【公開終了】プテル、不思議の国のアリス展に行く

童話に興味を持ったプテル(停止中) @manabuAschesama

現在、横浜で開催されている「不思議の国のアリス展」に行ってきたぞ。別件のついでに立ち寄っただけなのだが、これがまた中々、いやかなり凝っていたので紹介させてもらうぞ。　alice2019-20.jp pic.twitter.com/AGiMNP1p2G

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展示物は大きく3部構成。1部は作者ルイス・キャロルや挿絵担当のジョン・テニエル、そしてアリスのモデルとなった少女アリス・リデルの紹介から始まる。 細かい裏話やテニエルの下書きなど貴重な資料が展示されている。当時のイギリスに関する話も。 (ここは撮影禁止の為、写真は無い。すまないな)

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そして2部は不思議の国のアリス＆鏡の国のアリスのあらすじ紹介。一通りのあらすじが様々な人によって描かれた挿絵と共に紹介されている。アリスってどんな話だっけという人も問題なく全て知る事が出来るぞ。 ここのみ撮影可だ。中には作中の印象的な道具も飾られている。 pic.twitter.com/fvcwWjPN43

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カットされやすいエピソード(巨大な犬、代用ウミガメ、ライオンとユニコーン等々あのへん)もあらすじながらちゃんと触れられているのが評価点。マニアも満足。 比較的マイナーな鏡の国のアリスまでしっかり紹介されている。全く知らなくても安心だ。 「止まっていたかったら走らなきゃいけない」 pic.twitter.com/WFG3RGK3Er

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そして3部はアリスに影響を受けた後世の人々の展示。 ヘンテコで強烈で類を見ないこの童話に魅せられた人々は様々な手法で「アリス」を表現しようとした。挿絵、写真、映像……あらゆる人間が描いた「アリス」が展示されている(ここも撮影禁止。残念…)

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あのサルバドール・ダリ(溶けた時計の絵画「記憶の固執」で有名だな)もアリスの挿絵を描いていたそうだ。バッチリ飾られているから見てきてくれ。 また戦前に作られた映像なんてのも再生されている。擦り切れてとても見づらいがそれでもちゃんと現存している貴重な資料だ。これも必見。

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そして特筆したいのが音声ガイドのナビゲーター。「アリス研究家」を自称する妙に色っぽい声の男性が展示毎に解説をしてくれているのだが…なんと平田広明！ 平田広明といえばアリス・イン・ワンダーランドのマッドハッターの吹替じゃないか！これは恐らく、いや絶対に狙っている！(断言) pic.twitter.com/PaaEwomwEG

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落ち着いた静かな声で耳元で囁くように(いや、ヘッドホンなので本当に耳元で囁かれている！)聞こえる解説は…正直ちょっとドキドキする。 2部パートではまるで絵本の読み聞かせのように氏がアリスの行方を話してくれる 追加料金600円だが勿論オススメ。マッドハッターに不思議の国を案内してもらおう

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所要時間は1〜2時間。かなり本格的な展示だ。 他にも最近話題の謎解き脱出ゲー、超マニアックな会場限定アリス解説本などなど盛り沢山。ああ、これは絶対に行ったほうがいい！ 現在の横浜は11月17日まで。以降は日本各地で展示されるようだ。詳しくは公式サイトを見てくれ。　alice2019-20.jp pic.twitter.com/HNzaM2bhPC

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余談だがこの解説本、本気の本気でマニアックな所まで重箱の隅をつつくように解説している。 私のbotを面白いと思ってくれているならきっと満足できる内容なのでこれもオススメだ。しかし…マニアック過ぎる。「地下の国のアリス」と「不思議の国のアリス」の変更点なんて私も知らないぞそんなの！