東京から路線バスで北へ向かう 第2部(仙台→札幌)
- yunyeungcha
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「イギリス海岸」というバス停を通過。北上川の川岸の風景を宮沢賢治が「まるでイギリスの海岸のよう」だと評したことで知られてますね pic.twitter.com/YqmAHcvJ7j
2020-09-09 13:48:06花巻駅の10倍ぐらいデカい東北新幹線の新花巻駅。周囲はポツポツ家があるほかは一面の畑、とりあえずバスターミナルには横付けするけど新幹線の利用者なんてほぼ乗り合わせないローカル路線では乗り降りも当然なし pic.twitter.com/sPHDYdO4bp
2020-09-09 13:56:57山間に入ると車窓にはりんご畑が連続する。岩手にりんごのイメージはあんまりないけど花巻にはその名も「賢治りんご」というブランドがあるらしい pic.twitter.com/JZDLeJYBrR
2020-09-09 14:09:19数年前まであったバスの営業所が廃止されてもはや面影もない大迫(おおはさま)バスターミナルに到着。大迫は寂しい山村のイメージだったけど盛岡と遠野・大船渡を結ぶ最短ルート上にあるからか想像よりだいぶ栄えてた、少し歩いて国道に出るとワイナリーと産直があったので車の客に混じってアイスで一服 pic.twitter.com/HbBTfMNXmT
2020-09-09 15:00:52第50ランナー 岩手県交通 大船渡盛岡線 盛岡バスターミナル行き 大迫バスターミナル15:27(3分遅れ)→盛岡駅前 三陸海岸の大船渡から延々100kmも下道を走って盛岡へ向かう今時珍しい都市間急行バス。高速バスタイプの車両で座席はリクライニングシートなので長時間の乗車でもゆっくりくつろげる pic.twitter.com/sRCisHzNhR
2020-09-09 15:30:54大迫から乗っても既に大船渡から2時間以上走ってきているので運賃表示機がものすごい番号まで埋まってる。すごい乗りごたえありそうなルートだし機会があれば全線乗ってみたいな pic.twitter.com/OkuQlGUUCr
2020-09-09 15:35:43のどかな山間部を20分ほどノンストップで走って盛岡市に入ると道沿いに家やお店が増えてくるけど急行便なので小さなバス停はほとんど通過していく。アナウンスでもこれから先の停車停留所は……と案内が流れた pic.twitter.com/G449m8wUQA
2020-09-09 15:54:58国道4号のバイパスを走って県庁所在地の盛岡へラストスパート。市内に入って運賃表は一番下段の54番まで埋まった、途中でもポツポツと客が乗ってきてるし乗り得なバスとして認知されてるのかもしれない pic.twitter.com/enh8dHJhJG
2020-09-09 16:11:43一関から9時間、ようやく県庁所在地の盛岡に到着 北東北の玄関口である盛岡駅前はちょうど高校生の下校の時間で賑やか、駅前のバスターミナルにも夕ラッシュを控えてひっきりなしにグリーンのバスがやってくる。そんな中2階にひっそりと佇むJRバスの切符売り場でこの後乗るバスのチケットを購入 pic.twitter.com/OtJFauVGiM
2020-09-09 16:45:12次のバスまでだいぶ時間もあるので市内を循環する100円バス「でんでんむし」で中心部まで往復してみることに 15分毎で走ってるし駅の出口を出て目の前に分かりやすい表示のバス停が設けられててなかなか便利、岩手のバスでは唯一Suicaも使える。唯一残念なのは17時前で運行が終わってしまうことか pic.twitter.com/HfuQAXwwiY
2020-09-09 16:50:31巴士博士(ともえさむらい・ひろし)各位より元東武車っぽいとの啓示を受けた。どっかのお下がりっぽいなとは思ったけど皆さんよく分かりますね……
2020-09-09 16:58:13とりあえず盛岡バスセンターで降りたけど想像とは違って建物があるわけでもなく広い駐車場みたいなところだった。すぐ戻ることにして駅前へ戻るバスを探していると県北バスの高速車が到着してしかも駅まで100円と書いてあったので即乗車、なんと乗り得 pic.twitter.com/xHxOZo4Fme
