水上先生による『努力と才能、そして運』
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努力と才能について。こないだツイッターでしゃべってて聞いた言葉でひっかかったのは「努力は才能にかなわない、それは切ない世界観」という言葉。そんな漫画を描いたつもりはない、と思ったが自分の漫画よくよく思い返してみると強力な能力持ってるキャラはやたら多いなと思った
2011-05-22 05:02:12三日月は夕日に勝ったし、ひいては半月にも勝ったと言えるかどうかもわからんが勝ったかもしれない。10年後の段階で夕日が負け越してるのはおれの中では当然なカンジ。「主役的なキャラを傍で見つめるキャラ」がおれが一番優遇したいキャラだが、三日月もどっちかつーと天才肌だと思う。
2011-05-22 05:07:38おれもデビューしたての頃は、小学生の頃から漫画家になりたかったから「おれの努力が実った」などと傲慢なことを考えていた。自分の努力が他者を上回ったから結果が出たのだ、と。今は全然そうは思わない。
2011-05-22 05:10:32「努力家が天才を努力で上回るお話し」は美談で、多くの人が世の中はそうあるべきだと望んでいると思える。が、物語の中の努力家を上回る主人公って結局のところ先に君臨してる天才キャラと同等の才能を持ってるし天才キャラも努力家である描写は多い。
2011-05-22 05:15:26@nekogaeru 努力と才能についての話、面白いです。自分の中では天才は、その他の人が同条件では絶対に辿りつけない領域にいる人かなと思います。あと天才を構成する要素としてコツを掴むのが上手い、コツを掴んだ時の伸び幅がデカい、努力や練習を辛いことと捉えていない、辺りがあるかと。
2011-05-22 10:44:221ジャンルにずっと携わっててそのジャンルで1位を獲ることだけが人生の目的で意味で最終的な幸福だという人が居たら、勝つこと優れることには意味がある。その個人には。才能だ努力だと言うかもしれん。でも現実はそんな単純ではない。あるいはもっと単純
2011-05-22 05:26:24@nekogaeru うちの父親がそうゆう人でしたよ。一位とまではいかなくても、勝つ事こそ存在理由、みたいな。その代わりとして人を見下して文句ばっかり言ってる酷い親でしたが。
2011-05-22 05:38:58@nekogaeru いつも文句と他人への侮蔑しかなかったから、孤独でしたよ。誰とも仲良くできず。そして最後は自滅しました(生きてますが)他人を侮蔑すばかりる人間はきっと他の人からも侮蔑されてて、どんどん嫌わられていくんだな、と学びました。
2011-05-22 06:24:59@nekogaeru 先生にそう仰っていただけて、少しだけ父のことを許すことができそうな気がしました。これまで父への反発・恨みつらみで生きてきたので。ありがとうございました。
2011-05-23 06:26:03努力の方がえらい、って思ってる人は、自分に才能がないって思ってる人なんじゃないだろうか。あと勝ち負け考えちゃう時は、自分が何故ここに居るのか考えた方がいい。勝ち負けにこだわっちゃうのは仕方ないにしても、なぜそのジャンルを自分は選び携わっているのか
2011-05-22 05:43:14@monogle 何をやってるかによりますよね。柔道ならずっと続けてられるけど、将棋は長続きしない。とか。あらゆる分野で努力が苦にならない人は居ないと思うので(個人個人で好みが違うし)結局は何が好きか何に執着するか、が物言いますな
2011-05-23 05:13:43こんなこと言ってるおれも人並みに勝ち負けこだわったりとか富と栄光が欲しいし、他者と己を比べて卑屈になったり傲慢になったり毎日毎秒してっけど。まあ人だし。そうやって卑屈になんのも傲慢になんのもまあまあ楽しい
2011-05-22 05:47:01自分とは何かがこの世で一番大事だと思う。何が楽しいかが大事。他を憎むのも恨むのも妬むことすら、本当は楽しい。あのドス暗い憎悪の感情は、よくよく観察して目ぇ瞑って感じると重厚で甘くて病み付きになる。人は自分が楽しいことしかできん。
2011-05-22 05:55:30