「Steam」「サマーセール」を機に、独自コンセプトでコンパクトな「トガった」ゲームの紹介 ――『Blood Card』の「カード=ライフ」制は、なぜ画期的だったのか?

「Steam」で「サマーセール」を開催しています(日本時間で、2020年6月26日から、7月10日まで)。そのセール対象のゲームを、ご紹介していきます。 「SLG」中心で、今回は独自コンセプトでコンパクトな「トガった」ゲームの特集です。 前半では、タイトルを何作か、簡単に紹介していきます。後半では、『Blood Card』の「カード=ライフ」システムが、シンプルでも画期的だった、ということを考察していきます。
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しろうと @sirouto

動画を見ると、「百聞は一見にしかず」ですが、『Noita』は、「ピクセルごとに物理シミュレーションしていて、マップの形状が自在に変わる」のが売りのゲームです。

2020-06-29 22:12:14
しろうと @sirouto

「物理シミュレーション」の導入で、SLG要素が入ったACTという点で、『海腹川背』も『Noita』も、共通性があると思います。

2020-06-29 22:14:59
しろうと @sirouto

もちろん、四半世紀も経っているので、『海腹川背』と『Noita』では、計算の規模も違いますし、見た目も違います。が、シミュレーションに変わりない。

2020-06-29 22:16:25
しろうと @sirouto

これから、ゲームの様々なジャンルに「シミュレーション」が入ってくるのではないか、と私は考えています。CPUの計算能力向上を、ゲームの評価に転化させる方法として、有力だと思います。

2020-06-29 22:19:46
しろうと @sirouto

じゃあ『海腹川背』と『ノベタ』の共通点は何かというと、「Kawaii自機」ですかね?

2020-06-29 22:21:13
しろうと @sirouto

『ガンバード』や『コットン』あたりから出てきたSTGの「生身自機」は、その後の『東方』とかに継承されましたが、ACTやRPGでも、「Kawaii自機」はあると思います。

2020-06-29 22:22:55
しろうと @sirouto

ところで、『Nobeta』の物理シミュレーションの面白さは、動画を見れば、一発で分かるわけです。

2020-06-29 22:24:17
しろうと @sirouto

しかし、今回一番力を入れてご紹介したいのは、一見して面白さが分かりにくい作品なのです。

2020-06-29 22:25:08
しろうと @sirouto

これからじっくり解説していきますが、まず、Steamのリンクを貼りますね。それと動画。

2020-06-29 22:27:48
しろうと @sirouto

youtube.com/watch?v=9SZUty… Slay the Spire - Official Launch Trailer(Mega Crit)

2020-06-29 22:29:27
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しろうと @sirouto

今回後半、詳しく解説したいのは『Blood Card』の方です。「Android版」や「iPhone版」もあるようです。

2020-06-29 22:38:07
しろうと @sirouto

公式の説明によると、『Blood Card』は、「ローグライクとデッキ構築の要素を組み合わせたカードゲーム」です。

2020-06-29 22:40:17
しろうと @sirouto

しかし、このカードゲームの要素は、先行する『Slay the Spire』に、確実に影響されたものでしょう。

2020-06-29 22:41:53
しろうと @sirouto

しかしでは、『Blood』の方が、ただのフォロワーで、オリジナル性がぜんぜんないか? といえば、私はあると思います。

2020-06-29 22:43:16
しろうと @sirouto

結論から言うと、そうなりますが、でもまず、『Blood』の基本的な情報を押さえておきましょう。

2020-06-29 22:45:18
しろうと @sirouto

『Blood Card』の価格は、約500円(セール期間中)とワンコインで買えますし、容量もスペックも軽いです。日本語対応もアリ。

2020-06-29 22:47:38
しろうと @sirouto

ということで、お手軽にプレイできます。手軽ですが、本格的なカードゲームを楽しめますし、プレイ時間の密度が濃いです。今回のSteamセールで、私のオススメ作品のひとつです。

2020-06-29 22:48:50
しろうと @sirouto

『Blood Card』を実際にプレイしているので、ゲーム内容を具体的に説明していきます。

2020-06-29 22:51:22
しろうと @sirouto

『Blood Card』には、大きく分けて、(ノンフィールド型)ローグライク要素と、カードバトル要素の、ふたつの特徴があります。

2020-06-29 22:53:13
しろうと @sirouto

ここで「ローグライク」といっても、『トルネコの不思議なダンジョン』とかと違って、マップはありません。

2020-06-29 22:55:54