同人誌感想まとめ

大豆まめ(遺伝子組み換え) @isofurab

読んだのに感想書いてなかったので 読書感想文(1/3) 『古明地こいしの有効範囲』サク＿ウマさん(絡繰工房ガラパゴス支店) 　「こいしちゃんには無限の可能性がある」を標榜する氏による、こいしの奥深い魅力がぎゅっと詰まった珠玉の短編集。132ページ。

大豆まめ(遺伝子組み換え) @isofurab

読書感想文(2/3) 常にこいしに起点を置きながらも、作品ごとに角度を変えて多面的に描かれたこいし像は、どれも不思議な説得力に溢れた魅力ある形に切り出されており、読み進めるたびに新しい発見があり、楽しい。こいしちゃんの無限の可能性、その一端に触れたい方は是非読んでみてほしい。読め(豹変)

大豆まめ(遺伝子組み換え) @isofurab

読書感想文(3/3) どれも好きだけど、底知れない闇深さをたたえながらも、同時に姉を強く思っているこいしちゃんが登場する「お姉ちゃんが、私の。」が特に好き、かな。それと「少女幸福論」と「妖怪少女の幻影」も。

大豆まめ(遺伝子組み換え) @isofurab

ちなみに、これを読んで触発されて「こいフラ書きたい！」ってなって書いた作品が拙作「引きこもり吸血鬼と○○の話」(coolier.dip.jp/sosowa/ssw_l/2…)になります(強引な我田引水ムーブ)。 みんなもこれを読んでこいフラSSデビューを決めようぜ！

石71 @wooden_bat

古明地こいしの有効範囲【サク_ウマ 様】 一番気に入ったのは古明地姉妹の3:34。 短い方では読み手の理想的な姉妹の情景を思い描かせてくれるし、長い方でも広がりのある地霊殿の風景を見せてくれた。

サケノミ @sakenom

例大祭16戦利品その16 SS本その2。 あたいんちさんのはCDでもあるけど。表紙が可愛すぎる。 無停止寸劇団さんのは久しぶりにアホなやつかな？そうだったら嬉しい。 ぐのめ商会さんのはプレビューだけど前作がとても好きだったので迷わず購入。 古明地こいしの有効範囲はタイトル買い。 pic.twitter.com/o7HD5gZEPK

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サケノミ @sakenom

絡繰工房ガラパゴス支店さん発行『古明地こいしの有効範囲』。 著者はサク＿ウマさん。文庫サイズ132PのこいしちゃんメインSS本。こいフラ多め。 連作とまではいかない短編をまとめた本ではあるが、古明地こいしを解釈するというテーマは一巻している。→ saku-uma.booth.pm

サケノミ @sakenom

→イマジナリーフレンド、胎児の夢を内包する容器、無意識への干渉者、などなど様々な解釈で彼女を描いている。 古明地こいしというキャラクタを様々な角度から観測しようとすることで彼女の有効範囲を探ろうとしているように感じられるつくりがなかなか面白かった。→

サケノミ @sakenom

→まぁ、それでも、冒頭で語っているとおり〈こいしちゃんには無限の可能性がある〉ので、その有効範囲は誰にも観測できないんだろうとも思う。 この手のこいしちゃんシリアスは結構読み疲れすることが多いんだけど、今作は短編構成だったのでさくさく読めたのも正直ありがたかった。→

サケノミ @sakenom

表紙買いでもサークル買いでもなくタイトル買いという珍しいパターンで手に取ったので、ハズしてもしょうがないと思ってたけど、期待通りのものが読めた感があって嬉しい。 「古明地こいしの有効範囲」ってすごくいい字面だと思う。「青娥娘々、極限死を語る」並に素敵だ。→

サケノミ @sakenom

→蛇足になるけど、今作で一番感心（興奮）したのはスカーレット姉妹の出自に関する設定で。 西欧での流行病への畏れから形成されたのがレミリアで、そうして出現したレミリアが暴れまわった結果、その破壊への畏れからフランドールが生まれた　っていう設定がとても面白いなぁと。→

