TPPと食の安全について、考えてみました。日本がTPPに参加すると食卓は大変です。というつぶやきのまとめ。その1.

TPPに参加すると言われています。震災の影響で、先送りと言われますが、アメリカが怒っているようです。いつなんどき、TPPに参加するとも限りません。一度参加してしまうと、農業や漁業だけではなく、労働市場も完全に自由化され、食の安全はおろか、日本は壊滅的な打撃を受けることでしょう。ここでは、TPPと食の安全について、考えてみました。まず第一弾です。
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@straycat1378

TPPと食の安全 TPPに、日本が参加すると農林水産業に壊滅的な打撃を与えます。食の安全という面でも、大きな脅威を与えることになるといわれています。TPPは、関税の撤廃が原則です。参加すれば高関税で輸入制限されているコメや乳製品、小麦などが輸入自由化されます。生産量は減少します。

2011-06-17 21:22:16
@straycat1378

TPPと食の安全 農水省の試算でも、コメ90%、小麦98%、甘味資源100%、でんぷん資源100%、牛肉75%、豚肉75%、乳製品56%の生産減少率です。農産物の輸入量は1682万2千トン、これは輸入量が1.5倍に急増することになります。輸入量の増大が食の安全に関わってきます。

2011-06-17 21:31:25
@straycat1378

TPPと食の安全 輸入食品検査は、全国で385人の食品衛生監視員が行っています。行政監視率は3.1%、民間の検査と合わせても12.7%です。約9割の食品が無検査で輸入されています。これが1.5倍になるとどうでしょうか。全体の監視率は8.3%に。食の安全を守れると言えるでしょうか。

2011-06-17 21:34:45
@straycat1378

TPPと食の安全 TPPでは、48時間以内の通関が義務付けられます。財務省の調査では日本の輸入貨物の手続きは食品は92.5時間です。税関は半分の時間でしなければなりません。どうやって半分の時間にするのでしょうか。厚労省は09年アメリカに検疫所の輸入手続きの効率化を約束しています。

2011-06-17 21:38:45