世論型AAR北ローマ帝国党関連創作雑まとめ

世論型AARのロマノフスキー、ナイカ大佐、その他北ローマ帝国党関連の二次創作まとめ
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ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

異世界覇者は北ローマ帝国だ! 2018年3月より小説投稿サイトに投稿された小説。 内容はウラルから北アフリカまでの全ての過去のローマ領土と欧州を征服した北ローマ帝国が異世界に転移、異世界をローマにするというガンギマリストーリーである。 この小説がある出版社より出されると、ネットは 文字数

2020-01-12 09:46:15
ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

一気に白熱、第6回ロマノフスキークソコラグランプリ開催、第62回ロマノフスキー像破壊大会の参加者が過去最大を更新、エンパイアグループの株価下落等の反響を引き起こした。 また、過激派非合法政党ネオローマ・ソビエト党が『警告』をするなどし、世論は更にヒートアップ、ベストセラーとなった。

2020-01-12 09:51:31
ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

因みに内容に関しては現代スカンジナビア軍のドクトリンに沿った戦術が採用されているものの、政治体制において、ロマノフスキー当人の志向したポンテコルヴォ朝による立憲君主制から、二つの帝冠を元首とした立憲君主制へと変わっている。 これは北ローマ帝国党と左派の妥協であると説明されている。

2020-01-12 09:57:00
ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

しかし、ロマノフスキーの最期が自殺であること、北ローマ帝国が建国された後、北ローマ帝国党による左派のパージが成されたことについては強い批判が上がっている。 また、作中において浄化と称したオークやドワーフの虐殺が行われたことに対しても「ロマノフスキー的でない」と批判が上がっている。

2020-01-12 10:05:09
ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

スカンジナビア連合王国の44年選挙は、ポピュリズム的な政策と領土欲を持つ政党、北ローマ帝国党が勝利した。 そして、彼等は公約通り軍備増強と国内福祉とインフラ整備、そして狂気の戦争を始めようとしていた。

2020-02-22 20:12:13
ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

だが、フランスはそれを許容しなかった。 デンマーク並びにバルト海南岸より、連合王国侵攻作戦が組まれた。 そして、彼等のスパイが時の首相に凶弾を浴びせると同時に宣戦布告した。 これにより、首相のカリスマと血筋により動かされていた党は分裂、軍は奮戦した。 が、何もかも足りなかった。

2020-02-22 20:17:28
ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

北欧の人的資源は僅かであり、軍備は整え始めていたとはいえ、フランスに敵うものではなかった。 また、将校もお世辞にも優秀とは言いにくいものばかりであった。 戦争も二度行ったとはいえ局地的な物であり、総力戦に耐えうる構造ではなかった。

2020-02-22 20:23:12
ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

そして、ヘルシンキにおいてフィンランド王国の王太子、モーリッツがフィンランド共産党と和解し蜂起、続いてノルウェーにおいて極右によるクーデターが発生した。 ノルウェーのクーデターはどうにか鎮圧されたものの、フィンランド各地において蜂起が発生、フィンランド独立を容認せざるを得なくなる

2020-02-22 20:26:56
ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

そして翌年にストックホルムが陥落、連合王国政府はグスタフ5世を宮殿に放置し、首都をオスロに移転し、継戦を行おうとするも、グスタフ5世が左派に大命降下、結果として北ローマ帝国党は逆賊となった。 結局、オスロにおいて帝国党幹部数名が捕縛、残る幹部も自殺、逮捕、自首した。

2020-02-22 20:35:04
ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

結局、彼等は何も成せずに崩壊したのであった。

2020-02-22 20:37:13
ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

赤、水色、金。スコーネの旗に水色を挟んだようなノルディッククロスがモスクワの街に掲げられ、『スカンディナヴィア連合王』グスタフ5世がクレムリンへと向かう。 北ローマ帝国党はこの瞬間、野望の第一段階を成した。 『ロシアの併合と東ローマ皇帝への戴冠』 それは、夢物語が現実になる始まり。

2020-03-24 21:41:54
ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

1981年、ストックホルム。 極東の民が団扇で涼む頃、北欧の民は熱気に包まれていた。 スカンディナヴィアコミックマーケット。 一人の酔狂なる男の始めた自由の祭典、その一角。 そこに座す楽しげな老人。 名をエミール、姓をロマノフスキー。 そう、この老人こそ酔狂なる男、ロマノフスキーであった。

2020-04-13 05:53:40
ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

して、この老人が何を成したかと言えば、元はロシアの山脈沿いの地に産まれ、ロシアより祖父を頼りに逃れてきたのだ。 その後軍に入るも、ある中佐の思想に傾倒し党員として派閥を作ることとなった。 その後、党が倒れると軍を辞め、SNFPに入った。が、副党首らと険悪であり、40年には離党した。

