トンチキ御伽噺パロディとうけんらんぶ

トンチキ御伽噺パロです。元ネタは日本の妖怪と言いたかったんだが色々あります。ノリは日本霊異記。ハッピーエンド。あと性別が曖昧。
1

前提の話

ルピア @rupia_tk

私の心が色々あって死んだので願望をお伽噺パロに詰め込んで箱庭セラピーしてるのほっといてほしい。生前の恋心を否定されない動く死体とか、いくら人間が好きで美しくても本質が人間が相容れないとか、叶わない恋心によって鬼になるとか、殺し愛とか、救えないものこそ救わないととか……。

2021-01-30 23:58:28
ルピア @rupia_tk

俺バースなので魂のない身体の生前の恋心は報われるし、救われないような罪を持つ鴉もそれなりの救いを得るし、人と相容れない怪物は良い落とし処を見付けるし、叶わないはずの恋心は人を辞めることと引き換えに叶うよ。俺バースだからな。混沌悪世界なので……。

2021-01-31 00:10:57
ルピア @rupia_tk

最初はみかちーは狐だったけど止めて差し替えた。美しいし人を殺さない悪意ない害悪、をやるには寄生植物の方が合う。2016俺と変わってないの兄者だけやんか。まぁ発端だからな。兄者に橋姫やらせてーという。ちょぎは完全に勢いで決めたらハマった。

2021-01-24 05:11:16
ルピア @rupia_tk

魂のない身体。寄生植物の霊。嫉妬と愛の鬼。死肉漁りの白カラス。全部「本来なら絶対にそうならない皮肉」の役当てですよ。皮肉で役振ってるから似合わない言動するけどそれは本来の在り方への皮肉なので。

2021-01-24 04:52:23

死肉喰いの白鴉と竜変化の男:くりつる編

ルピア @rupia_tk

あと自分の持ちカプでお伽噺パロディしてないのくりつるだけなんだが今の自分が考えるとバッドにしかならないので放置してるのが現状。他よりちょっと時代が下るし、倫理もなけりゃあ道理もねえ、ただ摂理しかない話になる。つるまるが死肉食いのアルビノ鴉なので(何故素直に鶴にしなかった!?)

2021-01-24 03:56:58
ルピア @rupia_tk

何故素直に鶴にしなかったのか、考えて考えて「驚きが無いし相容れなさそうな人外ここでぶっこんどこう」ってオモロが勝った。死肉漁りはそらまぁカラスだからな。あとはヴァルキュリアの皮肉。戦士の魂漁るのと死肉漁るのと変わらんよって。そんな人外は雪の下に埋めましょうね。

2021-01-24 04:01:59
ルピア @rupia_tk

あと珍しく(珍しく)攻めの方も人外にします。ぶちギレると竜に変性するやつ。先祖の呪いであって祝福ではないそうな。まぁ恋した相手を焼き殺す竜なので呪いです。呪い持ちに軽い気持ちで死肉漁りの白鴉がちょっかいかけて焼き鳥にされかける話なのかこれは。焼き鳥言うなや。

2021-01-24 04:06:51
ルピア @rupia_tk

最終的につるまるが雪の下に埋められてわからされるのだけは決まっている。「お前が知るほど死は温くもなければ柔くもない」を身体に叩き込むよ。結果雪埋め。死ぬほど冷たいし硬いんだが……となる馬鹿。そらそうよ。そして雪では死肉は腐らないのだなぁ。

2021-01-24 04:42:03
ルピア @rupia_tk

くりからは目の前の白い鳥が鴉なのをわかってるので死肉漁りすること自体は何も思わないし言わない。けど死や愛を愚弄されると呪いもあいまって竜に変性して相手を焼き殺す。そんな感じ。だから雪の下に埋めたのは慈悲なんだよな。焼け死ぬより前に雪が先に解けるので。

2021-01-24 04:45:08
ルピア @rupia_tk

死肉食いの白鴉である鶴丸がかつて犯した「救われない罪」とはかつて愛した人間の魂を食ってしまったこと。死肉食いなのは鴉の罪ではないが、鴉の分際で魂に手を出したので鶴丸は罰として永遠に救われないまま排斥のアルビノとして彷徨うことになった。愛したから食べたら罰を受けた。

2021-01-31 00:16:54
ルピア @rupia_tk

くりからの竜変化はかつて恋と憎悪《だけ》で竜に変じた姫の血を引くことでその性質を継いでいる。本人の認識は呪いなんだが。烈火のごとく怒ったら周囲が灰塵に帰すので。そのために好んで雪深い地に住んでいる。愛で身を滅ぼした鶴丸にはめちゃくちゃ思う所しかないので呪いを解いてやりたい。

