アートオブコミュニティはタイトルがもったいないかもしれない。自分に関係のある話だと思わない人も多いのではないか?
2011-05-27 19:42:41アートオブコミュニティが自分に関係のない話だと思う人が多いのでは、のつづき。会社もまたコミュニティなんだよね。日本は幸か不幸か歴史的な事情で終身雇用が主流になったから、自分が属する組織が会社しか思いつかない人もいて、そのせいで気軽に抜けられない特殊な雰囲気になってるけど、…
2011-05-27 19:50:45アートオブコミュニティを読んでて思ったのは、人間の作るものはうまくいくものもうまくいかないものもあって、コミュニティもまたその一つなんだよなと。コミュニティに高い価値を感じた人がコミュニティ活動をすすめるけど、よいコミュニティ活動をすすめてるのであって、何でもいいわけではない
2011-05-27 19:53:22コミュニティと一言に行っても、例えばなんかのドキュメントを翻訳しようとかなんかを作ろうとかの、コミュニティの外に価値を作り出すものと、仲良しグループでゲームして酒飲んで寝るような構成員の幸福だけを追い求めてるのとあるんだよね。後者だという誤解があると勿体無いな。
2011-05-27 20:01:24目次だけでもざっと見てもらえれば誤解は解けるのだが。アートオブコミュニティが仲良しコミュニティの維持の話だったら目次にプロセスだのワークフローだのドキュメント化書いてあるはずないでしょと。
2011-05-27 20:06:08アートオブコミュニティはメンバーが流動的で長時間コミットできない条件で、どうやって成果につなげていくのか、という組織論の本だという捉え方もできる。今の時代かなりのものがそういうコミュニティから生まれている。なぜそれができるのか、という理論はないけど経験者の考えから何か学べるかも
2011-05-27 20:09:32アートオブコミュニティには独裁制の長所とか官僚制がどうかとかバイク小屋の議論とかも書いてある。エンジニアはソフトウェアコンポーネントを組み合わせて何かを作り出すことには興味があっても、人間っていうコンポーネントを組み合わせて何かを作り出すことには興味がない人も多いからなあ。
2011-05-27 20:14:05終身雇用の会社のような、おいそれと抜けられなくて長期に渡るコミュニティでは、成果の量よりも対立が起きないことが重視されてしまう傾向がある。意見を言わないことが美徳とされたり。アートオブコミュニティでは九章をまるごと対立への対処にあててる。起きるであろう解決すべき問題としての扱い。
2011-05-27 20:24:56正直今までこの本興味なかったけど、こういうことが書いてあるなら読んでみようかな RT @nishio アートオブコミュニティには独裁制の長所とか官僚制がどうかとかバイク小屋の議論とかも書いてある。エンジニアは…
2011-05-27 20:31:05終身雇用が崩壊するとかよく言われるわけだが、それはすなわち職場というコミュニティに限定しても人生の中で何度も選んだり入ったり抜けたりする必要が出て来るってことなんだよね。定年退職したおっちゃんが呆けちゃったりするわけだが、今後はそういう危機が人生に何度も起きるであろう。
2011-05-27 20:38:08アートオブコミュニティを読んでてふと思ったが、個人的には複数のコミュニティに属することこそが、所属するコミュニティがダメになった時に心を病まないための最良の方法だと思うんだよね。一つにしか属してないと、それが壊れた時に自分の立つ足場がなくなる。人生丸ごと巻き添えになってしまう。
2011-05-27 20:44:23ただまあ、アートオブコミュニティはあんまり体系的に何かを学ぶというよりは、いろいろごった煮詰め合わせ的な印象なので、自分の知らない視点を得て視野を広げようってのには役に立つだろうけど、体系的に組織論を学びたい人は別の本を選んだほうがいいかもね。ITにおけるケーススタディって感じ。
2011-05-27 20:53:12タコ足所属は有効な方法だけど、やりすぎると別な問題も出てくる RT @nishio アートオブコミュニティを読んでてふと思ったが、個人的には複数のコミュニティに属することこそが、所属するコミュニティがダメになった時に心を病まないための最良の方法だと思うんだよね。一つに…
2011-05-27 20:59:02