松山と伊丹十三

マルチタレントと和菓子の意外な接点
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カルヴァドス @cornelius0321

私は幼稚園から高校卒業まで、愛媛県の松山市で暮らしていた。松山名産の和菓子として知られているのが「一六タルト」だ。http://www.itm-gr.co.jp/ichiroku/

2011-04-30 05:01:34
カルヴァドス @cornelius0321

タルトはカステラに餡を巻いたロールケーキである。一六タルトは洋菓子なども手掛け、大手百貨店でも販売しているので知名度はある。

2011-04-30 05:01:27
カルヴァドス @cornelius0321

松山にはもう一つタルトを製造している「六時屋」という店もあり、こちらは松山市を中心に店舗を展開している。http://www.rokujiya.co.jp/一六の餡が柚子風味であるのに対して六時屋は餡本来の味であるので、どちらが好きかは人それぞれだ。

2011-04-30 05:00:31
カルヴァドス @cornelius0321

この一六と六時屋、名前も似ているが、どちらも本店が「勝山町」という所にある。私が子供のころに住んでいた町のすぐ近くだ。しかも、六時屋の隣には「七時屋」という個人でやっている和菓子屋まであった。

2011-04-30 05:00:22
カルヴァドス @cornelius0321

そして勝山町にはもう一つ、松山の菓子として地元の人に知られている「労研饅頭(ろうけんまんとう)」の本店もある。蒸しパンに近い菓子で、私はココア味が好きだった。http://home.e-catv.ne.jp/takeuchi/

2011-04-30 05:00:13
カルヴァドス @cornelius0321

私の小中学校の同級生で、よく一緒に遊んだ友達がこの「労研饅頭」の家の子だった。 というわけで勝山町は「菓子ストリート」なのである。

2011-04-30 05:00:03
カルヴァドス @cornelius0321

そして昔、一六タルトのCMに出ていたのが伊丹十三である。http://www.youtube.com/watch?v=CZsGW31Oggg 今では使う人も少なくなった松山の方言が聞ける。

2011-04-30 04:59:55
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カルヴァドス @cornelius0321

晩年は映画監督として有名になったが、もともと伊丹十三は俳優で、作家としても活躍していた。マルチタレントである。

2011-04-30 04:59:46
カルヴァドス @cornelius0321

第一回作品は「お葬式」だが、当初伊丹は脚本だけを書き、監督を市川崑に依頼したが、市川さんから「君自身が監督をしたほうがいい」とアドバイスされ、これ以後、一連の「伊丹映画」がヒットを連発する。

2011-04-30 04:59:18
カルヴァドス @cornelius0321

市川崑の映画は日本家屋などのセットに非常に力を入れる。実際に人が住めるほどの作り方だそうだ。市川作品で使われた台所のセットがあまりにも素晴らしいので、伊丹十三はそのセットをそのまま自宅に移築して使っていたそうだ。<この話題終わり>

2011-04-30 04:59:10