サケノミ @sakenom

→自らの破壊活動から生まれてしまった、破壊という現象そのものみたいな妹を持て余し向き合えない姉と、それを理解している妹という関係性ってすごく歪でゾクゾク来ます。流行病が死への運命と解釈された結果レミリアの能力に繋がるってのも良い。 このネタで何か読んでみたいと思ってしまった。

雪月楓@京都秘封　楽-27売り子 @Kaede_Yukiduki

サクウマ氏の「古明地こいしの有効範囲」読み終わりました。 そそわで大体読んだ作品ですし復習程度の気持ちで読んだんですけど、こんなに面白かったっけ...？ ってなってます。 自分は電子版だとうまく入り込めないっていうのがよく分かりました。 特に4‘33‘’が印象の変化がすごい。

保冷剤@C99_2日目東コ-28b @hore115

絡繰工房ガラパゴス支店（@sakuuma_ROMer ）『古明地こいしの有効範囲』 全編こいしちゃん。さとり妖怪同士は鏡写しになるよなあ、とか、評すHつする感情とその内面が食い違ってたらこいしちゃんにはグロテスクに映るよなあ、とか、相手の認識に上書きするのって笑い男っぽいな、とか

保冷剤@C99_2日目東コ-28b @hore115

乾燥が一篇一遍に対してあるんだけど、どうにも漫然としてしまうのは俺のまとめ方が悪いからです、勘弁してほしい。アリスさんの専売特許だった催眠クイーンをパッチェさんが奪ってたりとか（こいしちゃんはあの能力で何人の女の子に股を開かせてきたのだろう）

保冷剤@C99_2日目東コ-28b @hore115

「怪は生まれて」の、こいしちゃんがこいしちゃんになった瞬間を観察することは不可能なので、比較検討することで埋めていこうっていう姿勢はだいぶ好き。著者の幻想少女は比較的オカルト的なルーツがはっきりしてて、その分身体感覚が希薄というか。

保冷剤@C99_2日目東コ-28b @hore115

特筆したいのは「少女幸福論」。フランドールがこいしちゃんに気づける理由が座敷童と同じなのだとしたら、それでもフランドールを連れ出そうとするこいしちゃんのいじらしさに涙を禁じ得ない。離別は確定的だろうから……

保冷剤@C99_2日目東コ-28b @hore115

全体的に「何故そうなのか」の種明かしが鮮やかで無駄が無く解りやすいお話運びなので、どなたにも勧められる一冊です。

深紅香奈@c99木南む39b紅茶飲む係 @031kana

例大祭感想『古明地こいしの有効範囲』サク_ウマ様(@sakuuma_ROMer) まずは上梓おめでとうございます。とうとう本の形になりましたね。あな、めでたや。 ネット再録短編集ということで、読んだことある話が殆どだった訳ですが、紙にしてみるとイメージが変わります。

深紅香奈@c99木南む39b紅茶飲む係 @031kana

サクウマさんはネットに適した文体だなぁと思う反面、「お姉ちゃんが、私の。」なんかは紙媒体ならではの良さがありますね。嬉しい。 さて、氏のこいしちゃんは大変魅力的な訳なのですが、私個人としてはその周りの、振り回されている人達が好きでして。表題もそういう意味なのかと勘繰ってみたり。

深紅香奈@c99木南む39b紅茶飲む係 @031kana

つまり、こいしちゃんが適度に理不尽で、適度に謎めかしく、そして十分に愛らしいが故に、その身近にいる人達は色んなことを考えるわけですね。それが、直接にこいしちゃんの魅力を書くよりも尚、こいしちゃんの魅力を引き立てている、そんな作品集でした。まさに、「こいしちゃんには無限の可能性」

深紅香奈@c99木南む39b紅茶飲む係 @031kana

ところで、前にも何処かで言った気がするのですが、「フランドールは繕わない」の中で、一瞬名前が出るレミリアが好きなんですよ。こいしちゃんは嫌いらしいけれど、私が好きなのは正にそんなレミィでして。 話が逸れました。とにかく、こいしの魅力が溢れる1冊でした。有難うございましたデース。