謎の肺炎再び【2020年2月上旬】中国武漢で発生した新型コロナウィルス(通称「武漢肺炎」)について各地の最新状況を香港からレポート。

中国武漢で発生した新型コロナウィルス(COVID-19、通称「武漢肺炎」)について各地の最新状況を香港からレポート。香港では2003年に猛威をふるったSARSで299名の死者が出ている事から、その後も感染症に厳重な監視体制を取っている。 謎の肺炎再び 最新版 https://togetter.com/li/1474790 まとめ URL一覧 https://togetter.com/li/1463041 2020年2月下旬 https://togetter.com/li/1470891 2020年2月中旬 https://togetter.com/li/1466867 2020年2月上旬 https://togetter.com/li/1463911 2020年1月 https://togetter.com/li/1451814 
2
前へ 1 ・・ 9 10 次へ

【香港】政府に中国本土の全面封鎖を求める医療従事者が、非緊急部門から段階的にストライキに突入した。

過酷な医療現場に各界から同情が集まる一方、肺炎騒動に便乗した反共産党デモ関係者らの扇動には非難の声も上がっている。


【中国】2月3日朝までに報告された新型肺炎による世界の死亡者は361人に達し、SARSの349人を超えた。

中国全土の感染者累計は17,205件。中国本土では3日が旧正月の連休明けとなる。


【香港】2日確認された15番目の感染者

15 香港在住 72歳女性(13の母親)

長期持病あり。黃埔花園第十一期1座で13番目の感染者の息子と嫁、孫息子、孫娘、ヘルパーと同居。

2月1日、息子の感染が確定した後、鯉魚門の隔離施設へ。同日発熱と咳などの症状が現れ、クイーンエリザベス病院に隔離入院。2日感染が確定し、プリンセスマーガレット病院に転院した。

潜伏期間中には香港から出ておらず、主に自宅内で過ごした。同居の家族の残る4名も隔離施設で観察中。


【マカオ】マカオで確認された感染者8名中5名は便から新型コロナウィルスが検出されたことから、香港でも糞尿経由の感染の可能性が指摘された。

2003年のSARS蔓延時にも、香港の団地で住民が集団感染した例がある。

・トイレを常に清潔に保つ
・便座を閉じてから流す
・使用後は手洗いを徹底


Poker ポーカー Now @poker_ing

【東京】2日、東京発香港行きの機内で乗客一名に発熱があることがわかり、乗客全員が降りられなくなる騒ぎがあった。 問題の便は2日午前10:45東京羽田発のキャセイパシフィック航空CX543便で、乗務員が香港衛生当局に連絡した後、乗客全員が体温を測定するまで機内に足止めされたという。 pic.twitter.com/1Ya8FeYD4j

2020-02-03 00:53:26
拡大

【動画】ネットで出回っていた機内のビデオ。「7人発熱」などのデマも飛び交った。
2月2日 羽田発CX543の機内

(Jerry C Chan Facebookより)


【香港】2日、医療従事者で作る組合が特別会員総会を召集。香港政府に中国本土の全面封鎖を求め、明日3日から5日間にわたり、段階的にストライキに入る。


【セブ】2日から中国本土と香港、マカオからの旅客の入国を禁じたフィリピンで、同日すでに出発していた香港発セブ行きのキャセイパシフィック航空CX921便が現地に到着した後、百名近い香港人搭乗客が機内に缶詰になる騒ぎとなった。

乗客の一人によると、同機が11時32分に現地到着するまで、入国禁止措置については知らされておらず、強制送還されるかどうかもわからないまま5時間以上待たされたという。


【深圳】香港と隣接する中国本土の深圳で、地域内の新型肺炎感染が3件発生した。いずれも湖北省への渡航歴はなく、一人は配達員だという。


【香港】これまでに新型肺炎感染が確定した14人のうち、7番目の68歳女性が2日危篤状態に陥り、また2番目の56歳男性と72歳男性も重症。

また13番目の39歳男性の母親にも初期検査で陽性反応が出た。確定すれば15人目となる。


【香港】2月から導入されたスピード検査キット

【香港】隔離施設の増設はいずれも近隣住民の猛反対にあい中々進まない。政府は、感染者と密接な接触があったなど観察の必要がある対象者を追跡できる「スマートブレスレット」の採用を検討。


【台湾】台湾報道によると、近日中にも武漢に残された台湾人をチャーター便で帰宅させることが決まった。中国政府との交渉が難航すると見られていたが、現地の武漢台商協会によると、第三地を経由せず武漢から台湾への直行便だという。

2月2日現在武漢に残っている台湾人は476人で、うち新型肺炎の感染が確定した者が1人、疑いのある者が3名いることがわかっている。


【マカオ】2日、8人目の新型肺炎感染が確認された。マカオ人の感染が発見されたのは初めて。

武漢渡航歴や感染者との接触はなかったが、1月10日から17日まで帯状疱疹で広東省珠海の病院で治療を受けた他、22日同じく広東省の中山三鄉市で生きた鶏を購入し、22日から23日同市に滞在したという。

27日から発熱と咳などの症状が現れ、30日と31日に現地マカオの鏡湖醫院に来院。今月1日、右腹部の痛みを訴え再び来院したところ、CT検査で肺に炎症のようなものが認められたため、救急車で山頂醫院に搬送され、新型コロナウィルスの陽性反応が出たため隔離された。

前へ 1 ・・ 9 10 次へ