国際結婚制限論:婚姻における格差問題:世界中が見て見ぬふりしている国際結婚における女性の大量略奪問題
- yakeen4510
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国際結婚を制限せよ、というと、恐らく世界中の圧倒的多くの人が「自由を制限するなんてけしからん」「愛し合ってる二人を国境で縛るな」と言い出すだろう。そのために結婚機会を奪われてしまう男性のことは、誰も考慮しない。
2019-12-04 05:53:34「一体何のことだ?」と思われるかもしれない。しかしこれは数字にきちんと出ていることである。たとえばフィリピンの国際結婚の統計を見てみよう。nna.jp/news/show/1817…
2019-12-04 05:57:45「昨年の婚姻件数を国籍別・性別で見ると、フィリピン人同士が41万9,675件(96.5%)と最も多かった。フィリピン人女性と結婚した外国人男性数は、米国人が3,168人で最多。以下、日本人が1,490人、オーストラリア人が911人、韓国人が874人、英国人が861人と続いた。
2019-12-04 05:58:20「フィリピン人男性と結婚した外国人女性は、オーストラリア人が298人、中国人が273人、米国人が162人、カナダ人が135人、日本人が123人となった。
2019-12-04 05:58:29つまり、フィリピン人女性と結婚した外国人男性はそこに出ているだけで7304人、一方その逆は991人しかいない。つまり差し引きするとこの年だけで6000人以上のフィリピン人女性が「外国人男性に流出」していることになる。
2019-12-04 06:02:44誰も問題にしないが、考えてみると年間で6000人もの女性が自国民ではなく外国人と結婚するというのはかなりひどいことではないだろうか。つまりそれはそれだけフィリピン人の男性が結婚する相手を失っているということになるからである。
2019-12-04 06:05:19フィリピンが極端な女余りの国ならともかく、この統計をみる限りほぼ男女は半々なので、これはとんでもない事態であるとしか言いようがない。top10.sakura.ne.jp/Philippines-p2…
2019-12-04 06:06:53自由は確かに大切なことだが、他者の自由や権利を奪う自由は許されるべきではない。それは憲法にも「公共の福祉に反しない限り」と明確に記されている。だがそのことをきちんとみな意識しているだろうか。
2019-12-04 06:08:38はっきり書こう。国際結婚する自由をあまりに簡単に認めてしまうと、今書いたような不均衡が発生してしまって「結婚相手を自国よりも優位な国の男性に大量に奪われる」という女性略奪問題が発生する。
2019-12-04 06:11:26ここであなたは思うかもしれない。「国際結婚したい女性当人が望んでいるのに略奪というのはおかしな話ではないか」と。確かに国際結婚する側からすれば自分が略奪されているようには思わないだろう。むしろ当然の権利だと思うだろう。
2019-12-04 06:13:35また「国内の結婚だって結局は金持ちが有利だから、国際結婚で途上国女性が先進国男性とたくさん結婚するのも同じことではないか」という反論があるかもしれない。
2019-12-04 06:14:43しかしそれは同じではない。なぜなら一夫多妻が禁止されているのなら、また国内男女の数が半々であれば、金持ちの方が結婚しやすいのは当然としても金持ちが多くの女性と結婚することは(法律上)できないので、多くの人が婚姻することに問題はない。
2019-12-04 06:18:15ところが国際結婚でそれをやられると、取り返しがきかないのだ。外国人が大量に自国女性と結婚しているのだから、自分たちも大量に外国人女性と結婚すればいいじゃないかと言われても経済力のない途上国男性にどうしてそんなことができるだろうか?
2019-12-04 06:20:53ここで個人的に国際結婚の原則を提案したい。「自国の男女の婚姻数を減少させるような国際結婚は原則として禁止されるべきである」。このように国際結婚に歯止めをかけないと非常な不公平・不均衡が世界的に発生することになるからだ。
2019-12-04 06:24:29これは「国際結婚したい」人たちの意志に恐らく反することだろう。しかし国際結婚したいからとそれを特に制限なく認めていけば、いま指摘した問題が必ず起きる(起きている)。つまり「個人の自由」が「多くの人の平等」を奪うのである。
2019-12-04 06:28:27現代社会の最大の問題は格差である。呆れるほどの格差が途上国にも先進国にも存在する。しかしその原因についてあなたは考えたことがあるだろうか。途上国はともかく、なぜ人権にやかましい先進国ですら、あきれ返るほどの格差が存在するのだろうか。
2019-12-04 06:32:02世界の富の半分ほどのほんの26人程度の超富裕層が所有している(しかもそのほぼ全員が白人とされる人々)という事実は、人種差別と経済格差をまざまざと感じさせる全くおぞましい事実だ。しかしなぜ、現代こんなことが起きるのだろう??
2019-12-04 06:47:04この格差こそ少し考えてみれば行き過ぎた個人の自由が多くの人の平等を奪っている姿に他ならない。現代は自由ばかりが強調されその自由が多くの人の平等を踏みにじるかもしれないことについては、ほとんど考慮されない。
2019-12-04 06:37:04国際結婚という自由も、結局はそれと同じである。途上国だろうが先進国だろうが、まずは「自国民が婚姻できること」という平等の原則が最初にくるべきであり、その均衡を崩してしまう国際結婚については慎重に扱うべきなのに、そうした意見はどこからも出ない。
2019-12-04 06:38:37現代人は自由が好きである。いやこれは現代人に限らないだろう。しかし個人の自由が多くの人の機会を奪っていることが明白であるのなら、その自由は制限されなけれぱならない。理の当然ではないか。
2019-12-04 07:14:59これを読んで「どうして金持ちになりたい女性が、自国の貧しい男性なんかと結婚しなければならないんだ? それは自由の侵害だ」と思う人が多いことが予想される。
2019-12-04 06:52:16しかしそれは「どうして金持ちが貧しい奴らのために税金を多く払う必要があるんだい? 俺が稼いだ金なのに」というのと基本的に同じことでしかない。
2019-12-04 06:53:57自由を制限せよというとすぐ「北朝鮮か」というしょうもない反論がくるが、自由を「全く完全に」制限せよと言っているわけではない。あくまで「行き過ぎた」自由について、是正せよと主張しているのである。現状の国際結婚のあり方は、公共の福祉に反している。制限が必要だ。
2019-12-04 06:56:04とりあえず長くなったのでここでとめて、では日本における国際結婚がどういう問題を生み出すのかについてまた別のまとめで語りたい。「国際結婚を多くしているのは日本の男ですよ、女ではなくて」という人は、何にも本質が見えていない。
2019-12-04 06:45:28