「Steam」「サマーセール(2020)」タイトル紹介 乗り物系SLG編 ――自動車、電車、飛行機、交通運営など
『Cities in Motion』と『Transport Fever』は、交通系のSLGです。両者のシリーズで細かい違いがありますが、ここでは省略します。
2020-06-28 15:33:12「交通系」SLGは、レースゲームとは違うのですが、そのことを『Cities in Motion』を例にとって、具体的に説明していきます。
2020-06-28 15:34:28『Cities in Motion』を、私は実際にプレイしましたが、このゲームはレースのように速さを競うのではなく、交通運営をシミュレーションします。
2020-06-28 15:35:58どういうことか簡単に言うと、『シムシティ』みたいな街づくりゲーとは違って、最初から建物が建っていて、交通部分だけ、建設したり経営する感じです。
2020-06-28 15:37:03最初は私も違和感があって、交通部分「しか」経営できないのでは、建物を自由に建てられる『シムシティ』みたいな普通の街づくりゲーの方が良いのでは、と思っていました。
2020-06-28 15:38:22しかし、交通SLGの良さというのもあって、『Cities in Motion』で言うとたとえば、「バス停」をどこに置くかとか、交通に特化しているぶん、細かい設定ができるのです。
2020-06-28 15:40:45なぜ、「道が先」なのか? これは私の個人的見解ですが、「生存のための資源」がまずあって、そこへの道があって、それから家があるという順序なので、家より「道が先」だと考えます。
2020-06-28 15:56:10現代でも、不動産の価格は、「交通の便」に左右される部分が大きいでしょう。「駅から徒歩何分」とか。山奥に立派なビルがあっても、買い手が付かないわけです。
2020-06-28 16:02:02バブル時代に建てられたリゾートマンションが、今は不良債権化していたり、廃墟化しています。それは、相場の高騰と、交通や人口(増加)という、実態経済が乖離していたからでしょう。
2020-06-28 16:04:30歴史的には、「VHS VS ベータ」や「プレステ VS サターン」の対決を見れば、ハードの性能よりも、ソフト(コンテンツ)が充実した側が勝利しました。
2020-06-28 16:18:58もっと言うと、「Steam」は、独自ハードがなくても(PCゲーム)、ソフトの流通網があれば市場成立することを証明しました。Steamのソフト紹介なので、タイトル回収的ですね。
2020-06-28 16:21:01さらに、Googleが提供するクラウドゲーミングサービスの「Stadia」も、最近登場した訳ですし、「ソフトが先」という潮流は続きそうです。
2020-06-28 16:22:19「道が先」というのは、今言った「ソフトが先」の他にも、「ノマド」とか「テレワーク」とか、ネットワーク的な現象に、いろいろ当てはまりそうです。
2020-06-28 16:24:26「道が先」論の応用は面白い、と個人的に感じていますが、すごく長い話になって、ゲームの話と関係なくなるので、続きはまた別の機会に譲ります。
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