【タイバニ】スカイハイ幼少時の初恋を捏造してみた
- unigameirino
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ところでキース・グッドマンの幼少期なんだけど、普通に同年代の女の子に恋とかしていたと思うんだよね。雨の降る学校帰り、子犬の鳴き声がする方へ歩いていったところ、ダンボールに入れられた捨て犬が。同じところへやってきた同じ学校帰りの女の子(初対面)と一緒に犬を助けようとして仲良くなる。
2011-07-03 08:14:48拾った犬はキースの家で飼って貰える事になり、女の子は一緒に散歩に連れて行ったり世話の手伝いをするという名目でしょっちゅうキース君のお家へ遊びに来ました。二人はすっかり仲良くなり、毎日一緒に遊んでいました。
2011-07-03 08:17:21ある日、女の子はキースのお家に遊びに来ませんでした。キース「どうしたんだろう、今日は来ないな。なあ、スカイハイ」スカイハイ(犬)「クゥン…」キース「暗くなるといけないから、今日は僕たちだけで散歩へ行こう」スカイハイ「ワンっ(嬉)」
2011-07-03 08:21:37それからしばらく経ったある日、キースのお家の電話が鳴りました。スカイ母「キース、キース」キース「ハイ、お母さん。おつかい?」スカイ母「お友達からお電話よ」キース「お友達から?…ハイ、替わりましたキースです」女の子「キース君…?」
2011-07-03 08:29:37電話をかけてきたのは、毎日一緒にスカイハイの世話をしたあの女の子でした。女の子はまず、何も言わずに突然姿を消してしまったことをしきりに謝りました。そしてスカイハイが元気に育っている事を聞いて、また元気な鳴き声を電話ごしに聞いてとても嬉しそうでした。
2011-07-03 08:33:15キース「心配していたよ。でも声を聞けてとても安心した、とても!」女の子「けほっけほっ…ごめんね。」キース「また一緒に遊ぼう!スカイハイも会いたがってる。今度は僕の方から遊びに行くから」女の子「…」キース「ん?どうかしたのかい?」
2011-07-03 08:41:55女の子「キース君、ごめんね。実は…」女の子は、病気にかかってしまい、遠い遠い街の大きな病院に入院していました。女の子が突然キースの家に遊びにこられなくなったのも実はそのせいだったのです。
2011-07-03 08:44:37キース「大丈夫さ、そして絶対大丈夫さ!すぐに元気になるよ。それからまた、たくさん一緒に遊ぼう!」女の子「…うんっありがとう、こほんッ」キース「そうだ、今度の土曜日お見舞いに行くよ。なんていう所に入院しているんだい?」
2011-07-03 08:49:27電話を切ってすぐ、キースは教えてもらった病院の名前をお母さんに調べてもらいました。来週の土曜日、スカイハイも一緒に行こう。お母さんに連れて行ってもらおう。お見舞いはなにを持っていこうかなあ、スカイハイと一緒に遊べば、きっとすぐに元気になって、お医者さんをビックリさせられるかも。
2011-07-03 08:51:51スカイ母「キース、あのね。残念だけどお見舞いに行くことは難しいわ」キース「えっ?どうして、そしてなんで?」スカイ母「病院ね、すごく遠いところなの。ずっとずっと、海の向こうよ。」
2011-07-03 08:55:22キースは、お見舞いに連れて行ってくれるよう一生懸命お願いしました。仕事から帰ってきたお父さんにももう一度一生懸命おねだりしました。お父さんとお母さんは、キースがこれまで見たことのない位一生懸命食い下がるのを見て、心を傷めました。
2011-07-03 08:57:23夜、ベッドに入ってから寝付けずにいたキースは、窓からみえる星いっぱいの空を見ながら、傍に寝そべるスカイハイに話しかけました。「大丈夫さ、そして絶対大丈夫さ…すぐに元気になるよ」キースは昼間に電話で話した事を呟きました。
2011-07-03 09:05:36今になって受話器の向こうから聞こえてきた女の子の咳き込む声が耳に甦ってきました。だんだん悲しくなってきたキースはベッドから降りてふかふかのスカイハイを抱き寄せました。思い出す咳の声に合わせて、心がしくしくと痛くなる気持ちでした。
2011-07-03 09:07:42「ねえスカイハイ、空が飛べたらいいのにね。そしたら僕たち二人して、あの子のところにひとっとびで会いにいけるのにな。そうすればあの子もすぐに元気になるんだから」
2011-07-03 09:09:17という感じでキースの初恋を捏造してみたyo。キースは天然なので、好きな子ができてもそれが恋だと自覚せず(何せ周りの人たちのことみんなを好きな子供だったと思うので)に、遠く離れて会えなくなってから初めて一人で勝手に失恋するような、そんな子供だったと思う。
2011-07-03 09:12:23