2020-09-09 17:11:50盛岡の一番大きな核は駅前でもバスセンター周辺でもなくその間の映画館通り・菜園界隈らしい。駅からこのあたりまで歩いてバスで戻ってくるのも面白そうだったな、次の宿題にしよう pic.twitter.com/jU0PnGR8ch
2020-09-09 17:21:09今日の目的地に着くのが夜9時で夕飯に困りそうだったので駅弁買っとこうと思ったけど改札外の駅弁屋は残念ながら休業中、仕方ないので駅ビルで美味しそうな生姜焼き弁当を購入した。何はともあれ飢え死にしたくはないので早めに駅に戻ってきてよかった pic.twitter.com/KlP9tIirKI
2020-09-09 17:51:53第51ランナー ジェイアールバス東北 平庭高原線(白樺号) 久慈駅行き 盛岡駅18:00→久慈駅 本日の最終走者は北上山地を突っ切って北三陸の久慈まで向かう都市間急行バス「白樺号」。終点久慈到着は20時45分、この後永遠に闇の中を進む試練の行程だけどラスト頑張ります pic.twitter.com/BUVL98UJUb
2020-09-09 18:02:09急行バスとはいえ盛岡から久慈までは100km以上あるのでバス停は81個もあるらしい。人なんてほとんど住んでない高原の夜の闇の中でこんなエグい路線を3時間弱も運転するのはいくらプロでも大変だろうなぁ pic.twitter.com/6Eb3rlvfK6
2020-09-09 18:17:25市街を抜ける道で渋滞にハマってるうちに日が暮れた。この盛岡〜久慈のルートは白樺林の続く高原地帯を走るらしくこここそ明るいうちに通りたかったけど、明日以降の接続を考えると今日は久慈に泊まる以外の選択肢がなかった pic.twitter.com/gank53uoEk
2020-09-09 18:21:37うっすらと影だけ見える八幡平を眺めていると滝沢市へ。盛岡北郊のベッドタウンとして発展し人口5万人を超える村となった滝沢村が町をすっ飛ばして市に昇格したところなので興味深いけど、こんな夜ではロードサイドの繁栄ぶりから街の活気をうかがい知るしかない pic.twitter.com/ygDA5CJdzD
2020-09-09 18:35:23今日は朝の7時に一関を出て夜の9時までバスに乗るわけですがこれだけ乗ってもまだ岩手県、岩手大陸の巨大さはバスで走るとよく分かる。面積ランキング2位は伊達じゃないですね
2020-09-09 18:48:3512分遅れでいわて沼宮内駅に到着、ここでようやく全体の3分の1ぐらい。新幹線からの乗り継ぎかスーツケースを抱えた人が1人乗り込んできて乗客は計4人 pic.twitter.com/7QVDCETbzy
2020-09-09 19:07:34久慈までのほぼ中間地点、真っ暗な道の駅くずまき高原で5分間のトイレ休憩。標高700mに位置していて気温は17度まで下がっているらしく半袖では肌寒くて逃げるように車内へ戻る pic.twitter.com/W8qsCOzNqr
2020-09-09 19:35:27盛岡から約2時間で葛巻に到着。北上山地を横断する沼宮内〜久慈の区間で唯一の町らしい町だけど乗り降りはなし、メインストリートの国道も暗く静まり返っていてパチンコ屋だけが眩しい pic.twitter.com/vqV4oohZOO
2020-09-09 20:01:12強烈なヘアピンカーブを曲がって標高を稼ぐと平庭高原でここからようやく久慈市。葛巻を過ぎると愛称の由来となった白樺林が延々と続くだけで人家はほとんどない、こんな人口稀薄地帯に1日5往復もの急行バスがあるのは信じられない気もするけど仮に高速とか並行してたらとっくに廃止されてるんだろうな pic.twitter.com/juCvro63pR
2020-09-09 20:18:26陸中山形を出ても車窓は変わらず真っ暗な密林。凄まじく交通量が少なくて10分近く走ってるけど1台も車とすれ違わない、なんか怖くなってきた pic.twitter.com/HollYgyzBf
2020-09-09 20:43:45盛岡から2時間55分で白樺号はやっと終着の久慈駅に到着。駅前のロータリーで3人の客を降ろすとバスは静まり返った街へと消えて行きました 一関から13時間半で進んだ距離は約200km、長い1日だったけどようやく休める。さすがに疲れ果てた pic.twitter.com/g48fsoalom
2020-09-09 21:25:48