モンサントのGM認可とまつわるTweet

Twitter界隈で盛り上がってた「世界の悪徳企業モンサントが、震災のどさくさにまぎれて遺伝子組換え作物の認可を取りに来ている」という情報に関する議論まとめです。二日に渡って議論あったので時系列を編集してあります。編集可にしてありますので、問題ある際はご編集下さい。
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@kantakobira

一部、農業ドメインで盛り上がってたやつ。 - パブリックコメント:意見募集中案件詳細|電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ: http://t.co/FBeBlTl

2011-05-30 19:11:06
@kantakobira

資料読んだけど、読む限り反対すべき理由は見当たらない。そもそもデントコーンと綿と菜種だし、生鮮で出回る事も無いし、そもそも日本で栽培しようとすると反対運動おこるから作る農家もいないだろうし。

2011-05-30 19:12:33
@kantakobira

こういった商品のメインターゲットは中国とインドで、「日本は新しい系統でたから申請しとこっと」という位なんで特段気にかけるようなないようじゃないかも。(資料3)の資料はなかなか良く出来てる。Btもここまでなってんだ、と驚いた。

2011-05-30 19:14:28
Eiji Domon/ Bernardo Domorno @Dominique_Domon

@kantakobira いえいえ、トウモロコシ自体はアメリカから日本に飼料用に大量輸出しています。かつてのスターリンクの件のように未承認の遺伝子組換え体が混入していると、積荷を送り返す騒動に発展するので、アメリカでリリースした新品種は日本には必ず申請しています。

2011-05-30 20:00:35
Eiji Domon/ Bernardo Domorno @Dominique_Domon

@kantakobira そうですね。そのために各社は日本法人に少なからぬスタッフを雇用して申請業務を行っています。そのコストたるや大変なものですが、積荷を送り返されると、その損害はそれどころではありませんから。

2011-05-30 20:05:34
@kantakobira

@Jean_Domon なるほど。その時のリスク管理のためなんですね。ありがとうございます。

2011-05-30 20:01:24
Tribal @sarukuri7

@kantakobira 情報有難うございます。しかし消費者はこういうネガティブな意見は比較的簡単に受け入れます。http://bit.ly/ltqMMi 全てに答える必要はないと思います。これらの情報だって100%真実という訳では無いからです。でも、是非ご意見いただきたいです。

2011-05-31 21:18:19
@kantakobira

拝読しました。内容は近代農業のビジネスモデルの問題点であって批判は遺伝子組み換え技術そのものと関連性はないと感じます。ラウンドアップは組み替えなくても「有効な正式な認可を受けた農薬」です。RT @sarukuri7 http://bit.ly/ltqMMi

2011-05-31 22:32:31
@kantakobira

@sarukuri7 インドやアルゼンチンの件も遺伝子組み換えでも大農場が小作を圧迫するのは有機農法が主流だった戦前からあったことでしょう。遺伝子組み換えを非難するのは議論のすり替えかとおもいます。それと断言に対してデータ元の出典が記載されていないのも残念です。

2011-05-31 22:36:04
@kantakobira

ついでに言うと、「組み換え作物の花粉が飛んで有機農産物と交雑する!ムキー!」と言ってる人がいるが大豆や綿は自家受粉だから花粉はとばないし、日本で飼料用コーンをオーガニックで作ってる人も聞いた事無いから、そこは突っ込みどころ明後日ですよん。

2011-06-01 14:28:26
@kantakobira

モンサントの批判をするなら情報の非公開性や客観的な調査に基づいた企業の社会的責任の欠如、政府との癒着などを避難するべきっす。それもちゃんと根拠を明示した上で行わないと、たんなるクレーマーで終わって何かを変える事は出来ないっす。

2011-06-01 14:35:25
@kantakobira

別にモンサントやシンジェンタのビジネスモデルの擁護はしてないです。突っ込む点が製品自体の安全性だと意味ないし(世界中のGM反対の科学者が研究して発見出来てない)、通常のF1を買うだけなら別にいてもらってもいいじゃん、って感じです。

2011-05-30 19:32:08
@kantakobira

@sarukuri7 むしろ批判するのは穀物メジャーの情報の非公開性やCSR(企業の社会的責任)の欠如であって、そこに技術自体の可否の議論はまた別じゃないでしょうか。遺伝子組み換え禁止しても彼らは非組み替えで同じモデルでするでしょうし。

2011-05-31 22:42:24
Tribal @sarukuri7

@kantakobira なるほど、問題の原因は、業界体質であって、技術は、あくまで技術。核兵器が戦争に使われ、それを技術者に詰め寄っても、何も解決しないのと似てますね。よくあるかたちですけどね。

2011-05-31 23:02:47
Eiji Domon/ Bernardo Domorno @Dominique_Domon

人口問題が解決しない限り、飢餓の問題は「早いか・遅いか」「多いか・少ないか」の問題だ。モンサント社があってもなくても、長いスパンで考えれば世界は飢餓に向かっていく。有機農法もまた万能の解決策ではない。 / モンサント社なしで世界を養う方… http://htn.to/9X9xqN

2011-06-01 14:33:50
Tribal @sarukuri7

@Jean_Domon ご回答感謝します。短期的にはどっちもどっちだとして、長期的にはどうなんでしょうね。GMでしかも薬もセット、更に独占的。疑問は残ります。世界的食料問題の大爆発は近いようなので、GMの方向性も商業としてでなく、環境重視でないと、サイクルできない気がします。

2011-06-01 18:10:17
Tribal @sarukuri7

遺伝子組み換え(GM)と、飢餓問題についての考察。 GMー商業=GM+自然=サイクル&収穫安定可能=『商業も成立』です。 ハイブリットってやつですね。これって幻想ですか?RT @Jean_Domon http://htn.to/9X9xqN

2011-06-01 18:48:43
Eiji Domon/ Bernardo Domorno @Dominique_Domon

”低投入持続的農業”というのがこの数十年一つの研究分野に育っています。それを意識した組換え作物の開発も進んでいますので、方向性としてはそれもアリだと思います。 RT: @sarukuri7: GM+自然=サイクル&収穫安定可能=『商業も成立』です。これって幻想ですか?

2011-06-01 19:19:24
@kantakobira

自分のスタンスは、科学的な理由で遺伝子組み換え作物を禁止する十分な理由はないと考えています。ただし、遺伝子自体を特許とするコンセプトには反対で人類共有の財産とすべきと考えてます。ただ現実的には投資が進みすぎてヒトゲノム含めてそのコンセプトが覆る事はないでしょう。

2011-05-30 19:43:35
@kantakobira

遺伝子組み換えは夢のある技術でもあります。例えばビタミン不足で失明する子供がいる地域に大量なサプリメントを送り続けるのは難しいけど、自家採種可能なビタミンを作るコーンの種を送る事も可能だし、例えば南アフリカに同じ様なフリーパテントのHIVワクチン作るトマト送る事も出来ます。

2011-05-31 22:48:16
@kantakobira

科学者は技術の選択肢を増やす事が仕事ですが、それを選択するのが社会の役割です。今、組み替えを商品にしている企業に問題があるからといって技術の選択肢を狭めるのは社会に不利益になります。要はその技術をどの様に社会が使いこなすか、という事が大事です。

2011-05-31 22:50:21