〇〇版『魔法少女まどか☆マギカ』
新城カズマ版魔まマ 「…まどかは、この宇宙を、無かった事にするのね」 「ほむらちゃんは、何としてでも私を止めるんだね」 小さな笑い声が響く。あたしたちはそうするだろう。時間を超え、空間を超え。 ――そしてそのためには、どんなことでもするだろう。 最終回は4年待ち。
2011-04-29 21:11:27アレクシエーヴィッチ版まどかマギカ 「貴方は作家よ。自分で何か作って書いてちょうだい。何か美しいことを。頸部切断や寝取られ、契約とかそういうことは抜かして……絶望や血の臭いは抜きで……現実の恐ろしさとかけ離れたことを」
2011-04-29 21:16:46森博嗣版まどかマギカ 「先生、契約書ってなんでしょう?」「完成原稿の引渡しが終わったときに書くものだ。普段は存在しない」(以下続刊)
2011-04-29 21:20:54梶井基次郎版まどかマギカ ひどく奇妙な気持ちが結界の中の私によぎった。美樹さんの足元に手製の恐ろしい爆弾を仕掛けてきた魔法少女が私で、もう数秒後にはあの美樹さやかが大爆発をするのだったらどんなにおもしろいだろう。私はこの想像を熱心に追求した。
2011-04-30 00:04:29押井守版まどかマギカ ここにこうしていると、あたしたちもいつかきっと、こんな世界をなにもかも無茶苦茶にできるんじゃないかって思うの。そしてどこか遠くの知らない街まで、壊して、壊して、壊しまくれる魔女になっちゃうのよ。
2011-04-30 00:10:12太宰 治版まどマギ 死のうと思っていた。 願いの果て、まどかからリボン一本もらった。 贈り物としてである。リボンの布地は絹であった。 赤色の蝶々結びに適していた。これは頭に飾るリボンであろう。 世界の終わりまで生きていようと思った。
2011-04-30 00:18:02芥川龍之介版まどかマギカ さようでございます。あの死骸を見つけたのは、わたしに違いございません。わたしは今朝いつもの通り、宿舎のリネンを交換にあがりました。すると使っていない部屋の中に、美樹さやかの死骸があったのでございます。
2011-04-30 00:19:59ヘルマン・ヘッセ版まどマギ 少女は一個の家畜である。可憐で凛々しい魔法である。 インキュベーターはそれを騎手のように大胆に、しかも細心に取り扱わなければならない。
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