【ツイステ】ジャミルの内面をカリムの関係と共に掘り下げてみる【スカラビア】
- numanuma_black
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ジャミルは別に「両親の愛をカリムに奪われた」とも思ってないんだよな。 親への服従とカリムへの服従がくっついてて、それぞれへの憤りと不満、仕事を完遂するプライドは別、みたいな。
2020-08-13 21:37:08ずっとデバフくらい続けてたからジャミル自身の望みや本音もわからなくなっててドッカーンを経てようやく「あ、俺の元凶はあの両親だわ」ってなって色々なんか整理されたんかなとか。 「家族もどうでもいい」ってのがジャミルの服従の要を外したというか。
2020-08-13 21:40:51デバフを自分にかけ続けて「自分がいない」「自分が否定されている」「自分を見つけてくれる存在がいない」「自分は誰にも顧みられない」と思ってたところに 家族どうでもいい+僕はわかってましたよ! で「あ、俺の望みコレとちゃう。デバフ無しの人生や」って腑に落ちたみたいな。
2020-08-13 21:42:45オバブロして好き勝手振る舞えるようになってから「死ぬ前にやりたかった10のこと」みたいな感じで思いつく限りで色々やってみたらスッキリしてしまったみたいな。
2020-08-13 21:45:06カリムに対しては「対等な友達」でいくらか自分の中に残る愛着を実感出来たんだろうけど、この辺でデバフが完全に解けて「俺別にあそこまで気を使って両親に従う必要なくね?」って親離れが始まったというか。 親が好きではない自分に気が付いたというか。
2020-08-13 21:52:24多分ジャミルが「自我」を線引きして見つける必要があったのは 両親とカリム!/自分 の一線だし、カリムを個体として認識して「対等な友人」になるにはカリムの熱意が必要だったんだと思う。 ジャミルの中の「愛着」の線引きとして。
2020-08-13 21:58:40ああ、ジャミルの「俺は嫌いだ」って「自分が親に虐待されてた自覚とその離別の決意」なのか。 ジャミルの中で親とカリムが癒着してたのが剥がれてきてんだなこれ。
2020-08-13 22:13:27やっぱりこれジャミルの両親の従者レベル(教育)が低かった事考えると、従者界隈で洒落にならんほどの大粛清起こってジャミル以外の同世代が大量にいなくなってると考える方がしっくり来るんだが…
2020-08-13 22:16:22なんか俺もだけど4章終盤以前のジャミルって「自分は親の言いつけを守ってるに過ぎない(親が自分を虐待なんかするはずない)」ってところで止まってるから、親への怒りが身近なカリムへの怒りだと勘違いしていた…?
2020-08-13 22:17:53「自分が苦しいのはカリムがいるからであって両親の命令が苦痛なのではない」って思い込んでたっちゅーか思い込もうとしてたってゆーか…
2020-08-13 22:19:08これ間違いないだろうけど「ジャミルの両親もジャミルを虐待してるつもりがない」なんですよ。 ジャミルもそこをわかってるから忖度してしまう。 でもジャミルが初めて「自我」という概念や価値を知って、両親≒カリムの締め付けが我慢ならなくなった。
2020-08-13 22:21:21だから我の強くなったジャミルにしてみれば「親もカリムもそこに味方する大人もまとめて敵」みたいな低っくい解像度で4章とかは「敵の中では扱い安く物理的にも追い出し易い」カリムをターゲットにハーツ寮の模倣をして、「自分が一番」の環境を得ようとしたのかなと。
2020-08-13 22:27:31親やカリムがいる所ではジャミルにデバフかかるし、ホリデー中なら学園長いないから(!)寮内でだけは1番でいられるもんな。 なるほどなるほど。
2020-08-13 22:28:22ジャミルの本当の願いが「1番になりたい」だったかは疑問で、ジャミルの中では中庸デバフを喰らい続けてる分の内圧で自己評価が事実以上に肥大化してた可能性はある。 ジャミル的には成績トップを狙える自己評価だったのが実際には中の上止まりの可能性だってある。
2020-08-13 22:31:36ジャミルが「自分以外の存在」をようやく認識出来たのがやっぱり4章終盤な気がするんだよな。 カリムに「それでも助けてくれた」と忖度以外の『ジャミル』を評価され「僕はわかってましたよ」されて『いや俺はお前のこと嫌いだから理解されても』って同世代への解像度がグッと上がったと。
2020-08-13 22:34:36ジャミルが忖度する限り「本当のジャミル」を知る人間は自分(と両親?)くらいだからそれを知らずに『ジャミル』を上辺だけで評価する人間は総じてアホ みたいな切り分け方してプライド拗らせてたんだろうなぁってなんとなく思ってしまう。
2020-08-13 22:38:21ただアズールの存在は厄介だったんだろうな。 自分と両親 の繋がりに介入してくる(気に食わない)第三者だったわけだから。 多分、親との秘密を大切にする程度にはジャミル側にも親への「敬意」がある。愛着とは多分違う。
2020-08-13 22:39:35ジャミルは長いこと「(親の考える)正しさ」に自我を殺されて来た子供なので「正しくないこと」をして自由を得たかったんやろなと。 だからカリムの「お前は酷い奴だけど助けてくれた」がベストな答え。 正しくないジャミルでも生きていて良い、という許しがジャミルには必要だったので。
2020-08-13 22:45:37