あしゅみー編感想その4

水鏡の中のヒロ @Hiro_LitS

ちなみに 唯我成幸は『唯我独尊』の教え説くものブッダの言葉から来てるらしい。 緒方理珠は理数から、 古橋文乃は古文とか、 武元うるかは文武のスポーツ側に海鮮料理、 小美浪あすみは明日を見る浪人生、 桐須真冬は別の教え説くものキリストから。 こんな感じで大体みんな決まってる。

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一徹じいさんの即落ち2コマ好き。 あしゅみーの「ガタガタ抜かすな」と言わんばかりの顔も好き。 キレ顔だけどやること全部優しいんだよな。好き。 pic.twitter.com/m4ZXtm8rLT

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成幸、ちょっと筋肉ついた？ 職についていいもん食えてるか？ なんで親みたいなコメントが出るんだ。でもあしゅみーも後方彼氏面してる。彼女面ではないぞこれ、彼氏面だ。 この男の人たらしセリフは実績がある。その上での彼氏面よ。かわいいなあしゅみー。

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親父の話を聞いたあしゅみーの顔。「悪いこと聞いたな……」の顔。ではないよねこれ。 それもあるだろうけど、もっと複数の感情が渦巻いてると思えてならない。 そしてこのシーンを見て、今更ながら気になったことがある。ちょっと過去巻読み返してきます。

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うーん、確定ではない。傾向があるってだけだな。 あしゅみー、からかいたい時は9割5分成幸を見つめてからかう。 好意に限らず、悪気や恥ずかしさ、情けなさから本当の気持ちを伝える時、8割目を逸らしてる。 どうしようもなくいっぱいいっぱいの時は成幸の方を見る。長編とかハミちゃんとか。

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傾向だから、参考にはあんまりならないかな。 前後の脈絡から察する方が楽かもしれない。 メタ的な話だが、これはあしゅみーの癖というより筒井先生の癖なのかもしれない。要するに、別にあしゅみーの性質として意図的に仕込んだものではなさそうな……？ まあ、考察要素のひとつに過ぎないな。

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成幸の『親父の思い出』を聞いて、曇ったような顔を見せるあしゅみー。 どうしても気になるよね。あしゅみーパパ、宗次郎さんがどうなっているのか。 あんだけ成あすにご執心だった彼が、なんで未だにかけらも出てこないの……？まさか……と、みんな思ってるはず。

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自分も気になる。ただでさえ衰弱気味の人だったから。 もう言ってしまうと、6年離れ離れになった要因に少なからず関係してるのでは、と思えてならない。 まあその場合、今後必ず描写があるだろうし、今は続きを待つしかないかな……。

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キスのことを尋ねると、かつてない程真剣な眼差しのあしゅみー。 「(冗談だったかどうか)たしかめてみるか？」ということで、 『拒んだ事実』が成幸の中で重荷となっていて、自分のキスまで偽物になりかけていた。 そんな流れが彼女を真剣にさせたんだろうか。 割と解釈しようがあって確定が難しい。

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真剣なあしゅみーから出た言葉の「たしかめてみるか？」とは、 ロボット的翻訳をかますと『今あなたのことを好きかどうか、キスで判別させてあげます。だからキスしてください』となる。 今、自分が成幸にどんな想いを寄せているかをキスで教えます、ということ。 だからこそ、彼女はキスを止めた。

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「やっぱだめだよな、こんなの。卑怯だ」 自分の今の気持ちをひた隠しにして、自分ではなく相手に行動させ、自分の望むもの(キス)を手に入れる。 『恋愛は好きになった方が負けなのである』理論だ。 結果的に完全優位に立とうとするその姿勢が、あしゅみーを踏みとどまらせたのかな。

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さて、最終ページ。 『拒まれた事実と想う気持ち』が全部説明しちゃった。 あえて文字では書かない表現技法を、アオリが全部説明しちゃった。ジャンプあるあるだよねー。 自分は文字でゴリゴリ紐解いてるから何も言えないんだけどねー。 拒まれた事実と、想う気持ちがずっとあるんだよ。成幸の中に。

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次号予告をみるに、次回は志摩さんがあしゅみーと温泉に入って本音を探る回かな。 あしゅみー側の想いはまだ何も直接語られてないから(考察のしがいはあるが)、次回は今回より大きく話が動きそうだ。 楽しみだな。

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今の状況をおさらい。 成幸、あしゅみーのことがとても好き。6年経った今も忘れられない。 あしゅみー、成幸にキスをした。6年前に成幸の想いを断っている。 これだけを見て、さああしゅみー編1話から読み返そう。味わいがめっちゃ変わるぞ。

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1話と2話のからかい量を改めて見ると、結構少ないんだよな。仕事の方に一生懸命で、成幸への熱意は控えめになってる。 「他愛もない話」の前までは。 変わらない成幸を見て、そこから先は氷解したのかな。そんな気がする。

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あしゅみー編3話の成幸の発言は、彼女を想ってのものだということが確定した。 「どういう意味」って、そういう意味だったんだよってことだよな。まあルートなのでそれはそうなんだけど。