個人投資家が落ちるナイフを掴んでしまうのは「クラスの優等生が成績落ちてきたときに、すぐ戻すだろうと期待してしまうから」という話

個人的には「株はOddsのゲームであって値幅取りのゲームではない」の方が大事だと思いますが
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@hirosetakao

これ、著書にも書いたんだけど「落ちてくるナイフ」みたいな状況にばかり脊髄反射する個人投資家多いよね。 それは悪いクセだからすぐ直せ!

2020-04-23 15:42:24
@hirosetakao

殆どの個人投資家は(う、これはリバウンドすれば大きいぞ!)というキャピタルゲインの可能性、言い換えれば「利幅」だけに目が行き、居ても立っても居られない気持ちになり「落ちてくるナイフ」を掴みます。 血みどろになるパターン。

2020-04-23 15:46:35
@hirosetakao

株はOddsのゲームなんですね。「利食い幅」じゃない。

2020-04-23 15:47:39
@hirosetakao

ところが大部分の個人投資家は「利食い幅」だけにしか目が行かない。

2020-04-23 15:48:33
@hirosetakao

なるほど、チャートみれば、誰の目にも分かりやすいよね? (こんなに落ちたのか! それじゃ…また上がるだろ)と。

2020-04-23 15:49:48
@hirosetakao

でも投資長くやればやるほど「一度落ちたものは、殆どのケースで、復活できない」ということを嫌と言うほど見せつけられる。

2020-04-23 15:50:52
@hirosetakao

正直、中学や高校の成績と同じだぞ。

2020-04-23 15:51:17
@hirosetakao

いつも成績が良くて、クラスでトップを走っていた才媛、A子さんが居たとする(笑)

2020-04-23 15:52:06
@hirosetakao

そのA子さんの成績が、どうもおかしい。

2020-04-23 15:52:26
@hirosetakao

いままでクラスで一番だったのに、いつのまにかトップ10から外れ…おい、ちょっと待てよ! いまでは中位くらいまで順位が落ちたぞ! というようなケースをイメージして!

2020-04-23 15:53:29
@hirosetakao

この場合、A子は「買い」だと思うかい? また直ぐに、あっという間にリズムを取り戻し、トップに返り咲くだろうか?

2020-04-23 15:54:20
@hirosetakao

でもじっちゃまなら、そうはおもわない。 (A子には、へんなムシがついてんじゃないか?) (家庭環境が、悲惨なコトになっているかも) (失恋で自暴自棄に?) いろいろな考えが去来する。

2020-04-23 15:55:46
@hirosetakao

いずれにせよ、A子は今や「飛べなくなった魔女の宅急便キキ」だ。 もがき苦しむフェイズが、長く続く。 昨日まで、何も考えず、優等生をやることが出来ていたのが、突然、とても困難になる。

2020-04-23 15:57:45
@hirosetakao

ま、これは人生にも言えるんだけどね(笑) 学生のとき優等生でも、社会人になり、良い企業に就職した人が、ちょっとしたキッカケで出世コースから外れ、リズムを崩して日の当たらない路地に迷い込む……

2020-04-23 15:59:23
@hirosetakao

おまいらが買っているのは、例えて言えばそういう銘柄だ。 汗水垂らしてやっと貰ったお給料を、ドブに捨てるような行為して、どうする? 「勝ち組」の株を買えや。

2020-04-23 16:00:48
@hirosetakao

チャート分析ではテンバガー(10倍株)は買えません!

2020-04-23 16:04:01
@hirosetakao

なぜならテンバガーは前人未踏の、まだ道しるべの無い高みを目指して、株価が、一歩、また一歩と踏みしめてゆくプロセスに他ならないから。 言い換えればテクニカル的な「てがかり」になるものは、無いんだよ。

2020-04-23 16:05:44
@hirosetakao

テクニカル分析は、僕も大好きだけど、その行為は「Backward looking」です。それがテクニカル分析の宿命。

2020-04-23 16:07:58
@hirosetakao

これに対して決算分析は常に「Forward looking」な要素を孕んでいる。会社側ガイダンスなど。 この程度のことくらいアタマが整理されてないと、株式投資なんて覚束ないぞ(笑)

2020-04-23 16:09:22