ベストエロゲー投票クリエイター別感想紹介 第46回：和泉万夜編

よろづ集計人＠ベストエロゲー投票2023終了 @besterogeyorodu

過去改変に対するスタンスがそれぞれのルートで違うところも焼き直し感がなくていい。 また、過去作に近い雰囲気のサブヒロインルートも魅力的なので (ルートの長さ的に多少不満はあるかもだが) 従来のとんわが好きな人にもおすすめできる逸品となっている。

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好きなヒロインはメインではうぐいす先輩、サブでは聖衣良ときらり先生。 しかし主人公の奏汰くんはうぐいす先輩ルート以外ではなんで本気出すの遅いんだスペック高いのに。

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Pieces/渡り鳥のソムニウム（Whirlpool/19年18位） 初エロゲがここのメーカーの作品でしたけどその頃と比べると随分とクオリティーが上がっていますね。 今回は個別ルートも悪くはなかったですけどTRUEルートが素晴らしい。あそこまで綺麗に畳めたのは凄いです。 pic.twitter.com/n0vHQbtGNy

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・渦巻きには珍しいシナリオゲー。 なんだか同月のリアライブとテーマが被ってる気がしないでもないですが、終わり方がこちらの方が好みだったのでこちらにしました。 ・あの渦巻がシナリオで勝負に出ただと……と昔からこのブランドを追ってた身としては感慨深い一作です。TRUEは必見。

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・グランド√も用意してあり、シナリオ重視の構成ではありますが、個人的にはキャラの可愛さとエロが素晴らしかったゲーム。 特に結愛が可愛い。めんどくさ可愛い。そしてエロい。一番のお気に入りは結愛視点のエロシーンです。

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・水鏡まみず先生の絵が気になって始めたけど、シナリオが思った以上に深かった。 やればやる程謎が深まりつつも、それぞれのヒロインに秘められたものが明らかになる。 Trueに入ると、それらが主人公達の世界の本質まで分かっていく描写は驚愕しました。

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『未来ラジオと人工鳩』みたいに、やる順番決まったゲームかなとちょっと攻略ヒロイン順で後悔あるかも。 まぁ絵もHシーンもめっちゃ質高いから、Whirlpoolさん流石でした。

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・この作品思い出そうとしたとき結愛ちゃんのオナニーシーンが真っ先に頭に浮かんだので個人的にはシナリオよりその印象が強いです・・・ まみず絵のでか乳首のCGの魔力なのか、前作の印象もでか乳首CGに強く固定されていて今必死にシナリオを思い出そうとしています。 なのででか乳首が悪いです

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そのでか乳首がまた味わえるPieces/渡り鳥のソムニウムのFDが発売されるようなので早く予約しなくちゃ

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真愛の百合は赤く染まる（バグシステム/19年29位） 「愛のためどこまで狂えるかADV」という公式ジャンルこそが内容の全て 流石におかず用途としては使えなかったが、狂気の混じった様々な愛の形は興味深かった pic.twitter.com/agm0eGaXK0

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・るび様による企画と、和泉万夜によるシナリオというある意味最狂のタッグが生み出した狂った作品。 メインとなる真奈美と愛実、そして優子の三人ともどこかしら価値観が狂っているので、正しく狂人達による狂った劇の一部始終を見せつけられているかのよう。

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愛ゆえに人はここまで狂えるのかと恐ろしくもなってしまう。 最早倫理観は欠片もなく、自らの感情の赴くがままに動いてしまうというので死すら生ぬるいと思わせられる地獄の光景が繰り返される。 ここまで来るとグロシーンですらそのキャラの異常性を示す展開でしかないという凄まじい作品でした。

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・愛とは狂気だ。 百合ゲーなのに男性器乱入とかグロがけっこうきついが、特定のルートでの感情描写がとても印象的だった。 調教の果てに真奈美が死んだのをただただ愛しく見つめるそのCGを見て、やり方は違うけど確かな’愛’を感じた。愛はやり方の違いだけで結局は狂気の塊だと感じさせる作品だった。

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・狂った純愛、という言葉がこれほど似合う作品も珍しい、達磨エンドがHAPPY ENDとして描かれるのなんてこの作品だけではないでしょうか。

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後半の狂った描写がクローズアップされがちですが、 前の学園で同性の友人に振られた上に周りにレズビアンだということをバラされ総スカンを食らった経験から自己肯定感が低く、愛実のあからさまな恋愛感情に気づけない真奈美。

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付き合い始めてヤンデレの片鱗を見せ出した愛実に不信感を抱きつつも 「惚れた女の子がレズビアンだなんて奇跡なんだから、多少理解しがたいところがあっても私の相手はこの人しかいない」と思いつめてしまう真奈美。

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など共通ルートでの真奈美の描写にリアリティがあり、前半は恋愛ものとして素直に楽しめました。 狂ってる度合いなら愛実もどっこいどっこいなのに、好きな人と結ばれることのできない優子ちゃんが不憫可愛かったです。

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以上、和泉万夜氏の携わった作品の感想をご紹介しました。 グロシナリオゲーの大家という印象の強い方で、実際評価が高いのはそういった作品ですが、こうして見ると滅茶苦茶幅広く手掛けてますね……。 担当作品とシナリオを正確に把握してる人なんてファンでも殆ど居ないんじゃないでしょうか。

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氏の今年の作品はメイン担当の完全新作に絞っても『火箭 ゆるすまぢ! そしらぬ笑顔と汚れた下着』『支配の教壇II』12/25発売予定の『聖奴隷学園2』がありますね。サブ担当や一般作まで含めると更に多数。 多様性こそはエロゲの華ではありますが、この筆の速さばかりは見習ってほしい方は沢山居るなぁ。 pic.twitter.com/uBhitVS7t7

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それでは今宵はここまでに。 今日もまた、先人達に感謝と敬意と応援を。 次回は9/12（土）22：00頃の予定です。 第47回は「NYAON」氏の作品の感想をご紹介致します。