【新型コロナウイルス】重症の小児の多く(83％)に癌、免疫不全、肥満、糖尿病等の持病あり。米国とカナダの46病院の調査で

重度COVID-19小児の殆ど(83％)に癌/免疫不全、肥満、糖尿病等の持病あり

https://www.biotoday.com/view.cfm?n=91017

2020-05-12

米国とカナダの46病院を調べたところ3月中旬（14日）から4月初め（3日）の3週間に16病院の小児集中治療室（PICU）に新型コロナウイルス感染（COVID-19）小児が運ばれており、期限内に情報が得られなかった2病院を除く14病院のPICUで治療された重症COVID-19小児48人の特徴を調べたところ殆ど（40人；84%）が癌/免疫低下（11人；23％）、肥満（7人；15％）、糖尿病（4人；8%）等の持病持ちでした。

48人のおよそ4人に3人（35人；73％）は呼吸器症状があり、5人に2人（18人；38％）は侵襲的人工呼吸が必要になり、4月10日時点で15人（31％）は依然として入院中で、2人（4％）は死亡しました。

退院小児のPICU滞在日数の中央値は5日間、入院日数の中央値は7日間でした。