2021-01-31 00:25:53
ルピア @rupia_tk

くりからは鶴丸に掛けられた罰が自分の「呪い」と同根(深すぎる愛による罰)だなということには一目で気付く。その両目は竜の眼に変質しているので。だから自分の呪いと鶴丸の罰のどちらか択一だったら鶴丸の罰を解いてやりたいと思っているし、実際そうした。その愛が自分を焼いても。

2021-01-31 00:34:56
ルピア @rupia_tk

鶴丸は罰を受けてから開き直って悪辣に死肉食いの鴉なことを隠さなくなったし受ける排斥も全て「罰だからな」で済ませてしまうようになった。それなのにこんな自分を愛した馬鹿がまた出てしまった挙げ句にまた失いそうになった、しかも今度は死体すら残らないような炎が上がっている。

2021-01-31 00:39:55
ルピア @rupia_tk

魂食いの《権能》がある鴉、それは本来は異国の神の使徒で、死者を選定し神の戦士を迎え入れる役だった。それが異国に流れ着いて凋落した結果死肉食いの鴉になっただけで。だから本来はこんな炎くらいどうとでもなる。でも今は罰を受けて無理な身で、それでもと炎の中で手を掴むんだよ。

2021-01-31 00:45:15
ルピア @rupia_tk

焼けるように熱くても、愛が浄火を巻き起こして自分の罪を罰ごと焼こうとしているなら。それで救い主が死ぬのは嘘だろう、と。そう強く願って手を掴んだ瞬間、本来は自分のものではない氷雪が炎を包んで鎮火していく。それは主神が使徒に最後にくれた奇跡だった。

2021-01-31 00:50:52
ルピア @rupia_tk

まぁ要するに、死肉食いの鴉が竜を見つけて軽い気持ちでからかったら氷雪に埋められて死の価値と愛を知るのが第一段階で、自分ごと罪を焼こうとした竜を鴉が氷雪で救うのが第二段階です。こういうのはお互いに救われないとダメだからね!

2021-01-31 00:55:07
ルピア @rupia_tk

結果的に鶴丸の罪は竜の浄火によって罰ごと焼けて永遠に彷徨う罰はなくなり、竜の方もそれ以降喉が氷ついたかのように炎を吐くことはなくなった。ハッピーエンド!元ネタが清姫とワルキューレとフライングダッチマンになったがもういいや!

2021-01-31 00:59:40
ルピア @rupia_tk

でも鶴丸で「凋落したワルキューレ」はやりたかったんだよ!皮肉だから!フライングダッチマンが何故か混ざったけどしゃーないね。くりからはもうこれしかないじゃん(なぜ?)

2021-01-31 01:04:45
ルピア @rupia_tk

ついに片方人間にするというルールを破ったが、人間を愛した結果墓の下に行って墓の下から掘り出された鶴丸が人間に救えたら苦労しねえんだよ!というわけで大倶利伽羅には犠牲になってもらったよな。竜繋がりで清姫になってもらったが流石に本人ではないことにした。

2021-01-31 01:20:36
ルピア @rupia_tk

大倶利伽羅は絶対目の前で罰としての永遠に身を削り排斥に身を削っても全部あきらめてる鶴丸を許せねえもんな!お前の愛は間違ってなんていなかったと伝えられるのは大倶利伽羅だけだよ。凋落前の鶴丸の本質(死神)を見抜いてたので、魂食いが愛なのも見抜いてた。氷雪は本来の鶴丸の能力じゃないよ。

2021-01-31 01:27:04
ルピア @rupia_tk

氷雪は本来の鶴丸の能力じゃなかったが、氷雪に埋められて愛を得た結果発現した神の使徒としての「奇跡」。その後は絶対に使えない。氷雪が愛の形だとこの鶴丸は知ってるからね。火炎すら凍り付かせる氷雪は竜が焼けるのを止めたのだ。愛の形は火焔であり氷雪であるので。

2021-01-31 01:32:00
ルピア @rupia_tk

Q.結局大倶利伽羅と鶴丸の呪いはどうなったの? A.大倶利伽羅は竜に変化しても炎を吐くことはなくなり、鶴丸は永遠と排斥の罰がなくなったので一つ所に排斥されず定住できるようになった。ついでに本来の姿も思い出したので死肉食いの鴉でもなくなり、大倶利伽羅が死んだときは魂を自分が連れていく。

2021-01-31 01:37:05
ルピア @rupia_tk

あと、多分性別変わってるんじゃないかなこの鶴丸……元ネタがワルキューレなので……

2021-01-31 01:40:22
1 ・・ 6 次へ