薬莢ごと飛び出す軍事板常見問題用データ集積庫，2019.9.29
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KCin_Tokorozawa
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平野耕太
@hiranokohta
「こうやっていやらしい外見のキャラを片っ端から精神的対魔忍に認定して回れば、１万人に一人くらいは本当に対魔忍になるって寸法よ」 「天才だ」
2019-09-23 20:11:38
平野耕太
@hiranokohta
「アンブレイカブルのＭｒガラスって、絶対に死なない男を探すために列車事故とか故意に起こして探索してたじゃん」 「対魔忍探してる人ってどうやってんだ」 「女子高に繁殖期のオークの群れでも放ってるんじゃねえかな」
2019-09-23 20:17:09
えすだぶ@C103日曜東3"サ"-58a
@FHSWman
榴弾で装甲を撃ってみた場合にどれだけ抜けるか、というのはあまりおはなしが出てこなくて何とも言い難いんですが、少ないながらも幾つかの例を見てみた感じ、炸薬量だけでなく着速の影響も確かにあるようです #マシュマロを投げ合おう marshmallow-qa.com/messages/aafff…
2019-09-23 22:03:08
えすだぶ@C103日曜東3"サ"-58a
@FHSWman
榴弾の対装甲射撃の丁度いい例が、1943年9月にソ連が鹵獲した象に対して実施した射撃テスト。122mm M-30榴弾砲とA-19カノンは榴弾の炸薬量では同等ですが、初速515m/sの前者では象の側面80mm装甲に特段の損害を与えられなかった一方、800m/sの後者では深さ50mmの窪みを作った上で貫通亀裂を生じました pic.twitter.com/MCLs2359Hx
2019-09-23 22:14:44
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えすだぶ@C103日曜東3"サ"-58a
@FHSWman
ってことはA-19カノンの榴弾は50mm装甲なら間違いなく抜いちゃうだろうし、もうちょっと余裕みて60mmくらいはいけそうです。一方でM-30榴弾砲の榴弾は、別の試験では30mm装甲を抜くのがやっとという結果が出てます。当たったらすぐ爆ぜちゃいそうな榴弾でも、やっぱり高初速ってのは効いてくるんですね
2019-09-23 22:17:25
えすだぶ@C103日曜東3"サ"-58a
@FHSWman
ちなみにこういうテストでは榴弾の信管を短延期にしてます。慣性式でほんのちょっと遅れるやつじゃなくて、短い延期薬で遅らせるちゃんとしとやつ。なので榴弾とは言っても装甲に運動エネルギーを幾らか伝える時間はありそうです
2019-09-23 22:28:55
えすだぶ@C103日曜東3"サ"-58a
@FHSWman
とはいえ122mm榴弾の信管だと延期長さは0.04秒くらい。そんなに大した時間がある訳じゃありません。でも弾頭信管なので、あんまり無茶に延期させると信管が潰れちゃってきちんと爆ぜなくなります。あるいは薄くて強度のない弾殻のほうが潰れて裂けたりとかするかも。徹甲弾じゃないのでしゃーないです pic.twitter.com/x49fGjj2GM
2019-09-23 22:40:36
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えすだぶ@C103日曜東3"サ"-58a
@FHSWman
ちなみに他クラス火砲の榴弾での装甲貫通力はと言えば、76mm ZIS-3で30mm、1910/30年式カノンで40mmという試験結果があります。さらにハッキリしないもののZIS-3との比較対象として、短砲身の1927年式76mm連隊砲では20mmくらいのようです pic.twitter.com/AQVZ9Y1vdn
2019-09-23 22:47:48
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えすだぶ@C103日曜東3"サ"-58a
@FHSWman
76mmカノンと107mmカノンで初速はほぼ同等ながら、榴弾の弾頭重量は6.2kgに対して17.2kg、炸薬量は0.71kg対2.15kgと大きな差があるんですが、それでも貫通力は30mmと40mm。弾の規模が大きく増してるのにそれだけしか伸びてない訳で、榴弾で装甲をどうにかしようってのは大変厳しいことがよく分かります
