まどほむ教の伝承

遠野九重@『役立たず』７巻、９月８日（金）発売！ @Six315

[まどほむ教の伝承]

遠野九重@『役立たず』７巻、９月８日（金）発売！ @Six315

鹿目まどかは赤いリボンをつけて外出した。最初は東の門から出た。途中で黄色いリボンを纏って人々のために戦う魔法少女を見て、まどかは言った。「わたしはあなたに憧れます」　黄色い魔法少女は涙を流し「もう何も怖くない」と呟いた。

遠野九重@『役立たず』７巻、９月８日（金）発売！ @Six315

この黄色い魔法少女は、頭を魔女に砕かれて死んだ。黄色い魔法少女を顧みるものは誰も居なかった。まどかの外出する気持ちは消え失せてしまった。

遠野九重@『役立たず』７巻、９月８日（金）発売！ @Six315

二度目の外出は南の門からで、途中で、全身から血を流しながら戦う青い魔法少女と出会った。「そんなことをしてもあなたのためにはならない」とまどかは言った。青い魔法少女は「だったらあんたが代わりに戦ってよ」と答えた。

遠野九重@『役立たず』７巻、９月８日（金）発売！ @Six315

まどかはこの青い魔法少女を知っていた。想い人の怪我を治すために魔法少女になったが、想い人は別の少女と恋仲になったのだ。まどかは居たたまれなくなり、外出する気持ちが消え失せてしまった。その背後で、青い魔法少女は魔女になった。まどかは走って家に帰った。

遠野九重@『役立たず』７巻、９月８日（金）発売！ @Six315

　三度目の外出は西の門からで、途中で、赤い魔法少女に出会った。「青い魔法少女、助けたくないかい」　まどかは頷いた。だが、２人は青い魔法少女を救えなかった。赤い魔法少女は、青い魔法少女と刺し違えるようにして息絶えた。まどかは外出する気持ちが消え失せてしまった。

遠野九重@『役立たず』７巻、９月８日（金）発売！ @Six315

最後の外出は北の門からで、途中で、紫の魔法少女に出会った。「あなたを私に守らせて。それがたった一つだけ最後に残った、道しるべ」　まどかはそのディープラブに耐えられず、外出する気持ちが消え失せてしまった。

遠野九重@『役立たず』７巻、９月８日（金）発売！ @Six315

帰宅したまどかは、インキュベーターと出会った。「インキュベーターと人類が、共に歩んできた歴史を見せてあげよう」そしてまどかは、過去に存在した魔法少女たちの悲惨な結末を目に焼き付けた。　そうしてまどかさまは、すっかり外出する気持ちを固め、ついに契約なさったのです。

遠野九重@『役立たず』７巻、９月８日（金）発売！ @Six315

おわかりの通り、釈迦の四門出遊のパクりですｗ