- besterogeyorodu
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・これまでとは違いSF要素が取り入れられてますが、作風は一貫していて マンネリを打破しつつも完成度の高い作品でした 大手メーカーがこうやって挑戦する姿勢を示してくれるのは、良い事だなと思います うぐいすルートも良かったけど、雨音ルートが一番好きになりました
2020-05-23 22:33:25・正直なところ、もゆの割を食った感がある作品という印象でした。 全体的にとても丁寧な造りで、メーカーの強みが十分出ていたと思います。 シナリオゲーが好きなら、プレイして損はないと思います。
2020-05-23 22:33:35・「私がお月様の彼方にいっちゃったら---…追いかけてきてくれる?」 tone work'sといえば前作銀色、遥かに象徴されるとにかく長いけれど類を見ないレベルで丁寧に関係性を進めていく平和な物語です。
2020-05-23 22:34:06そんな彼らが平和な物語ではなく、ほんの少しのギミックを投げ込むことで作られた今作は悲しみを乗り越える関係性の物語でした。 どうせ誰かがうぐいす先輩の話は書くと思うので自分は灯華の話を書こうと思います。
2020-05-23 22:34:17メインヒロインにして自由奔放、性格も行動も過去作と比較してもクセがかなりある彼女のシナリオは正直賛否両論、入れたギミックと展開も不満をよく見た気がします。 そんな彼女ですが実は雨音、うぐいす、灯華ルートの3つをやり終えた後で見直すととある事実が浮き彫りになるのです。
2020-05-23 22:34:28そしてその事実と冒頭のシーンを組み合わせると何故アフター編では最後にしか彼女が登場しないのかもわかります。 彼と一緒に居たい、彼のことが好きだ、でも彼とは一緒にいられない、彼を巻き込んだら不幸せにしてしまう、そんなことばかりを考えてしまった彼女の心を溶かすための物語です。
2020-05-23 22:34:39彼女にとって胸に火を灯してくれた彼は誰よりも何よりも大切でどんなことをしても幸せにしようとする存在で、シンアイなる相手だったと思うのです。 そんな彼女の物語を締めるSignという曲の歌詞も含め彼女のルートが大好きです。
2020-05-23 22:34:53その他にも多くのファンが期待したであろう路線をしっかり走った雨音ルート、 いつも通りの聖衣良ルート、 サブヒロインなのに他のゲーム顔負けの丁寧な描写の栞菜ルート、
2020-05-23 22:35:37シリアスなギャグを上手く扱い切った大人な恋愛を描いた霧子ルート、 全ルートで最高にカッコイイ発言を残して去っていく狂気の女の哲学を描いたきらりルート、
2020-05-23 22:35:48そして灯華以上に賛否両論を巻き起こし、新島夕に影響されて作ったのではないかと疑いたくなるような作風と今年トップと言いたくなるエンディングの演出と曲の融合を見せてくれた傑作ルートであるうぐいすルートと見どころは満載!
2020-05-23 22:35:56いつものtone work'sが合わない人でも比較的読みやすいと思いますので是非。 そして最後にライブのパンフレットに掲載されたSSから少しだけ抜きして終わりたいと思います。
2020-05-23 22:36:05「こうやって夕日を背にしてさ、私……言ったよね?」 「奏汰。私のこと……どうか忘れないでいて」 「……いや、そんなこと言われてないけど」 「ま、でもさ」 「実際、忘れたことはなかったけど」
2020-05-23 22:36:09以上、白矢たつき氏の携わった作品の感想をご紹介しました。 tone作品は前述の通り複数ライターのため、白矢氏ひとりを挙げるのはちと迷ったのですが、神待ちサナちゃんの感想も載せたかったのでこういう形に。
2020-05-23 22:38:19そんな氏の最新作、『月の彼方で逢いましょう SweetSummerRainbow』はいよいよ来週、5/29発売です。 今回はFDとはいえ初の単独シナリオ作品となっております。そういう点でも氏の名前を挙げていたり。 pic.twitter.com/BG6fP0LRmh
2020-05-23 22:41:00それでは今宵はここまでに。 この企画も去年から数えるとそろそろ折り返し、親愛なる先人達に感謝と敬意と期待を込めて。 次回は5/30(土)22:00頃の予定です。 第32回は「藤原組長」氏の作品の感想をご紹介致します。
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