2019-09-23 22:51:47
えすだぶ@C103日曜東3"サ"-58a
@FHSWman
しかしまあソ連76mm野砲榴弾で対戦車射撃した場合に抜けるのが30mm装甲というのと、ドイツIII号IV号戦車の側背面装甲扱うが30mmというの、偶然だけれど最悪の噛み合わせですわね
2019-09-24 01:01:16
えすだぶ@C103日曜東3"サ"-58a
@FHSWman
ソ連76mm野砲榴弾の装甲貫通力が意外にあるのは長射程化要求からきた高初速からの副産物で、いっぽうドイツ戦車の30mm側面装甲は20mm機関砲や仏25mm対戦車砲への対応が根っこにあるので、これが噛み合っちゃったのは本当に偶然のはずなのです
2019-09-24 01:04:12
えすだぶ@C103日曜東3"サ"-58a
@FHSWman
じゃあ仮にIII号戦車の側面装甲厚が40mmなら76mm野砲榴弾に対して安泰だったかというと全然そんなことはないんですけども。実際T-34でさえ試作車試験で76mm榴弾を何発か撃ち込むと死んじゃってるんですけども。しかし一発即死するかしないかが分かれるので結構違いはある
2019-09-24 01:09:43
えすだぶ@C103日曜東3"サ"-58a
@FHSWman
そして傾斜装甲によらず実厚で装甲厚80mmのクラスなると、中小榴弾を完封してきます。虎やKVは徹甲弾完封と同時に榴弾完封も達成されてて、だからこそあんなに大暴れした時期があったのだなあとか思ったり
2019-09-24 01:21:18
えすだぶ@C103日曜東3"サ"-58a
@FHSWman
というよりか、実厚薄めで済ませちゃう傾斜装甲がこの点ちょっと不利になりがちな面あるのかなあ、みたいな
2019-09-24 01:27:05
えすだぶ@C103日曜東3"サ"-58a
@FHSWman
「市街戦で敵が近代建築に立てこもると実際要塞めいて突入掃討しようにも犠牲が出過ぎてしまう問題」に対する幾つかの回答例 pic.twitter.com/QF0HmuLfJl
2019-09-25 22:40:00
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えすだぶ@C103日曜東3"サ"-58a
@FHSWman
これらの方法は安直なようでいて、実際やるのはそう簡単でもなかったようです。例えば1枚目のように携行対戦車火器で部屋単位で吹っ飛ばすのは最も手軽ですが、あまり数の持てない携行対戦車火器を本来の用途以外に大量消費する事に。それこそ突撃部隊の全員に一人1発、それを毎日みたいなペースで
2019-09-25 22:55:18
えすだぶ@C103日曜東3"サ"-58a
@FHSWman
大戦期だと無反動砲やロケット型の携行対戦車火器は後半にようやく現れた物だし、まして大戦期ソ連は自前でその手の武器を配備してなかったので全て鹵獲装備に頼るしかありませんでした。なのでソ連軍はパンツアーファウストは大量に鹵獲できたにも関わらず常に不足していたようです
2019-09-25 22:59:14
えすだぶ@C103日曜東3"サ"-58a
@FHSWman
そんなわけでソ連軍ではパンツアーファウストの鹵獲調達・集積・配布や使用方法教育を組織的に行って少しでも効率的に使おうとしていたんですが、それでもなお「使いすぎだろ！ 本来の用途にだけ使えよ！」と通達を出さねばならない有様だったようです
2019-09-25 23:05:56
えすだぶ@C103日曜東3"サ"-58a
@FHSWman
携行対戦車火器で部屋単位で吹き飛ばすのより更に（味方の）犠牲が少なくなる方法として、重ロケット弾で建物ごと崩してしまう方法も考えられます。精度が悪くて遠距離からでは味方を巻き込む危険がある重ロケット弾でも、至近距離から、それこそ敵の隣の建物から発射してしまえば絶対に外さない pic.twitter.com/HhnEW3oxBI
2019-09-25 23:11:55
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えすだぶ@C103日曜東3"サ"-58a
@FHSWman
歩兵砲なんかでは近代的な建物を丸ごと崩す事は出来ませんし、しかし大威力の重砲を市街に運び込むのは大変です。でも重ロケット弾なら人力でも何とか運べるし、その直射で建物丸ごと崩してしまえば、ファウストニキでいっぱいになった危険な建物に一歩も足を踏み入れることなく迅速に無力化できます
2019-09-25 23:17:11