら『死ぬのに悩むヤツおんのか?』ってなっちゃいますもんねぇ。基本死なんで済むなら誰でも死にたかないわってーのwwww愚問でしたね。(ライフ・イズ・ストレンジ)

劇中用語で最も「!」だったのは数回に渡って使われた『お待ちしております』という出生課のお見送りの言葉。いやそれ現世だったら「お迎え」やん…なーんて ふとwwww(ライフ・イズ・ストレンジ)

蛇足なんですがね、

これってもちろん「人間」に生まれ変わるって事でいいんですよね?って思いませんでした?

いや、なに…ゴキブリだったらどないしよーかと(ライフ・イズ・ストレンジ)

MO-RI-Y /正体不明なお客様 @0227MORIY

エンドウ役は篠塚将宏さん。エンドウってたぶんすごく器用なタイプなんですよ。物腰も柔らかいし。悪い人じゃないんです。でもそれだけに不器用な面が出て傷つくのがスゴく怖い人でもあるよーな…だから酒で荒れてノート破いて…DVの要素があるキャラかもはしれませんね。(ライフ・イズ・ストレンジ) pic.twitter.com/eJyLaPadlp

2019-08-04 20:15:20
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篠塚さんは劇団ゼロの方なのですが実はゼロ自体は観たことなくて…今回初めて観せて頂きました。エンドウの持つ二面性みたいのを上手く表情として現してくれたなぁと個人的には思ってます。(ライフ・イズ・ストレンジ)

DVでは?というのは凄く感じた要素でした。実際、みんなが一緒に呑みたがらないし、オクムラは「止めて」的な発言してるので。(ライフ・イズ・ストレンジ)

ところでオクムラとエンドウは前世では恋人同士だったのだろうか?(ライフ・イズ・ストレンジ)

MO-RI-Y /正体不明なお客様 @0227MORIY

オクムラ役は迫はるみさんって方なんですが…有名な方なのかな?よくわからんですけど。 普段は冷静沈着なのに酒のんで部下を顎で使うという豹変ぶりがなんとも笑笑 タムラの「かまってちゃん」とはまた違う意味でめんどくさいキャラだったよーな笑笑(ライフ・イズ・ストレンジ) pic.twitter.com/Pf2RDEa7gV

2019-08-04 20:17:25
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オクムラは生まれ変わる事になった課長のハナダに変わり 後に出生課の課長になるのですが、勿体ぶった物言いがタムラの「かまってちゃん」とは違った意味でめんどくさいなぁとは思いましたね。こっちは褒めて欲しいばっか。つまり自己顕示欲ってヤツ?(ライフ・イズ・ストレンジ)

ハナダ→オクムラの交代劇はさりげなく定年なんかの世代交代を想わせましたねぇ。(ライフ・イズ・ストレンジ)

MO-RI-Y /正体不明なお客様 @0227MORIY

イナミネ役はすずきたつろうさん。この方もあんま存じ上げないんですが← 適当に流すっていうか日より見って感じなんですよねぇ、このキャラ。でも後半見ると最も現実を直視して把握していたのは彼では無かったかと個人的には思っています。(ライフ・イズ・ストレンジ) pic.twitter.com/xXPoNIxDxL

2019-08-04 20:17:46
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結構テキトーに流すタイプなのです、このキャラ。ただタムラが生まれ変わりを要求して立て籠った時「かまってちゃん」的な性格を見抜いていたので、最も現実を見据えていたのでは?とは感じました。(ライフ・イズ・ストレンジ)

終盤「人の話を聞かずに!」ってタムラの前でオクムラを叱責しタムラが退散する場面があるんですがそのあと『前進しましたね』とオクムラに言う場面もそれを感じましたね。したたかというか人間が出来てるという意味で。(ライフ・イズ・ストレンジ)

MO-RI-Y /正体不明なお客様 @0227MORIY

アオヤギ役は尾國裕子さん。あんま登場多くない上に、席から見ると実は大半が背中姿しか…表情がわかんなかったんですよね。ただ「遅かった」という理由と「落書き帳」の内容については最も驚いたキャラではありました。あとはお辞儀が綺麗なんですよね。相手より深々。(ライフ・イズ・ストレンジ) pic.twitter.com/uuNDaRi59W

2019-08-04 20:18:19
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アオヤギの「遅かった」の意味は『生まれ変わる許可が降りるのが遅かった』なのですが「許可が今まで降り無かったのは自分が『人を殺す戦争』で「自分を殺した」=自害したという『罪悪感』からのものでした。

戦争という「死」と転生という「生」を隣り合わせってのが少し複雑なものを感じさせました。(ライフ・イズ・ストレンジ)

落書き帳は「生まれ変わる」際には前世の記憶が消える事からその記録帳的な役割を持つものとして本人に渡されるのですが、彼女が書いたのは 親から授かった自分の名前だけでした。最も大切なものとしては説得力ある答えだと個人的には思いました。(ライフ・イズ・ストレンジ)

そうやって考えると昨今の極端なDQNネームってあれどーなんですかねぇ…?(ライフ・イズ・ストレンジ)

MO-RI-Y /正体不明なお客様 @0227MORIY

タムラ役は宮出貴衣さん。もう初っぱなからクレーマーというか、もう「かまってちゃん」ですね笑 そんなにギャーギャー騒ぐなら自殺なぞしなきゃ良いのに…と思ってしまった程で。たぶん口調とは裏腹に極端な寂しがりやなんでしょうね。ただこの性格で転生はどうかと笑(ライフ・イズ・ストレンジ) pic.twitter.com/hvGXhZ2TUX

2019-08-04 20:19:14
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冒頭でツカツカと来て出生課でわめき散らすもんだから…一気に目が覚めました笑笑(ライフ・イズ・ストレンジ)

あくまで直感ですが、彼女の場合は『悔いが残る人生だった』と恐らくは大半の人間が考えるであろう人生のリセット的要素がかなり見られました。(ライフ・イズ・ストレンジ)