「男根が生える木」の正体

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幣束 @goshuinchou

秋田県仙北市、秋田内陸線の羽後中里駅近く、国道105号線脇に大きな桂の御神木が立っている。何か枝から実のようなものが無数にぶら下がっている。それは枝から注連縄の先に取り付けた木製の男根と鍬である。無数の男根が生えている木。これは「中里のカンデッコあげ」という民俗行事に纒わるモノ。 pic.twitter.com/T5VHgbR03e

2020-08-09 20:20:35
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幣束 @goshuinchou

「カンデッコ」とは朴の木で作った小型の鍬の事で、これと胡桃の木で作った男根を注連縄の両端に結んで一対にし、これを旧暦小正月の夜にその年の豊作、子宝、縁結び、諸願成就を願い桂の御神木に投げかける。上手く枝に引っかかると願いが叶うという。これが「中里のカンデッコあげ」行事である。 pic.twitter.com/wGIJyigVv3

2020-08-09 20:30:12
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幣束 @goshuinchou

桂の御神木はけっこう枝が広がっており、道の中央ほどまで枝の男根が垂れ下がっている。車を走らせていたらそれと知らないと気付かないであろうが、みんな何も知らずに頭の上にある男根を潜って通っていると思うとわりとおかしみを感じる。男根は辟邪の力の象徴、知らずに魔除けの効能も頂けるであろう pic.twitter.com/ANRBMruFZH

2020-08-09 20:38:15
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幣束 @goshuinchou

桂の御神木の根元には賽の神を祀るお堂がある。賽の神=道祖神=岐の神は村境や辻にあって悪疫を阻む神であるが、しばしば男根で表され、特に東北では男根型が多い印象である。そして秋田は男根や人形型を含めて、賽の神の祭祀が多い。男根は五穀豊穣の意味合いを持ち、ただの珍奇な祭祀ではない。 pic.twitter.com/ZmbSKYIm8d

2020-08-09 20:50:11
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そういや、テルマエロマエでも出てきたなぁ、、、ち◯ち◯の形をした神様。。。。
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リンク Wikipedia 金精神 金精神(こんせいしん)は、金精大明神(こんせいだいみょうじん)、金精様(こんせいさま)などとも呼ばれ、男根の形をした御神体を祀った神の一柱である。「金精」以外に、金勢、金清、金生、魂生、根性、根精などさまざまな当て字がされている。広義では男根の形をした御神体を祀った神全般を指すこともある。 同じく男根の形をした御神体を祀った道祖神(塞の神)と混同されることが多いが、基本的に男根形の道祖神(塞の神)と金精神は異なる神である。しかし、栃木県などの一部の地域では金精神と道祖神が習合してしまっている例が多い。 金 4 users 3
リンク Wikipedia 生殖器崇拝 生殖器崇拝(せいしょくきすうはい)は、ヒトの男女の生殖器をかたどった象徴的造形物に、多産、豊穣などをもたらす呪術的な力をみとめ、それに対する信仰、崇拝。性器崇拝とも呼ばれる。 日本における生殖器崇拝は、その名称として「おしめさま、歓喜天、金魔羅様、金精様(金勢様)、金丸様、陰陽石、瘡神、お祠様、さいのかみ、穴場様、穴婆様、とんび岩」などがあり、その分布も全国的である。また、その象徴を男女で分けると、女陰よりも男根が多い。材料は、木、土、石、瓦、金(鉄、唐金など)などで、自然石、また布製(綿詰)のものもある 11 users 1