「花咲くいろは」と、夢千代日記とのアナロジー

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y2k000 @y2k000

花咲くいろは7話見た。この作品の構造をようやく分かりつつある。(様々な意味での「猶予」として機能する)モラトリアムに、次々と現れるダメなオトナを、安易ではないアーキテクトを施された萌えキャラが順番に説法かましていくバトルアニメなのだろう。

2011-06-01 00:24:52
y2k000 @y2k000

つまり、ヒエラルキーの頂点にいる女将を天秤的な「大人」の一方側の傾きの最大値として設定して、そのバランスを図るため次々にダメな大人が投入されていく。天秤の観測者たる主人公(たち)は、そのはかることそれ自体を実習/遊興/社交として、価値判断していく、というね。健全だ。

2011-06-01 00:29:04
泉信行 @izumino

.@y2k000 めちゃくちゃ「NHKのドラマで描かれる女性の価値観」を深夜アニメ的に翻訳した話、ともいえますな>次々と現れるダメなオトナを、安易ではないアーキテクトを施された萌えキャラが順番に説法かましていくバトルアニメ

2011-06-01 00:29:52
y2k000 @y2k000

@izumino 導入部でなんとなく「夢千代日記」想起させたんですよねえ。電車のシーンのせいなだけかもしれませんが。で、これを男性的に裏返すと、恐らく石ノ森先生の「HOTEL」とかそれに連なる、直近で言うと藤栄道彦「コンシェルジュ」とかになるかなと。

2011-06-01 00:38:07
y2k000 @y2k000

多分、「花咲くいろは」の主人公が本質的に「旅館」という閉鎖系から自由であるからかなあ。もっとも、「夢千代日記」の場合、その余命ゆえの悲哀があってこそに薫ってくる彼女の自由であったのだけど。でも、NHKの女主人公って「HOTEL」」とかよりいわゆる「職務」から自由な印象があるな。

2011-06-01 00:40:28
泉信行 @izumino

.@y2k000 そうですね。明らかにまともではない職場環境と、いびりに対して若さと熱気だけで立ち向かう構図は青年誌の仕事マンガのノリだなーと最初は考えてました。バンビーノとか、「サービス業のわりに内側のトラブルで仕事回せてないなあ」みたいな

2011-06-01 00:43:10
y2k000 @y2k000

花咲くいろは7話は今までで一番楽しかったので、個別の話をすると、仲居さんがエヴァのミサトのパロディをやってて、笑った。ビール飲むところぐらいの作画で、アレ? と感じて、その後、背動(CGだけど)+ケツをおっかける縦の動きで劇エヴァかよ、と突っ込んだので、オレの負け。

2011-06-01 00:51:50
y2k000 @y2k000

ちなみに「夢千代日記」は昔、VHSがばあちゃんの家にあって見たことあるのでウロ覚え気味なんだけど、松田優作出てたから第3期だったのかー、とwikiで今確認した。なんせラストが痺れたんだよねー。DVD買おうかしらん。

2011-06-01 01:14:55