2020-04-13 05:59:31
ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

そして、その後は自前の党を建て、副業で金を得た。その副業の果てがコミックマーケットである。 が、それだけでは終わらぬ。与党と政策で近かった彼は与党に近づいた。 与党の法案は精査して通した。 いつしか、その党はリクスダーゲンにおいて、少なくない影響力を保持していた。

2020-04-13 06:06:00
ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

そして、リクスダーゲンが燃え盛った後、彼は臨時議長に任命された。 勿論、それは臨時国会さえ決まれば終わるものである。が、これは党が完全に与党側となった証左であった。 やがて、フィンランドで内戦が発生し、欧州戦争が起こると彼は、外務大臣となった。 独自のコネクションが評価されたのだ。

2020-04-13 06:14:28
ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

外務大臣としての彼は、日英との戦後処理について知られる。彼は、脅迫と方便でけりをつけた。ウラルを越え、大西洋を越え、インドを越えてまでも核を首都に落とすと。 尤も、この脅迫は実現不可能であったのだが。 何はともあれ、彼は怪人兼英雄として知られる。 表現の守護者としても知られている。

2020-04-13 06:20:28
ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

彼は齢60を過ぎた頃からは政治家ではなく経営者で、文化人であった。 そんな彼にも年に似合わぬ若い息子がいる。娘もいる。親戚とはある種の同志であった。 齢70を越えた頃からは身体の不調を訴えるようになった。タバコこそしなかったが酒をやり、政治に経営と多忙な日々を過ごした故か。

2020-04-13 06:27:57
ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

そのようなことを考えつつ、彼は館内を歩き回り、過去を思い返していた。 そんな時、ペルシア人だろうか。一人の青年が近づいてきた。 彼は、ペルシアを分断する条約に調印したこともある。 だが、特段恨まれたことはなかった。 分断された西ペルシアは、見違えるほどに発展している。

2020-04-13 06:34:28
ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

それを詫びと捉えていたペルシア人は多い。だが、表面上の感謝はされた。 概ねその手合いだろうか。 目の前の近付いてくる微笑む青年を見てそう判断した。 その時、青年の口から不明瞭な言葉、アラビア語だろうか。そんな言葉が聞こえた。 まさか。彼の勘は危険を感じた。彼の神はそれを知っていた。

2020-04-13 06:39:12
ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

そう彼が察知した時、青年はくいっと背負っていた鞄の紐を引いた。 閃光。爆発音が響く。 煙と悲鳴。怒号と血の臭い。 何人かが爆発の方向に向かう。 そこには、青年の散らばった手足、指がちぎれ、生きていないだろうと思われる怪我をした老人。 そして、多数の巻き込まれた民間人。

2020-04-13 06:46:26
ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

近付いてきた者たちは唖然としていた。 すると、一人が拳銃を取り出し、老人に発砲する。 老人はぴくりともせず、拳銃を放った男は我に返った者たちに取り押さえられる。案外早く警官が駆けつけ、男は連れていかれた。 鑑識がやってきて、現場検証を始める。 死体は運ばれ、解剖される。

2020-04-13 06:57:08
ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

やがて、老人はエミール・ロマノフスキーであると確定した。 事件後の男への聴取により、「彼の産み出した文化により神聖なる信仰が汚された、これは罰である。」との供述が出てきた。 が、裏に何があるのかまでは特定されなかった。 そして、メディアは事件を大きく取り上げた。 彼を弔う者も多かった

2020-04-13 07:05:24
ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

かくて、怪人、英雄、守護者。様々な面を持った男、エミール・セルゲーエヴィッチ・ロマノフスキーは死んだ。 だが、居室には遺書があり、相続は円滑に進んだ。 また、彼の家に入ったある組織の人間がしばらく頭痛に悩まされたとの話もあるのであった。 そして、ロマノフスキー・カルトなる連中も……

2020-04-13 07:11:20
ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

『さて。どこから話すべきか。 ……生まれからにしておこう。 俺はまず、ゴットランド島の商店主の家に次男坊として産まれた。 んで、親父は本当は俺を跡継ぎにしたかったらしいが俺は軍人になりたかった。 まあ、説得の末に親父は折れて俺は士官学校の輜重兵科に入った。 そして兵站の士官になった。

2020-04-14 20:31:28
ロロナ連邦大統領@宿毛湾泊地の提督 @ro6ro6na7

兵站局での出来事は色々あった。 ホールリン中将……まだ将官ですらない頃のあの人に連れられて腹ん中パンパンになるまで呑んだこともあった。 俺はそのうち、あの人の傍に常に控えていた。 「名門貴族の紐」なんて呼ばれた時期もあった。 なぁに、そんなこと言う連中は今は大体死んでる。

2020-04-14 20:35:29
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