【逆襲物語ネイキッド・ブレイド】設定簡易まとめ

博元 裕央 @hiromotoyuuou

#いいねの数だけ創作世界観を答える もしいいねが来たら色々語りましょう。世界観はめちゃ作りこんでるので。

博元 裕央 @hiromotoyuuou

これは「いいねの数」に含みませんが、今回は下記にアドレスを記した【逆襲物語ネイキッド・ブレイド】の創作世界観について語ってまいります。よろしくお願いいたします。 alphapolis.co.jp/novel/65536777… kakuyomu.jp/works/11773540…

博元 裕央 @hiromotoyuuou

１．世界 混珠（こんじゅ）。水で満ちた青い宇宙に浮かぶ泡の中にある世界。故に太陽は泡の内側の空を飛ぶ光の玉、月は昼に蓄光し夜を照らし干満を司る重力の塊、星は夜に黒くなった宇宙海に浮かぶ他の泡と、世界の形は地球とは大変異なる。が、魔法が存在する以外は見かけ上の自然法則は地球に近い。

博元 裕央 @hiromotoyuuou

２．神話 全てを含む混沌の中から世界と生命は生まれ、全ての中に含まれていた世界の法則に繋がった「意識」が崇拝する部族の精霊となり部族同士争っていたが、その争いの怨念から魔が生まれ、魔を生む争いに怒る竜が現れ、精霊を怪獣大決戦めいて打ち破り精霊に善悪を教え神と為し世を整えたという。

博元 裕央 @hiromotoyuuou

３．歴史 神々が従う竜の平和の中人類は一つだったが、魔との闘いの中で王神が竜を殺す謎の事変があり、魔の神と神々は互いに肉体を失い人々は分裂し諸国が生まれ歴史が始まる。時に勢いを増す魔との戦争もあったが、諸国の争いは法に則った合戦で決まる、騎士道的に平和な歴史を刻んでいたが……

博元 裕央 @hiromotoyuuou

４．諸国地方 かつて人類が一つであった時代の国の名残である連合帝国とそこから独立した南の辺境諸国と北の諸部族領、魔族領たる草海島、人跡稀な冬の列島と絶え果て島、鉱産物を算出する砂漠・鉱易砂海、南の島々の連合である諸島海等の諸国地方と、大陸の背骨山脈や内海湖等の特徴的地形を有する。

博元 裕央 @hiromotoyuuou

５．種族 基本的な種族である人間、採探神に仕え自然を荒らす事を拒み人から分化した森亜人（エルフ）、鉱山や金属精錬の技は節度を持つべきと考え人から分化した山亜人（ドワーフ）、獣人、魔の影響を受けた様々な知的生命の総称である魔族が主。 シーエルフやワイルドドワーフ等の亜種も存在する。

博元 裕央 @hiromotoyuuou

６．暦 混珠の月は一つだが満ち欠けし一定の周期で大きさと色を変える。これを基とし、春の青月、夏の赤月、秋の黄月、冬の白月、１年おきに訪れる間の月無き黒月があり、満ちゆく時か欠けゆく時か・大小で更に細かく幾分される。１年が３６０日の竜年と１年が３７０or３７１日の帝年が交互に訪れる。

博元 裕央 @hiromotoyuuou

７．時 混珠の時間単位は、地球で言う１秒より少し短い１脈が最小で、それが四脈で３．７５秒程である一息となり、６４脈即ち１８息で地球で言う一分に等しい１廻となり、７２廻でかつては１王刻と呼ばれていた１帝刻、９０間で１竜刻、２０帝刻あるいは１６竜刻で１日となる。

博元 裕央 @hiromotoyuuou

８．魔法 神の世界法則を司る力を借り受ける法術、魔の滅んだ存在の世界法則への接続権から怨恨の力で世界法則に干渉する魔術（魔術法術等を略し魔法と呼称）、神にならなかった精霊と契約する霊術、己の意志で世界法則に干渉する錬術、滅びた竜の力を以て古い世界の法則を体現する竜術が存在する。

博元 裕央 @hiromotoyuuou

９．文明文化 魔法文明の最盛期であり、一見地球の古代・中世・近世の混合に見えるが人の時代になってから二千七百年以上。発展より循環を重視しているだけで地球と変わらず歴史を刻んできただけあり、清潔で文化的、倫理感は地球に勝るとも劣らず、遊戯や料理等豊穣な独自の文明文化を有している。

博元 裕央 @hiromotoyuuou

１０．生物 通常の生物には、地球にいる生物もキイタや鳥蛇等地球にいない生物もいる。毒羆や破城鎚烏賊等特に危険な（地球でいう剣牙虎や恐竜程か）だが魔法的力を持たぬ生物を亜獣、魔の加護を受けた狂暴生物を魔獣と呼称する。神や精霊の加護を得た法獣・霊獣もいるが稀。

