すえなみ氏(@a_suenami)によるSoR/SoE論とまつわる議論のまとめ
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利用者のモデルと事業者のモデルがどういうときに近く(あるいは同一)なって、どういうときに境界が引かれるのかっていう問いへの僕の答えは、利用者から直接お金をもらうビジネスかどうかなんですよって話も昨日 #dddcj でした。
2019-09-06 10:39:292-sided platformのようなものとか、広告モデルとかだと、どうしてもドメインモデルはお金をもらう人(exp. 広告主)向けになるし、そうあるべきでもあるし、でも他の利用者によい体験を提供し続けるのも重要なんですよってなったときにあのSoR/SoE論にたどり着く。
2019-09-06 10:41:30@a_suenami 利用者のモデルと事業者のモデルという見方、興味深いですね。コプリエンさんの Lean Architecture本に、顧客とユーザーの区別という話があって、それと関連しているような気がします。
2019-09-06 10:45:00@sugimoto_kei おお、Lean Architectureでもそういう概念があるのですね。読んでみようと思います!僕が以前メディア(収益は広告モデル)をやってたときに、記事閲覧者と広告主は全然違うものを見てる(もちろん記事のIDやタイトル等の共通ですが)という経験からそう思った感じです。
2019-09-06 10:51:39@sugimoto_kei 一方で、何らかのツールとかパッケージみたいに、そのソフトウェアを利用する人がその利用の対価としてお金を払うという場合、事業者が作りたいものや構築されたユビキタス言語はそのまま利用者にも受け入れられるだろうし、そうするべきでもあるのではないか、という感じですかね。
2019-09-06 10:54:09@a_suenami ご指摘の広告のようなケースで、開発費を出す主体と利用者は異なります。アジャイルでは「顧客」という言葉で、主に前者に着目するわけですが、それだけではだめで、やはり利用者を理解しなければバリューストリームがつながらないというのがリーンの視点、と捉えておられるように思います。
2019-09-06 11:00:24@a_suenami Lean Architecture 本の面白いところは、トヨタ生産方式に由来するリーンを、ある意味、アジャイルに対するアンチテーゼと捉えているところですね。日本では両者の類似性を強調する主張の方が主流かと思いますが。
2019-09-06 11:06:43@sugimoto_kei なるほどー、それはすごくおもしろそうですね。自分の設計観の見直しや補強にもなりそうな気がしてきたので読んでみます!ありがとうございます。
2019-09-06 11:09:55@a_suenami おお、なるほど。 価値の提供と対価の支払いがシンプルに対になっていればSoR的なアプローチ。 SoEは、そうではない価値提供か。 なるほど。
2019-09-06 11:12:36@masuda220 実装技術も設計観点も品質特性も違うと思うんですが、それも含めて(あるいはその違いの根本原因として)対象とするモデルが違うと捉えたほうが自然かなーと思ったのですよね。
2019-09-06 11:32:16例えばGitHubの「Pull Request」はユビキタス言語だと思うのですが、これはきっと中の人もPull Requestって呼んでると思うし、それが示す範囲や概念レベルでも利用者である我々の認識するそれと酷似してると思うのです。 twitter.com/a_suenami/stat…
2019-09-06 11:34:26@a_suenami ひとつの重要な側面を鋭くとらえているように思います。 私は、基本的にSoRのアプローチを生業にしているので、SoRでない何かが拡大していることは感じているけど、うまく言語化できていない。 そういう意味で、すえなみさんの取り組みに、とても興味を持っているんですよね。刺激も学びも多い。
2019-09-06 11:56:26