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#深夜の二時間作詩 「旅の途中」 月が昇る 太陽の尾を 静かに 追いかける 太陽が昇る 月の名残を 消しながら 月が姿隠す合間 太陽は変わらず 昼夜とはず 星達が見守る 道筋を 銀河の渦の 拡がりに 身を任す 旅の途中
2019-09-29 01:07:01#深夜の二時間作詩 「旅の途中」 白妙の山脈を歴訪の折 変わった市に巡り合って ちやほやと声浴びせられて 異教のリーフレットとか 皿だの岩塩ランプだのなんだのぶら提げちゃって ほくほく歩進めるうち やや、と標高二度見して青くなって 捨てて来た土産品だったのが 今時だね ちゃんと宅配されてきた
2019-09-29 01:56:05「旅の途中」 通り過ぎ行く電車の 真新しいラッピング広告にすら気付かず うつむき眺める手元の画面はブルーライト 進行性のドライアイ あの日から 無いものばかり探し続けて 一体ここは、どこだ 乾いているのは 目だけ、だろうか 自販機がやたら眩しいのは、 何故だ #深夜の二時間作詩
2019-09-29 02:01:46旅の途中(2019.9.29) #詩 #深夜の二時間作詩 pic.twitter.com/UJxD7O1Hq5
2019-09-29 04:07:37#深夜の二時間作詩 泥塗れの足を引き摺って 僕は舗道を歩く 凍えたアスファルトの上 ひとり 旅の最中 覚えた言葉が多くなり 潰えた情操を描き消して 君は今何をしてるんだろう ひとり 旅は辛く 憂いも 惑いも 全部この手で 抱きしめたい 甘いに 酸いに 乾涸びた思い出が恋しいんだ 余りに
2019-09-29 07:59:37#深夜の二時間作詩『旅の途中』 #月と鏡が詩う『現在進行形』 #栗八八 pic.twitter.com/ivGMAzJ2sJ
2019-09-29 08:27:44#深夜の二時間作詩 旅の途中 異国の地に独り 異国の海に問う 私はどこの何者か 逃避中の者には 居場所はどこにも ないのだろう 波は 相変わらず鈍色で 私を拒絶する 日常の全てが嫌で 異国まで来た いくら泣いても 誰にも見られないから 月が出てきた 迎えに来たように
2019-09-29 10:42:54スニーカーの靴底が 剥がれて転んで 初めて振り返った ここまでの道のり どこから始めたのか 見当もつかないけど ぼろぼろのゴム底の 欠片が教えてくれる 少し休んだら 靴屋に行こう 次の道のりを尋ねに #深夜の二時間作詩 旅の途中 #詩
2019-09-29 11:33:54白い肌に大きな瞳と小さな唇 新聞記者から映画女優へ 突然の駆け落ち 今はない国境を 越えていったのはなぜ? 彼が銃殺されても その地に留まったのはなぜ? その地のラジオアナウンサーとして 日本に声を送り続けたのはなぜ? ~80年前の岡田嘉子さんへ #深夜の二時間作詩 「旅の途中」
2019-09-29 16:21:04叶えたい夢があった 夢を追いかける旅をした 必死に勉強に励んだ それでも必須語学で躓き 夢半ばで挫けた 他の科目はオールクリア 必須語学だけダメ 何か虚しくなる アプリの翻訳機能じゃあダメですか 紆余曲折あり、一度休憩 旅の方針を変えて 別の夢へ向かい出す #深夜の二時間作詩 旅の途中 pic.twitter.com/zaqcxLI2Vn
2019-09-29 17:48:29【9/28】 掌編小説「旅の途中」 #深夜の二時間作詩 pic.twitter.com/yBhu2CDR52
2019-09-29 18:43:14#深夜の二時間作詩「旅の途中」 月下を歩く猫の影を つらり追うは蔦這う廃墟 澱む夜の裾を踏まぬ様 溝鼠の不協和音を聞きながら 何処まで?と問う声を沈め 行き着く果てなど考えもしない 開けた巷果ての無さ 照らす月の煌々として 靴を捨てよう 背嚢を捨てよう 背中に翼を生やし 風に紛れる目論見を
2019-09-29 19:38:18#深夜の二時間作詩 旅の途中 五ヶ月前に退社した男の子から旅の途中の写真が送られてくる。しょーもな青空に浮かぶ白雲や道で日向ぼっこしてる猫など。「餌をあげたらずっとくっついて来るこわい!どうしよう?(笑)」っは?「お前さこっちはクソ忙しいからどうしよう?」だよ(笑)
2019-09-29 19:49:33#深夜の二時間作詩 「旅の途中」 小さな手 小さな足 小さな目 小さな口 小さな小さな世界の中に 小さな小さな種を見つけた 大きくなぁれ 大きくなぁれ
2019-09-29 19:56:24#深夜の二時間作詩 9/28 34th「旅の途中」 シンプルに。 pic.twitter.com/HwzA8URmrt
2019-09-29 21:29:12色の散るルービックキューブ 解けない糸くず 片割れのいない靴下 あべこべの量産手袋 彼らを連れて、旅に出ます 砂漠で焚き火を囲むのは おそらく全て、僕なのです #深夜の二時間作詩 旅の途中
2019-09-29 21:41:33#深夜の二時間作詩 #全読 #栗八八 #読書好きと繋がりたい #詩書きさんと繋がりたい #人生 #失敗 旅の途中|ameblo.jp/6hanae6/entry-…
2019-09-29 21:46:38「旅の途中」 どれだけつまずいて来ただろう どれだけ這い上がって来ただろう 正反対のアイツは憎い 幸せを持てはやして 僕は裏切られている 生きる事自体に 激しく 未来なんてあるのか? それでもまだまだ旅の途中 心ある限り 続いていく #深夜の二時間作詩 #全読 #栗八八 #人生 #希望
2019-09-29 22:02:39犬が何度も生まれ変わる映画を見た わたしも生まれ変わるのだとしたら まだ今はきっと旅の途中 だけれど幸せすぎるので ずっとこのまま いつまでも終わりが来なければいいと 愛猫を撫でながら願った #深夜の二時間作詩「旅の途中」
2019-10-04 12:50:29#深夜の二時間作詩 この世界に神様はいない。 ー私が一番よくわかってる。 私に追い風が吹くことも、ない。 ーうん、それも知ってる。 それでも私は進むよ、 生きて、生きて、生き抜いて いつか 幸せだって笑ってやる。 この旅の終わりはその瞬間だ。
2019-10-04 18:35:07命という時限爆弾を飲み込んだ だから早く 辿り着かないといけない、僕は どこに行きたいかもわからないのに 夢中で向かわないといけないんだ 心臓だけが本当の僕を見て、 手足は僕をバカにして、 頬のニキビだけが僕に許しを乞う 有限だけが救いの世界、早くその先へ #深夜の二時間作詩 「旅の途中」
2019-10-05 10:52:31