「羽鳥の、昔の曲について何だかよく分からない事を喋る会」第一回目
さて、10時になってしまいましたが、曲の思い出を話す会第一回をやります!!
2011-07-04 22:00:17ガイドライン:基本的に羽鳥が選んだ曲についてまったり何か喋ります。@で頂いたメッセージには後でお答えしようと思います。基本的に全てに返す予定ですが、もしかすると大人なので返せない話とかがあるかもです、、その場合はご了承下さい。
2011-07-04 22:02:04さて、散々引っ張って今回まったり呟きたい曲は、PCゲーム『すまいるCubic!』OP主題歌の『reach for the runway』についてです。
2011-07-04 22:04:40実はこの曲、もう3年も前の曲になるようで、月日の過ぎるのは早いなー、としみじみ思っているのです。
2011-07-04 22:05:37そして、自分が作曲して、自分自身の目で初めて、店頭デモで自分の曲が流れているのを聴いたのも、この曲でした。とっても思い出深いです。
2011-07-04 22:08:19そもそもこの曲、実は曲を作っている時間が結構短くてですね、、というか、制作する段階では、いつも大体1コーラス分のデモが完成した時点でクライアントさんに提出、ご確認頂くってのが流れなんですが、作り始めてからそのデモ提出までの時間がとても短くてですね。
2011-07-04 22:10:26自分は大体曲を作るときは、まずサビのメロディから作り始めるのですが、作る際には、絵があるとないとでは凄く大きな差があります。この曲の場合には、キービジュアルと言われる、作品全体を象徴するような印象的な絵があったので、それを見ながら必死で鍵盤叩いてました。
2011-07-04 22:13:52って、話は変わるんですがこれって何かハッシュタグでも付けて後で見られなかった人が見やすいようにしといた方が良かったかしら。 …次回から、あったらやります(苦笑
2011-07-04 22:15:11話を戻すと。 それで、とにかく時間が無かったのと、前作『水平線まで何マイル?』のインパクトが大きかったので、何とかそれを超えられるようなものを作らなきゃ、っていうプレッシャーで押しつぶされそうになりつつ、
2011-07-04 22:16:54鍵盤でメロディを弾いた時点でとにもかくにも印象に残るような、そんなエモーショナルなものを目指して弾いていた所、何故かキーがF#になっていた、、ギター弾きにくいやんけ!とかそんな事は捨て置いてサビメロが浮かびましたとよ。
2011-07-04 22:20:10そうすると大体Aメロは、ボーカルさんのキーの低い所から始めて、段々と盛り上がっていくようにするのがいつもの自分なので、この時点で転調する事を思い立つ。
2011-07-04 22:21:30そして、休憩にちょっとお手洗いへ、って思ったら、そういやBメロを3/4にしてみたら面白いんじゃないか、って思いつきまして、やっちゃいました(何
2011-07-04 22:22:31メロが出来、コード付けが終わって、打ち込みを始めますが、この時に決まってたのが、ドラムを生で(と言ってもサイレントドラムで)やろう!って事があって、ドラムはまあ仮打ち込みで良いかなと思いつつ、ベースはちゃんとやっとかんとなー、と思いながらドラムとベースを打ち込む。
2011-07-04 22:24:24そしてアコギを録る!ガッツリ録る!あの頃はミキサーで赤行っても(割れちゃってても)気にしてなかった…っ!(気にしろよ
2011-07-04 22:26:07そして、アコギを録ってみた時にはたと気付いたのが、「あれ…、この曲、ロックの匂いがするよ?」って事でした。個人的には、ディストーションギターが激しく鳴ってればロックってんじゃなくて、何と言うか、ロックっぽいフィーリングってのがあると思ってるんですよね。それにマッチしたと。
2011-07-04 22:27:23きっとその時点で、かなりお気に入りのメロディになってたんだろうなーと思います。
2011-07-04 22:29:05そんなこんなでデモが完成、提出して、次の日に用があったのでメーカーさんの事務所へ。その時に一緒にお返事を貰おうと思っていたのですが、何と言うかこう、自分って異様に心配性なので、ガクブルしつつ訪ねる。
2011-07-04 22:31:22その時の自分の表情は、きっと捨てられそうな子犬みたいな顔してた、と思います、、が、どうなんでしょう(何が
2011-07-04 22:32:15で、結局問題なくOKを頂いて、その後歌詞の打ち合わせとかをしたり。ボーカルの方が真剣にメモを取ってらっしゃる姿がとっても印象的でした。ああ、なんか、こういう一つ一つの努力が、この方を形作っているんだなぁ、と思いました。
2011-07-04 22:34:11それから数日後、うちの家でドラムの録りをやりました。いやー、これが大変に大変でした…。
2011-07-04 22:35:07ドラムの方の演奏は全く問題なかったのですが、自分がその時に使った機材が、YAMAHAのDTXPRESSで、このドラム、マルチアウトとMIDI INが無くて、つまり、内臓シーケンサーに録音された演奏データを呼び出して、それをノートPCに取り込むという事に。。
2011-07-04 22:36:29ミックスする時にはドラムの全部のパーツがバラバラな方が良いので、キックを録音して、スネア、ハット、シンバル、、、、その後DAW上でエディットするのを含め、実に23時間かかりましたとさ(何
2011-07-04 22:37:53しかし、やっぱり生で叩いて貰うと全然ノリが違うなー、と思いつつ、編集したドラム素材を持ってボーカル収録へ。
2011-07-04 22:38:52もう当日は実は滅茶苦茶緊張して、もうどうしようどうしようと思ってそれこさガクブルだったんですが、ボーカルの方が歌い始めたその瞬間、余りの感動に緊張がどっか行っちゃいました。本当に。
2011-07-04 22:40:29