博元 裕央 @hiromotoyuuou

１１．魔王 滅んだ者の怨念、生者の世界への恨みが活性化させる存在たる魔（故に魔を抑える為倫理や騎士道が発展した）が頂点に達した時現れる、魔に影響を受けた魔族や魔獣を統御し命惜しまず人を攻撃させる支配力を発揮する者。長年人を苦しめたが現代は三代目魔王が結んだ和約が機能している。

博元 裕央 @hiromotoyuuou

１１－２．魔王について・捕捉 但しこれは魔王が人間を襲わせていないというだけであり、野生の魔物が人を襲ったり、魔王の権威を認めない魔族が独立勢力を築いて争いを起こす事はある。

博元 裕央 @hiromotoyuuou

１２．勇者 称号や職業ではなくある種の精神性。この世界の魔法は精神力と体力を消費して使うものだが、つまりある程度は精神力をリソースとしうるもので。極大の勇気でそのリソースを賄い、時には身を削る事も勇気で耐え、極大の魔法で偉業を成し遂げる存在。過去何人か存在し、特に四人が知られる。

博元 裕央 @hiromotoyuuou

１４．真竜 読みはシュムシュ。神話に歌われる、争いあう精霊達を打ち倒し善悪を教え神々とした存在。様々な獣のトーテムを打倒する過程でそれらの獣の要素を取り込み竜と成った統合の象徴。最初は唯の少女だった太古の奇跡。精霊の世界を否定した古代の法則故、法則の否定に対する絶対の防御を持つ。

博元 裕央 @hiromotoyuuou

１４－２．真竜（続き） かつて人類が一つであった頃伴侶である王の神と共に世界を治めていたが、ある時王の民に討たれた。王の民は真竜が魔を哀れむあまり魔に堕ちたと語ったが、それを信じぬ者もおり、世界は割れた。真竜の信徒はその時より姿を消したという。

博元 裕央 @hiromotoyuuou

１４－３．真竜（続き） 討たれた真竜の怨念から生まれたとされる竜型の魔物が魔竜（ラハルム）であり、王神と真竜の間に生まれた、人類が一つの国であった時代の国家を衣鉢を継ぐ大国・連合帝国の統治者の血筋を、あくまで人の姿であるが特別な王位の呼称として帝龍（ロガーナン）と呼ぶ。

博元 裕央 @hiromotoyuuou

１５．転生者 混珠の空に浮かぶ泡の世界の内にある月とは別の、夜の面が灯火めいて光り周囲に影響を与えぬ不思議な星〈不在の月〉でかつて生きてきたという記憶を持って生まれる存在。赤子として生まれる者、生前の姿のまま現れる者、生前と違った姿で現れる者等様々なパターンがある。

博元 裕央 @hiromotoyuuou

１５－２．転生者（続き） 〈不在の月〉とは、地球の姿が混珠の空に幻として映っているものである。 転生者は混珠の歴史に過去に何人か存在しており、歴史に名を残す者も残さない者もいたが、あくまで影響は限定的で、混珠は混珠の歴史をこれまでは歩んで来た。

博元 裕央 @hiromotoyuuou

１６．欲能 チートと読む。転生者とは即ち輪廻転生の過程で前世を忘れえぬ程強く自我に執着した存在だが、その中でも魂の容が歪む程強烈なエゴを持つ存在が会得してしまう、周囲の世界法則まで歪める力。 必殺、洗脳、必中、無敵等、魔法を遥かに凌駕する悪童の駄々によるルール違反めいた絶対的な力。

博元 裕央 @hiromotoyuuou

１７．新天地玩想郷 ネオファンタジーチートピア。玩想郷（チートピア）とも。欲能を持ちそれを悪用し欲を満たす事を躊躇わぬ悪性転生者達の、混珠を裏から支配する為の秘密結社。 各自勢力の寄合所帯で結束は緩いが、悪徳の限りを尽くし抵抗者は混珠人も転生者も必ず抹殺する邪悪の権化達。

博元 裕央 @hiromotoyuuou

１８．十弄卿 テンアドミニスター。玩想郷の転生者は欲能の強さやそれで得た地位権力等で序列付けされるが、そのトップテンに属す首領たる第一位を含む最高幹部集団。欲能が更に強化されエゴは更に邪悪化。何れも単騎で世界を滅ぼしうる、超人たる通常の欲能所持転生者を凌駕する神をも殺す超神達。

博元 裕央 @hiromotoyuuou

１６～１８－２．欲能他補足 これらチート能力は絶対的であるが「現在の世界法則」をハッキングするものであり、「古の世界法則であり、かつての他の世界法則を塗り替えたもの」である竜術による防御や攻撃や回復は、チートによる無敵や必殺や洗脳等に抗いうる。故に、主人公達は戦うのだ。

博元 裕央 @hiromotoyuuou

１９．混珠の衣・住 混珠の服飾文化や住居文化は、地球的観点からは「古代ローマと古代ペルシャ、中世東欧を混ぜたような」と比喩される。但しこれは連合帝国・辺境諸国等の大陸中央部であり、諸島海や鉱易砂海・諸部族領等では土地土地の個性が出て度合いは場所によるがある程度雰囲気が異なる。