恐怖について云々

@tm_tanuki

さて、そろそろ時間だね。久しぶりのお話しタイムだよー！

@tm_tanuki

わーわーどんどんぱふぱふやんややんやー！

@tm_tanuki

今日は何の話をしようかな―とか考えて、前にしようかと言ってしなかった恐怖の話でもしようか。

@tm_tanuki

恐怖について、ちょーっと評論読んでさ、色々とそれを基に考えてみたりしたりでね。

@tm_tanuki

恐怖って言うとさ、やっぱり皆基本いやなものだよねー。おばけ怖いとかそんな感じの。でもさ、そういう恐怖って必ずしも怖いからって死ぬわけじゃないよね。

@tm_tanuki

お化けが怖いって恐怖で死ぬのってそうそうないし、雷が怖いって言っても怯えて恐怖するだけで死ぬわけじゃない。雷に打たれれば話は別だけど。

@tm_tanuki

何が言いたいかって言うとさ、恐怖って言うのはそのまま死に直結するわけじゃない。別に怖くたって死ぬわけじゃあないんだ。でもでも？恐怖とかって死から逃げる為の防衛本能がーとかそんな感じに考えちゃったりしちゃうよね。死を回避するために恐怖があるんだとか。

@tm_tanuki

実はそういうことでもないんだよね。ほら、昔々刀持ってチャンバラっていた時代。あの頃ってさ、色々あるとすぐ割腹自殺するイメージってない？恥をかいた！死ぬ！武士の誇りをけがしてしまった！死ぬ！敵の捕虜になるくらいなら死ぬ！とか。結構バンバン割腹自殺が流行っていたよね。

@tm_tanuki

戦場においても一番危ない先陣を切ることに心血注いだり。そういうのって全然死を恐れていないよね。恐れていたとしてもそれよりもさらに優先する物がある感じ。ちゃっちゃと結論言うと、ああ言う人らは死ぬのが怖かったんじゃないのよ。誇りだとかを怪我し汚されが恐怖の対象だったのよ。

@tm_tanuki

「武士道とは死ぬことと云々」とか言ってたよね。結局恐怖ってのは死に直結はしないんだ。彼らが一番に恐怖していたのはプライドが云々とかだから。それを回避する為なら死ぬことだって厭わない。じゃあその根源が死でもない恐怖って言うのは何なんだろうね？

@tm_tanuki

「武士道とは死ぬことと云々」とか言ってたよね。結局恐怖ってのは死に直結はしないんだ。彼らが一番に恐怖していたのはプライドが云々とかだから。それを回避する為なら死ぬことだって厭わない。じゃあその根源が死でもない恐怖って言うのは何なんだろうね？

@tm_tanuki

恐怖って言うのはつまりは、嫌な事避けたいこと訳の分からない未知なもの＝拒絶したいものに抱く気持ちなんだ。自分の心の平和の為には排除しなきゃいけないって言う、そういうものなんだ。だから武士は恥にまみれるくらいなら、心の平穏が守られないくらいなら割腹自殺もなんのそのってね。

@tm_tanuki

恐怖は心の平穏を乱すモノ。その恐怖を回避するために人は科学だの神様だのを生みだしたね。大災害とか怖いからとりあえず神様のせいにしとこーぜってな感じに。天罰故仕方なしなんて思うことで未知に説明をつけたんだ。幽霊の正体見たり枯れ尾花なんて言葉もあるよね。

@tm_tanuki

これも結局幽霊について説明してそんなもの怖くないぜ！って言ってる事だよね。科学は恐怖する道を解明してくれるからここまで信者が増えているんだろうし。科学で証明できない事は信じたくないでしょう？何故って、説明できないものの存在が許せないからだよ。説明できないから拒絶する。

@tm_tanuki

ある意味では恐怖って言うのは、死は死でも精神的な死をいみしているのかも。死んだら何にもできなくなる。天国も地獄もあるのか分からない未知の状態の自分が怖い、だから死ぬのが怖い。たぶんさ、死んだ人間と話しできるとして 「死んだらイイコトづくめだよー」とか言われたら、皆死ぬよ。

@tm_tanuki

恐怖は心の安定を壊すモノ、恐怖するのは安定を壊す未知が嫌だから。でもさ、恐怖を求めるような人もいるよね。皆も経験あると思う。こわいものみたさってさ。

@tm_tanuki

時に死ぬことよりも拒絶したいようなこと、何で求めるんだろうね？例えば一歩間違えば死ぬようなジェットコースターやバンジージャンプ、遭難したりするかもしれない登山なんかもそうだね。普通は怖くてしたくないって思うことだと思うのよ。でもしちゃう。何故かな？

@tm_tanuki

答えは至極簡単。恐怖を避け続けて極めた先は退屈だからだよ。

@tm_tanuki

アレも怖い、ソレもなになにって言う危険があるから怖い、なんて拒絶した先には「何もしない（できない）」っていうような状態があるんだ。想像してみて？日がな一日、いや一日どころか１年１０年ずーっと何もしない生活。退屈だと思わない？

@tm_tanuki

じゃあそんな退屈を避けるためにはどうするか。排除したものを呼びもどせばいいのよ。そとは車にひかれたり人に殺されたりするかもしれないって恐怖より、外に出てショッピングしたり旅行したりしたら愉しそう退屈じゃなくなるってさ。退屈が恐怖に打ち勝った時に、怖いもの見たさってのは発動するの。

@tm_tanuki

怖いけどおばけ屋敷に入るのは何故か？驚いたりして何も変わらない波風もなにもない無が続く退屈から逃げれるから。未知って言うのは、怖いけれど色々と愉しい場合もあるよね。

@tm_tanuki

人って言うのは恐怖して色々排除したり、でも全部なくしたら退屈だから適度に恐怖の対象を取り込もうとするのよ。人間、そのサイクルからは逃げられないってね。

@tm_tanuki

創作して発表したら貶されたりするかもしれない→怖い　　でも褒められることもあるかもしれないし自分を知ってもらえるのは嬉しい→退屈（創作しない）が怖い事よりもっといや！

@tm_tanuki

今日のお話のまとめ。恐怖って言うのは死に直結することでもなく、自分（自我）を脅かし安定を壊すモノ。　でも退屈が嫌だからと人間は恐怖をわざわざ取り入れる。恐怖はただ排除するだけじゃあ生きるのが辛くなるってやつだね。うまい具合に関わって生きていかないと。

@tm_tanuki

恐怖を排除するのは悪いことじゃない。当然なことだけどさ。恐怖を避け続けて未知を知らないままだと、それこそその人の精神は赤ん坊の頃から成長しない訳で。自分を成長させるカギは恐怖にあるということさね。克服すれば一回り大きくなるよねって皆言うのはそういうこと。