『柚木麻子氏のあるある話』

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水回りを掃除しても、幸せはやってこない。

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トイレに神様はいない。

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過去の失恋体験を語っても、異性の心はおとせない。

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カラオケで奥田民生を歌う男はプライドが高い。

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ヴィレッジヴァンガードで売っているお菓子は東急ストアでも売っている。

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「美人の方が性格がいい」と力説する人は、美しくも善良でもおもしろくもない。

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おくてな男性なんてものは、モテない女の生み出した幻想……というきつすぎる法則を描ききった南綾子の「ばばあのば」はこちら→チャリティ電子書籍『文芸あねもね』は http://t.co/DKa2l5O で発売中です！ お値段は380円、売上は全額義捐金として寄付します。

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料理がうまいかどうかより、男に料理をふるまう状況を作り出す能力のほうがはるかに重要だ。

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過去の不倫話を繰り返して聞かせる人は、その相手が「二人目」だったことが意外と多い。

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「キャラ」という言葉を連発する人ほど、キャラが立っていない。

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「人の目なんて気にしても仕方ないじゃん！　どうして自分らしさを殺して周りに合わせるの？」とかつっかかかってくる人ほど、笑うと怒る。

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やたら人のことを褒めたがる人のことは、一刻も早く褒めてあげよう。

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「この人、褒められたことなさそう」という人を見つけると、ついおべっかを使ってしまう気弱なヒロインの友情を、山内マリコが描いたのはこちら→チャリティ電子書籍『文芸あねもね』は http://t.co/DKa2l5O で発売中です！ お値段は380円、売上は全額義捐金として寄付します

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LUSHで買い物してしまう女性の多くは、押しに弱い。

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無印良品は、時に高級品がまじっている。

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三軒茶屋駅地下から出てくるとき、風の向きによってはもうLUSHのかおりがする。

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自由が丘のLUSHの半径三十メートルはLUSHの香りがする。

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「大森南朋好き！」と口に出さなくても、大森南朋に抱かれたい女は、いまものすごく多い。

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同じモーニング連載だけど、「きのう何食べた？」を楽しみにしている人は「クッキングパパ」を素通りすることが多いが、「クッキングパパ」のファンは「きのう何食べた？」も楽しみにしている。

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「クッキングパパ」で、作者うえやまとちが愛しているのは、夢子さんでも虹子さんでもさなえちゃんでもなく、えっちゃんである。

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「クッキングパパ」には時々壮絶なレシピが掲載されているけれど、ファンはそれさえ楽しみにしている。

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「きのう何食べた？」のファンは作中のレシピを作ってみることが多いけど、「クッキングパパ」のファンの多くは荒岩レシピに挑戦をしない。ただ、楽しむだけである。

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「クッキングパパ」における明太子の気前のよい使い方は、関東の人間にとって永遠のあこがれである。

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真にカルディを使いこなせる人間は、語学が堪能である。

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「ソニープラザ」で見たお菓子は、「カルディ」で安く売っていることが多い。