うきちさんの妄想紙芝居「折紙姫 その2」(TIGER & BUNNY)

前日の折紙姫の続き。
0
うきち@2022 @ukiukiukichi

|ω`)<モウスグハジマルヨ

2011-07-14 21:21:19
うきち@2022 @ukiukiukichi

前回までのあらすじ。なんだかんだで折紙サイクロンメイン人魚姫的な何か。王子様は良男さんです。以上。

2011-07-14 21:23:16
うきち@2022 @ukiukiukichi

キース王子の城にほど近い入り江で折紙姫は小瓶の中身を飲み干しました。(う…ぐぁぁぁ!体がっ、体が焼けるように熱い…!まるで骨が溶けていようでござる…!)あまりの苦痛に折紙姫は気を失ってしまい…目が覚めたら!

2011-07-14 21:29:28
うきち@2022 @ukiukiukichi

体が縮んでしまっていた!

2011-07-14 21:29:51
うきち@2022 @ukiukiukichi

まぁ縮んでたのは冗談です。目が覚めたら体が縮んでいた!工藤新一が生きていると組織にばれたら以下略というのをパロってみたかっただけだよね。すまそん。まじめに続きをかきまっす。

2011-07-14 21:36:11
うきち@2022 @ukiukiukichi

@BlackSoybeanTea だから目が覚めたら(勝平さん声)と体が縮んでしまっていた(みなみさん声)とをわざわざ別でつぶやいたわけでww

2011-07-14 21:37:24
うきち@2022 @ukiukiukichi

目が覚めるとそこは見たこともない部屋の天井でした。驚いて飛び起きるとそこにはキース王子を助けた透き通る肌の少女が。「あの!」そう声をかけようとすると息が詰まったように何も発せられることはありませんでした。(そっか…もう声は出ない…)

2011-07-14 21:47:57
うきち@2022 @ukiukiukichi

聞きたい事やキース王子がどこにいるのか知りたかったのですが、あいにく少女はとても無口でした。(困ったなぁ…せめて質問してくれれば、ハイかイイエで堪えられるのに)

2011-07-14 21:49:47
うきち@2022 @ukiukiukichi

困り果てているとおもむろに少女は立ち上がり、部屋から出て行ってしまったのでした。(ますます困った。声が出せないってこれほど不便なんだなぁ)少し悲しく思いながらも新しく授かった二本の足を見て、複雑な思いに駆られるのでした。

2011-07-14 21:58:35
うきち@2022 @ukiukiukichi

少し不安な気持ちに駆られているとふいにノックの音が。「入ってもいいかい?そして失礼するよ!」キース王子が少女をつれて部屋にたずねてきたのです。

2011-07-14 22:01:07
うきち@2022 @ukiukiukichi

(ああ!あの人だ!)そう思ってあの海で出会ったことを伝えたかったのですが、あいにく何も話すことができません。途方に暮れているとキース王子が言いました。「声が…でないのかい?」折紙姫は悲しげな瞳で頷きます。

2011-07-14 22:05:12
うきち@2022 @ukiukiukichi

「そうか・・・それは苦労をしただろうね。君はこの城の前の入り江で倒れていたところを彼女、シスというのだけれど、に見つけられてね。大事に至らなくてよかった、よかった本当に!」

2011-07-14 22:10:02
うきち@2022 @ukiukiukichi

「私もね、嵐の日に船から投げ出され、漂着したのを見つけてもらったのだよ!仲間だね、そして九死に一生を得た!すばらしい!」キース王子はそう言ってやさしく微笑み、「だから声などでなくとも命あることを喜び、そして生きよう!」

2011-07-14 22:13:12
うきち@2022 @ukiukiukichi

折紙姫は一瞬とても悲しそうな顔をしたように見えました。しかし、次にもう一度見ると幸せそうな笑顔でわらっていたのです。シスは思いました。(わからない)

2011-07-14 22:15:09
うきち@2022 @ukiukiukichi

折紙姫はキース王子が自分を助けたのがシスで命の恩人だと思っているのが少し悲しかったのですが、(だって、僕が、たった一人命がけでたすけた唯一の・・・)王子は親切にしてくれますし、シスもとても優しかったので、少しずつ打ち解けていきました。

2011-07-14 22:21:13
うきち@2022 @ukiukiukichi

王子と過ごす人間としての日々はとても楽しかったのですが、慣れない足は歩くたびに痛み、跳ねるたびにナイフで刺されるようでした。しかし折紙姫はそんなそぶりを見せず、楽しげに踊って見せるのです。

2011-07-14 22:27:06
うきち@2022 @ukiukiukichi

話すことのできない折紙姫は踊ることで思いを伝えました。王子との出会い、そして愛する気持ち、ずっとそばにいたくて声も家族もすべてすてたこと。持てる思いを舞いに込めます。(どうか神様僕の気持ちを)

2011-07-14 22:28:44
うきち@2022 @ukiukiukichi

「とても素晴らしい舞いだった、素晴らしいとても。熱い思いが込められているようだ。堪能したよ!」王子はとても喜んでくれました。しかし新真意までは伝わらず、折紙姫はまた少し悲しい笑みを浮かべたのでした。(わから・・・ない)

2011-07-14 22:31:27
うきち@2022 @ukiukiukichi

そんな折紙姫をシスだけが見ていました。しかし、シスもまた思いを伝えるすべを持ちませんでした。「大丈夫?どうしたの?」そんな単純な言葉すら誰も教えてくれぬ環境にシスはいたのです。

2011-07-14 22:32:54
うきち@2022 @ukiukiukichi

シスには感情がありませんでした。気持ち、が何なのかわかりませんでした。自分がなぜここにいるかも、どうして王子を見つけたのかもわかりませんでしたが、王子はとてもシスにやさしくしてくれたのです。

2011-07-14 22:45:25
うきち@2022 @ukiukiukichi

そうしてシスは知りました。感情を。まだ感情を表すことはできませんが、感情を読み取ることができるようになったのです。(笑顔、はうれしい。じゃあさっきの折紙さんの顔は・・・なぜ?)

2011-07-14 22:47:01
うきち@2022 @ukiukiukichi

と、いうわけで今日はここまで。なぜなら眠いそして眠いからだ!

2011-07-14 22:47:21
うきち@2022 @ukiukiukichi

予想以上の長編になって自分が一番困惑している(`・ω・´)キリッ 

2011-07-14 22:50:12